2024/2/25 (日) 14:04 KO
第1節
入場者数: 53,026人
天候: 雨|気温: 5.6℃|湿度: 58%
スコアは31年前の再現に。横浜FMが劇的な逆転勝利
東京ヴェルディ
監督
勝たせられなかったのは私の責任だというふうに思います。いま持てる力を選手は出してくれたと思う。ゲームの内容からしても、シュートの本数からしても、オンターゲットの数からしても、今日勝たせられなかった一番は自分の采配、2つ目は決定力ですね。やはり2点目を決められなければ、痛い目に遭うということをわれわれは今日の試合で学ばなければならない。 --試合内容をどう振り返るか。多少の横浜FM対策はしたけれど、われわれが何か特別な布陣を敷いたというわけではなくて、昨季やってきたことをブラッシュアップするというチーム作りの中で、選手がそこに向かっていく準備をしてくれたので、ここまでやってきたことをしっかり出してくれたと思います。 だからこそ、ある程度出せた手ごたえがあった中で勝点がゼロというのは、やはりJ1の厳しさを痛感していますし、内容が悪くない中で勝点が取れない試合が続くと自信の喪失にもなってくる。私はそういう経験もしている。「内容が悪くなかった」という一言でまとめたくはないです。必ず逆転されたことに原因はある。われわれに足りなかったものがあって、それをしっかり突き詰める1週間にしたいと思います。 --今後、どのような試合を展開していきたいか。繰り返しになるかもしれないけれど、このチームは非常に若いチームなので、成長というのがキーワードになる。今日の試合で何を学ぶかだと思います。今日見せたサッカーを第2節にはさらにブラッシュアップしていく。第3節にはもっと強いチームになっていくことが大事だと思うので、今日見せたものを継続しながら、課題を克服していくというのを見せるリーグになるのかなと思う。 そのキックオフだった今日の試合は、われわれは「よくやった」と言われるために試合をやっているわけではない。勝点3を取るためにやっているので、応援に来てくれるお客さんに対して、サポーターに対して、本当に申し訳なかったと思います。われわれも悔しいですが、おそらくヴェルディのサポーターも「よくやった」というものを見に来ているわけではないと思います。この悔しさを共有して、次にぶつけたい。 その1試合の積み重ねの38試合が結果になると思うので、今日の試合がどうというわけではなく、われわれの成長を見せたいと強く思う試合でした。
横浜F・マリノス
監督
何から喋ればいいのでしょうか(笑)。開幕カードが注目される“ナショナルダービー”でした。相手は昇格してきたチーム。簡単な試合にはならないと思っていましたが、それが現実となりました。この悪天候もあり、自分たちのサッカーを見せることができませんでしたし、正直ベストの状態でもありませんでした。ただ4日前に別のコンペティションで120分間の試合をし、コンディションが難しい中、選手たちは最後の最後まであきらめない素晴らしい姿勢を持って戦いました。思い描いていた内容ではありませんが、彼らのあきらめない姿勢には感銘を受けています。それが結果につながったと思います。 --前半途中にシステムを変更し、後半の早い段階から交代カードを切り、トップ下にエウベル選手を配置するなど、ハリー キューウェル監督のカラーが随所に出ました。どのような考えの下、采配を振るったのでしょうか。正直、秘密にしておきたいです(笑)。東京Vは素晴らしいチームでした。正直オープニングゲームで力が入り、相手はホームという状況下、コンパクトかつアグレッシブさもありました。前半は自分たちが難しい状況にしてしまった。練習でやっていないことをやってもうまくいきません。前半は少しの変化を加えましたが、大きく変わったとは思いません。 後半、交代した選手が違いを見せてくれました。彼らにはチームの底上げを求めています。ヤン マテウス、宮市(亮)が入ったことで前に向かう姿勢がより出て、チャンスも前半より多く作りました。自分たちがやるべきことをやり、結果がついてきていました。 --先日のACLで退場した松原 健選手が決勝ゴールを決めました。彼の評価をお願いします。1人の選手だけのことを長く話すつもりはありません。自分はチーム全体を見ていますし、1人だけを見ていません。練習から自分が日々伝えているのは「シンプルに前方向に進もう」ということです。前半はシンプルさが出なかった一方、後半はよりシンプルさが出て、松原もうまくプレーし、彼の強さも出ていました。危険なエリアにボールを運ぶことで、そこに彼が出ていく場面も増えました。 一方、4点、5点を取ることは簡単ではありません。自分たちのやるべきサッカーをした上で、そのような得点が生まれるのです。それを選手一人ひとりが頭に入れて、やっていくことが大事だと思っています。今日は最後まであきらめない姿勢が何かを起こすことを証明した試合となりました。
前半は自分たちがしっかりゲームをコントロールできていましたし、ラインを高く設定した中で相手のミスもありましたが、良いパフォーマンスを出せていたんじゃないかと思う。やはりこのレベルのゲームになってくると、前半にあるチャンスをしっかり決められないと、スキを与えた時点でやられてしまうのは分かっていた。その差が今回の結果だと思う。 --自分たちの守備には自信を持って対応できていた?ディフェンスの部分であまり悪かった部分はなかったんじゃないかと思う。昨季と同様に高いラインを保ちながら、ボールホルダーに対して1、2枚が常に良い位置にいるという状態は作れていた。 後半はすごく相手に持たれる時間が長かった。ディフェンスの部分でよくできていた時間帯も長かったと思うので、そこはポジティブに伝えたい。誰一人結果には満足していないが、こういう試合になるのは分かっていたし、自分たちがやってきたことを少しは出せた試合だったと思う。
横浜F・マリノス
--決勝ゴールを振り返ってください。うまく自分のところにボールが戻ってきて、左足で良い位置に置くことができ、クロスを上げるより打って終わったほうが良いと思いました。ふかさないように枠を狙うのはもちろん、枠にいけば何かが起きるのではないかと思い、狙いました。 --ただ先制されて、苦しい展開でした。自分たちの展開に持ち込めなかったのは反省するべきところです。でも最後まで何が起こるか分からないのがサッカー。あきらめない気持ちが出たのは僕たちのほうだったので、しっかりと勝点3を取れて良かったです。途中から出てきた選手がギアを変えてくれたのもありました。 --それまでペナルティーエリア内に入っていけていなかった中、何が変わったのでしょうか。相手が疲れてきたのはあります。前からプレスにガンガン来ていましたが、途中からステイする形が多くなりました。相手の体力の消耗もあって、自分たちが押し込めるようになったのは少なからずあります。 --ACLで一発退場してから、今日までどのように過ごしてきましたか。チームの皆さん、ファン・サポーターの皆さんに迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。その中でプレーできるチャンスを与えてもらったので、自分が結果を出すしかないと思っていました。もちろん、いつもより気合いも入っていました。 --31年前のJリーグ開幕戦と同じ展開、同じスコアの決着となりました。今季のJリーグが開幕した中、皆さんが楽しみにしていたゲームだったと思います。自分たちの内容は不十分なところがありますが、そんな内容でも取りこぼさないことが大事です。「今日の最後の1点があって勝点3を取れて、優勝できた」と言ってもらえるように、また自分を含めてチーム一丸でやっていきたいです。 --いつもゴールは“年イチ”と言われていますが、開幕戦でゴールが生まれました。残り37試合どうされますか。どうするも何も、僕は“年イチ”です。欲張らないことが大事です(笑)。
早い時間帯に先制点を奪われ、前半は前進することができませんでした。ただ、0-1で試合を進めることが大切でしたし、我慢できました。DFとしては0-2になると試合が決まってしまうので、失点せずに0-1のまま我慢できれば、前の攻撃力ある選手が仕事をしてくれると思っていました。AFCチャンピオンズリーグラウンド16第2戦の良い流れが今日につながったと思います。 --前半途中にシステム変更してから、ビルドアップもスムーズさが増しました。何が変わったのでしょうか。ダブルボランチになって、自分たちのパスコースは増えました。相手も守備強度が下がり、自分から前進できるパスも増えました。それも我慢強く試合を進めた結果だと思います。ただ、(アンカー型の)[4-3-3]の前進する方法やビルドアップは、チームとして改善しなければいけません。
東京ヴェルディ
FW 20
木村 勇大
すごく大勢の中でプレーすることができて、個人的にはすごく楽しかったというのがある中で、前半の止められてしまった決定機がもし入っていれば、また後半の最後にチームで耐えられていたら、違う結果になっていたと思います。やっぱり、これがJ1の厳しさだと思うし、横浜FMがいつも優勝争いをしているところだと思う。 自分たちの甘さをすごく感じたし、そういうのが出てしまった試合だったと思う。勝点3を取れた試合で勝点0だったというのがたぶん現実だと思う。また試合があるので、そこに向けて今日の反省を共有してやっていければいい。 --どうしていれば良かったと感じる?あれだけ後半の最後30分くらい、押し込まれていました。それを外から見ていたけれど、それをイヤがるのではなくて、全然問題ないよという対応をしていたら、また変わった結果で終わっていたかもしれない。押し込まれる展開にはこれからも絶対になると思うので、そこをどうチームとしてしのぐかというのが大きいと今日は感じた。みんなで突き詰めていきたい。
MF 8
齋藤 功佑
この舞台で自分たちのストロングは出せたと思う。昨季の1年間積み上げて、さらにキャンプでも積み上げてきたものに関しては自信になったと思う。これをベースにして、決め切るというところと、ずっと押し込まれていたラストの30分くらいですね。あれだけ押し込まれると何かが起こってしまう。ハードワークをしてもさすがに守れないので、それをどう改善するか。ボールを持つ時間を増やすのか、全員でやっていく必要があると思う。 --何度もインターセプトしていた。個人的な感触は?守備の部分は良かったと思うし、それはヒジくん(翁長 聖)がすごくしゃべってくれる。良い関係性でやれていると思う。声を聞きながら、自分の中でも予測しながらできているところもあったので、それがうまいことハマった部分もあると思う。
GK 1
マテウス