攻撃面で収穫を得るも……C大阪は二度のリードを守り切れず
FC東京
MF 71
セレッソ大阪
監督
開幕戦を勝利で終えたかったですが、今季われわれが目指すサッカー、スタイルを攻守に存分に表現することはできたと思います。アグレッシブに前からボールを奪いにいく守備、常に怖いサッカー、ゴールを目指すサッカー、ボールを握りながら前進していくプレー。その使い分けを含め、良かったシーンもたくさんありました。 ただ、先ほど選手たちとも共有したのですが、こういう試合を勝ち切れるチームにならないといけない。先制したあと、もう1点取れるチーム、2点目を取ったあとに突き放せるチームに全員で成長していこうという話をしました。開幕戦、ポジティブな面がたくさんあったゲームだったとは思っています。 --率直に勝点1の受け止めは?勝点1という結果を考えると、悔しいゲームです。ただ内容を振り返ると、狙いを持って、攻守に表現してくれたシーンがたくさん出ましたので、選手たちに感謝しています。 --昨季終盤の課題を踏まえ、キャンプから積み上げてきた攻撃では収穫が多かった一方、主導権を握る時間が長かった中、ピンチになりそうにない雰囲気で失点を重ねた守備は課題もあったと思います。そうした部分がもったいない結果につながったと思うが、失点の分析について。先ほどの質問でもお答えしたとおり、内容面で評価しているところは、昨年の課題であった攻撃のところで準備してきたことを選手たちがたくさん表現してくれたことです。その点では満足しています。リスタート、昨年の課題だった中央を割っていくシーンも多く出せました。リスタートはキャンプから得点を重ねていることもうれしいです。 ただ、ご指摘の通り、キャンプから自分たちのペースで試合が進んでいても、1失点目のようにスローインからやられてしまったり、カウンターからやられてしまったり、そこは今後の私たちの課題です。攻撃と守備は常に表裏一体ですが、攻撃の比重が重くなれば、そういった傾向になることもあると思います。攻撃はクオリティーを高めていきながら、守備ではスキを見せない。そういうしたたかなチームになっていきたいです。 --新戦力が良い部分を見せたと思うが、彼らの評価は?新加入の選手もそれぞれの強みを最大限に発揮してくれたと思います。昨季までのベースに幅を広げて、さらに上積みできる部分を攻守に出せたと思います。練習を重ねて一試合一試合積み重ねることで、さらにお互いの良さを引き出せると思っています。課題も含めてハッキリしたゲームですので、今後が明るいセレッソをお見せできたと思いますし、これからさらに良くしていきたいです。
FC東京
監督
すごく良いフットボールの戦いでした。セレッソさんは非常に良いチームで、対戦相手のこともリスペクトしています。アウェイでタフな戦いでした。自分たちの部分で言いますと、2回リードされながら追いつき、あきらめずに戦っていく姿勢を出せたと思います。選手たちはすべてを出し切ってくれました。決勝点を取りに最後まで戦ってくれました。そういったパフォーマンスを出してくれた選手たち、必死に戦ってくれた選手たちを誇りに思います。勝点1を持ち帰り、自分たちが出したパフォーマンスを持ち帰り、自分たちのフットボールを継続して作っていきたいと思います。 --2得点の荒木 遼太郎選手、先発をつかんだ土肥 幹太選手の評価について。チームに貢献して、戦ってくれました。タロウ(荒木)はタレント性がある、これからのポテンシャルのある選手です。いまはフットボールを楽しんでいるように見えます。ボールを持ったときは危険ですし、持っていないときも必死で戦ってくれました。ここ数週間でやってきたハードワークがこの2点につながったと思うので、誇りに思います。継続してもっと良くなっていくと思います。 幹太も良いパフォーマンスを出してくれたと思います。アウェイでタフな環境で、対戦しづらい相手だったと思います。セレッソさんの攻撃で自分たちも試される部分もありましたが、その中で強く戦ってくれました。2人ともポテンシャルがあり、このまま継続して伸ばしていきたいですし、全選手を伸ばしていければと思います。 --昨季はリードを奪われると下を向く傾向もあったが、二度リードされても前を向いて戦った選手たちの評価について。タフな試合の中、われわれにとっては試練の時間帯もありました。セレッソさんが流れをうまくつかんだ時間帯もあったと思います。その中でも強いメンタリティーを見せられたと思いますし、魂を持って戦ってくれたと思っています。選手たちがハードワークして、周りを信じて戦ってくれました。厳しい戦いの中で勝点1を奪えたので、次に向けて準備したいと思います。
--1点目について。(ボールが)来たらいいなと思って走っていたら来たので、合わせるだけでした。ボールが来たら触ろうと思っていました。 --2点目のシーンを振り返ると?ジャジャ(シルバ)と似たような形が少し前にあって、ジャジャがシュートを打ったのですが、(そのときに)要求したら次は出してくれました。前でディエゴ(オリヴェイラ)が少し触ったのですが、合わせるだけでした。コースというよりゴールに向かっていくシュートを打ちました。 --守備面での気迫も見られたが?そうですね。でも特に普段と変わらない気持ちで入りました。試合によって気持ちは変えません。常に同じ気持ちでやっています。 --覚悟の移籍で開幕戦から2得点という結果を残したことについて。やっとこれで東京のサポーターに示せたというか、受け入れてくれるのかなと感じました。
セレッソ大阪
MF 10
田中 駿汰
--CKから決めた得点場面を振り返ると?(FC東京が)ゾーンディフェンスだったので、自由に入ることができて、ニアのスポットは狙っていました。ルーカス(フェルナンデス)が良いボールをくれたので、ルーカスに感謝です。 --ルーカス フェルナンデス選手は札幌時代からのチームメートだが、常にコミュニケーションはとっている?特別そこまでコミュニケーションをとっているわけではないですが、ルーカスのボールの球質や軌道は分かっています。上から少し落ちてくる感じなので、相手は触るのが難しいですし、そこに自分が入れたので良かったです。 --決めた瞬間の率直な思いは?めちゃくちゃうれしかったですね。でも第1号を狙っていました(笑)。それはカピ(カピシャーバ)でしたが、得点は狙っていたので取ることができて良かったです。 --勝利につながるゴールになれば良かった?そうですね。そこまでピンチが多かったわけではなかったので、そう考えると今日の試合はもったいなかった。上を目指すには、こういう試合を勝点3につなげていかないといけない。でも良かったところも多かったので、そこは継続しながらやっていきたいです。
FW 77
ルーカス フェルナンデス
--C大阪のデビュー戦で素晴らしいプレーを見せたと思うが?デビュー戦としてはチームとしても良かったと思うし、自分も良いプレーができたと思います。正直勝てた試合だったと思うので、そこは悔しさもあります。ただ前を向いて、これからもっと良くなっていくと思います。 --1点目にもつながったが、右サイドで縦関係を組んだ毎熊 晟矢選手とのコンビも良かったのでは?マイク(毎熊)は最高の選手です。彼のようなレベルの高い選手とやることはプレーしやすいです。これが公式戦としては1試合目なので、これから試合を重ねるごとに、もっとお互いを理解していけると思います。2人の連係が良くなれば、もっともっとチームに貢献できるようになると、今日やってみて思いました。 --札幌時代のチームメート、田中 駿汰選手の得点をアシストしたが?CKを駿汰の頭に合わせられたこと、彼がしっかり決めてくれたことはうれしいです。練習もしてきたので、それが結果につながったと思います。