2023/12/3 (日) 14:48 KO
第34節
入場者数: 18,475人
天候: 晴|気温: 9.1℃|湿度: 50%
土壇場でドラマ。名古屋がPKでの得点で引き分けに持ち込む
名古屋グランパス
監督
今季、途中から尻すぼみをしたというのは申し訳なかったなと。自分自身、まだまだ勝ち切れるようにやらないとダメだなと思いました。もっと、もがきながらチャレンジしても良かったなと思いましたが、チャレンジした結果、最後はぐるっと回って落ち着くところに落ち着いたという部分もありますし、もうちょっと早く、いろいろな意味で戦い方がまとまれば、もっと違う形にできた可能性もあったので、こういう反省を来季に生かさなければいけないと思っています。 今日のゲームに関しては、前半は向こうに少しペースを握られたと思いますが、前半の途中ぐらいから徐々に落ち着いてきて、特に森島(司)がボールを触り出してから、だいぶゲームが落ち着きました。森島がやっとチームにフィットしてきて、彼が中心にという部分が今日は出たのではないかなと思っています。何回かチャンスも作ることができて、後半、一進一退の中でカウンターで失点をしましたが、ああいうのが今季のもったいない失点の1つだと思います。ただ、そのあとに出た選手がよく試合を盛り返してくれました。多くのサポーターが最終戦、長良川に詰めかけてくれた力というのが当然ありましたし、選手もここで負けられないという気持ちが最後のPKのシーンになったと思っています。 --今日の試合の中での狙いは?もちろん、現状ではキャスパー(ユンカー)と永井(謙佑)をどう生かすのかというところ。司が右のシャドーで出て、非常に良いアクセントでこの2試合(前々節・湘南戦、前節・神戸戦)やれていたので、それを前半からやらせたいと。ボランチのところは、稲垣(祥)が出場停止ということで内田(宅哉)にしましたが、森島を起点にしながら、2トップをうまく生かしたいという狙いがありました。
柏レイソル
監督
リーグ最終戦ということで、しっかり勝点3を取って、自分たちの手で残留を決めること、勝点3を取れば順位が上がる可能性があるということでゲームに入りました。選手も自分たちが今週準備してきたものを出しつつ、アグレッシブにやってくれたと思っています。粘り強くきっ抗したゲームだったと思いますが、そういう中で先制点を奪うことができ、そのまま勝ち切ることができれば一番理想のゲームではありました。ただ、今季はなかなか勝ち切れない中で、また同じような形で、アンラッキーではありますが、PKを取られてしまいました。最後、引き分けに終わってしまったことは残念ですが、しっかり勝点1を積み重ねて、まずは残留という結果を自分たちの手でつかんだことは、選手が苦しい中でも頑張ってきた結果だと思っています。結果的には悔しい順位ではありますが、われわれにはもう1試合、天皇杯(決勝・川崎F戦)が残っているので、そのゲームに必ずつなげたいです。決勝には出られない選手もいますが、しっかり勝って終わりたいと思います。 --今日の試合で見えた、天皇杯決勝につながりそうな収穫は?もちろん(今日とは)対戦相手も違いますし、サッカーも違うスタイルで戦ってきます。名古屋さんはしっかりとした守備からの速攻、前に強烈な選手がそろっていましたし、そういったサッカーが中心だったと思います。川崎Fさんは自分たちでボールをしっかり支配しながら、というサッカーになると思いますが、われわれはゾーンディフェンスで守備をしているので、ゾーンの強度やラインコントロール等も含め、いかにコンパクトに守れるかというところでは、今日の試合で非常にしっかりできていた部分があります。フロンターレさん相手でも、そこを自分たちが実践できれば、十分に戦えるのではないかと思っています。
柏レイソル
前半から僕らの持ち味も出せていましたし、ゲームプランどおり進められていました。もちろん厳しい時間はありましたが、先制して勝って順位をひっくり返せれば良かった。ただ、最後(天皇杯決勝で)川崎Fに勝てれば、今年1年が報われると思うので、なんとしても勝ちたいです。 ああいうところ(終盤)で5バックにして、サイドの選手を増やしましたが、(PK献上の直前に)クロスを上げられてしまったことに目を向けないといけません。クロスを上げさせないとか、そういうことができないとスキを見せることになるので、ラストは笑って終われるように詰めていきたいと思います。 --天皇杯決勝に向けて。この戦い方をやれれば崩れないし、後ろが頑張っていれば、(マテウス)サヴィオと(細谷)真大を中心に点を取ってくれる。要所で僕らも飛び出していくし、その戦い方をJ1で1年間やってきた自信があるので、その自信を持って挑めればと思います。
名古屋グランパス
DF 3
丸山 祐市
1点取られたし、引き分けだったという部分では、まだまだ個人の問題ではないかもしれないですけど、やっぱり1人では勝ち切れないなと。もうちょっと実力不足というか、そういったものがあるので、自分自身としてまだまだ成長できる余地があるのかなと。 --組織として考えていたことは?(失点)ゼロに抑えて勝ち切るところ。そういった部分はダメだったなと思いますし、まあなんとか(前田)直輝が素晴らしいヘディングで相手の手に当ててくれたので、そういった意味では最後に、神様がしっかりと僕を送り出してくれたのかなと思います。 --時間が経つとともに自分らしさが出ていたと思うが。素直に勝ちたい、まずは1点を取りたいと。1点取ったあとも逆転を目指したので、守備に重きを置きつつもチャンスになればとやっていました。 --あらためて、名古屋で最後の試合だったが。本当に実感は湧いていないし、明日解散式が終わってから「もう戻れないんだな」って、記事を読んで「終わったんだ」という実感が湧くのかなと思います。 --最後はキャプテンマークを巻いたが。ヨネ(米本 拓司)が試合前から、「自分が交代したら渡す」と言っていたので、受け取るしかなかったのですが、受け取らせてもらって、本当に良い思い出になりました。左手が圧迫されている感じはありましたけど(笑)。それが攻撃に転ずる、責任感も持つような選択になったと思います。
FW 77
キャスパー ユンカー
--PKを蹴ったときの心境は?しっかりシュートを打つこと、ミートすることを心がけていました。前回、PKを蹴って止められているので、悪いキックではなかったのですが、完全なベストなキックではなかったし、GKの反応も良かったので、その反省を踏まえてしっかり強いボールを蹴ろうと意識をしました。 --前回の失敗でネガティブにならなかったのか?別にネガティブな感情はなかったです。試合も違いますし、GKも違いますから。もうただ、チームのために必要な1点を取る、そのことに集中していました。 --90分を通して柏に主導権を握られる時間も多かったが?柏のほうがボールを握っている時間は多かったですけど、どちらかというと自分たちのほうがより危険なシーンを作り出せていたので、そういった機会をより作ろうと思っていました。特にこの試合は森島(司)選手が非常に良いパフォーマンスをしていたので、相手に支配された時間があったかもしれないですけど、ポジティブな面も多かったと思います。