5万人超えの大観衆が詰めかけた一戦。浦和は勝点3に届かず
浦和レッズ
監督
私はこの埼玉スタジアムでプレーすることを楽しみにしておりました。このファン・サポーターの前でプレーできたことは素晴らしかったです。(前節・)広島戦のあとの選手たちの姿は非常に良かったと思います。ですので、本日は良い試合を期待していました。 前半はかなり良い形でゲームをコントロールできていたと思います。ただ、インサイドハーフの裏抜けという重要なプレーが少し欠けていたと思います。また、ウイングも背後に向けて相手の脅威になるという場面が少なかったと思います。なので、相手にとって少し守りやすいプレーになってしまったのかなと思います。後半は裏抜けのプレーも増やしましたし、守備は[4-4-2]で追い込むという形をとりました。ボールを握るというところはできたと思いますが、もっと決定機を作らないといけません。 前節と同じように、最後まで戦う姿はお見せできたと思います。本日はこの勝点1を取ることができたのが大事だと思います。(大畑)歩夢がピッチに立って非常に好調で、PKを誘発するプレーになりましたが、彼が決めていてもおかしくありませんでした。 最後は(髙橋)利樹を投入して2トップにして、ペナルティーエリアに入る枚数を増やしました。そこに進入する場面はあったと思いますが、十分な数のチャンスは作ることができませんでした。自分たちの強みを伸ばしながらサッカーを発展させているところは良かったと思いますが、ラストサードに入ってからのプレーを向上させないといけないと思います。 --前半はなぜ裏抜けの動きを起こせず、45分間解決できなかったのか。(伊藤)敦樹はそもそもそういうクオリティーを持っている選手です。前半で2、3回抜ける場面がありましたが、そのときはしっかりとチャンスになっていました。そして(小泉)佳穂が抜けた場面も1回ありましたが、そのときもチャンスになっていました。われわれがやろうとしていることに選手たちがより順応し、さらにインサイドハーフとウイングの関係性を深めていけば良くなっていくと思います。 昨年まで足元へのボールでプレーすることに慣れていた選手たちですが、いまは相手の裏のスペースを使うことによって間延びさせるということを求めていて、そこを伸ばしたいと思っています。もちろん選手のタイプにもよるところがあると思います。 --前田 直輝選手がベンチ外となっていたが、トラブルがあったのか。金曜日に発熱があって、体調不良になりました。翌日も回復を待っていましたが、完全に回復しないということで本日は試合に出られませんでした。彼もオラ(ソルバッケン)もトモ(大久保 智明)も、来週はしっかりと練習できればと思っています。 --中島 翔哉選手や渡邊 凌磨選手が練習で見ていたときと違うポジションで起用された。非公開の日にやっているものもあると思うが、スクランブルな面もあったのか。ウイングのポジションの選手3人が体調不良であったり、ケガをしていたりすると、こういったことも必要になってきます。凌磨はもともとそこのポジションができるということで、ウイングに上げることにしました。ベンチにいる選手たちのことも考えながら、どの形が一番良いのかということを考え、このようにしました。
東京ヴェルディ
監督
東京ヴェルディ
--得点について。難しい体勢でしたが、チームとしてもシュートがなかなか打てていない難しい状況だったので、強引に足を振ろうかなと思った。良い感じにミートして、それが入ってくれて良かった。 --J1初ゴールとなったが?うれしかったですけど、ゴールを求められてこのチームにいるので、1点を決めたからどうかというのは言っていられないと思う。 チームを勝たせるゴールをこれからも狙い続けていくしかないと思うので、またすぐに2点目を決められるようにやっていきたい。 --結果について。前節に続いて勝てていない。また同じ時間に失点してしまった。そこをどう改善するかというところでは、あれだけ押し込まれる時間が続いたら、やっぱりああいうミスも出てきてしまうと思う。それまでにチャンスがなかったわけではないので、そこで自分を含めて前線の選手が2点目を取れるようにしたい。取れたらまた戦い方も変わるし、ラクに進められると思う。次に向けてやっていきたい。
守備の部分で強度を保ってプレーすることを意識していた。 --松尾 佑介選手との対峙だったが?スペースを与えたら速い選手なので、なるべくスペースを与えないように、できるだけ距離を詰めることを意識した。 --PKを奪われた場面は?そのままボールをクリアしようと思っていったら、ああいう形になってしまった。自分のせいで失点して勝てなかったので、しっかり反省して次につなげていきたい。映像をまだ見ていないが、先に触った感覚はあった。でも、印象は悪いと思う。 --個人としては2017年以来のJ1の舞台だったが?あらためて選手の質が高いし、J2だったら今日も守り切れていたところを最後にああやって奪われて、引き分けにされた。あらためてJ1のクオリティーの高さを感じる。スキを見せたら一瞬で同点にされたり、逆転される。この2試合で感じている。チームとして手ごたえがある2試合だったけれど、勝てていないので、チームとして本当に厳しくやっていかないといけない。
本当に悔しい試合になってしまいました。あのPKの直前にディフレクションから危ないシーンが1つありましたが、基本的にはわれわれが崩された感覚はなかったです。われわれのブロックの外でサッカーをやらせていて、相手に進入された感覚はありませんでした。あのPKについて、いまの自分の立場でいろいろな原因を特定するのは難しいが、チームとしては本当に不運だったと思います。 前半、ボールを持たれた時間はあったが、できるだけ高いラインを引きながら、ペナルティーエリアに入らせない中で、そこで耐えていたらわれわれの時間になると思っていました。前半30分過ぎからボールを持てるようになって、その展開でしっかりと点を取れました。後半30分くらいまではわれわれの時間だったと思います。相手陣でサッカーができた感触がありました。ただ、試合のクローズのところは守り切るのがいいのか、また苦しいときに前でキープできるスキルを含めて、攻守においてゲームをクローズさせていくのがこのチームに足りていないところだと思います。 自分たちの選手層のところで攻守におけるゲームチェンジャーを育てていかないと、J1の中で、今日のように日本を代表するような大きなクラブとの試合では、相手にはあとから出てくるゲームチェンジャーがいる。われわれも戦いながらそこを育てていきたいと思っています。 --前半からペースを握っていこうという中で、つなげるところはつなごうとしていた。それも意図的なところだった?もっとつなげたかもしれない。クリアをパスにできたかもしれないが、1人の選手がクリアしていたものが1本でもパスになれば、チームとしてはパスを10本つながるというのを選手は認識してくれて、意識してプレーしてくれたと思う。 ただ、相手の高い位置で奪えたときに、前半に1回あったと思うが、人数的に4対2のカウンターでシュートまでいけなかった。あそこはシュートまでいかないといけない。そこもわれわれの課題。カウンターをシュートまでもっていく、超決定機までもっていくところに関しては、トップスピードのところでの判断と技術をつけていかないといけない。われわれが今後勝点3を奪っていく上で重要なポイントだと思うし、簡単なクリアにしない、クリアをパスにしていくというのは続けていきたい。 --山田 楓喜選手の足がつりそうになっていた中で、様子を見ながら選手交代をした。森田 晃樹選手を下げることはこれまで少なかった中で、彼を代えたこと、SBの翁長 聖選手を右サイドハーフに入れたところも含めて交代策で考えていたことは?森田とはコミュニケーションをとっていた。ハーフタイムから、いつもと違う疲れがあると会話していた。彼に伝えたのは、「出し切ってほしい」と。そこでこちらが見極めるからと言っていた。かなり良いパフォーマンスだったと思うし、彼も90分もたせるというより出し切って代わる、そのメンバーがベンチにもいるという認識をしながらやってくれたと思う。代わるまで悪くなかったと思う。 翁長についてはSBの選手ではあるが、もともとワイドの前のポジションもやっていて、運動量があるので、彼はゲームのクローザーとしても、そこから飛び出して2点目を取るにしても、シーズンの最初からオプションとしてあると思っていた。右も左もできる。彼を信頼して送り出しました。 --ゲームプランにおける守備の設定について。アンカーのサミュエル グスタフソン選手を消しながら、CBに持たせるよう形だった。そこから引くような形になりかねないところだったと思うが?われわれの認識では、開幕と今日の浦和の違いはグスタフソンの動いて受ける意識がはるかに変わったところだと思う。アンカーの位置に立っていても受けられないとおそらく感じたと思うし、彼が受ける前の動きを含めて、かなり運動量が増えた。捕まえるのが簡単ではなかった。CBが持ち出してきた中でもサイドで固めて、サイドチェンジをさせない形を作って、全体のラインを下げない意図があった。 前から後ろまで20メートルくらいで守る時間もかなりあったと思う。CBに持ち出されてもラインを下げない。方向を限定させて奪うイメージがあった。相手陣でプレッシャーをもっと掛けられれば良かったし、失った瞬間に奪いにいくことをもっと作れれば良かった。前半から落ち着いた中で相手にビルドアップさせていたと思うが、後ろのラインはかなり勇気を持って止めていたと思う。
浦和レッズ
DF 66
大畑 歩夢
ホーム開幕戦でこんなにも多くの人が来てくれた中で、皆さんに勝利を届けられなったことが、僕自身もですし、みんなも一番苦しいと思います。 --ベンチから前半をどのように見ていたか。自分はポジショニングを意識しているので、SBの位置や、持ったときに空いているスペースを見ながら試合を見ていました。 --交代で入ってから流れが変わったと思ったが、ペア マティアス ヘグモ監督からはどのような指示が?指示は特に、ポジションだけです。前線の(興梠)慎三さんだったりにどれだけボールを早く届けられるかが大事かなと思っていました。 --PKを獲得したシーン以外にもシュートを狙っていたと思うが、ゴールへの意識が高かったのでは?最近は自主練でもシュートを練習していましたが、あんなに近いところからの練習はしていませんでした。次はそこも練習しておこうと思います。
MF 10
中島 翔哉
--前半はポゼッションしながらも、なかなか崩せなかったと思うが、どう見ていたか。同じように思っていましたし、自分が出たらどんどん仕掛けるというか、チャンスを増やしていこうと思っていました。 --相手のブロックがコンパクトだったと思うが、どう崩そうと思っていたか。すごく走ってくるのは外から見ていても分かりましたけど、中に入るとそんなには思わなかったですね。もっと(スペースが)狭い中で練習もしているので、気にはならなかったです。 --ホーム開幕戦で追いつきながら勝ち切れなかったが。ホームでもアウェイでも、いつもたくさんの人が来てくれていますし、応援は常に感じられているので、自分のベストのパフォーマンスを常に出して勝てればと思います。
FW 30
興梠 慎三
--ペア マティアス ヘグモ監督は「アタッキングサードの質を上げなければ」と言っていたが、その点については。アタッキングサードの質も上げないといけませんが、そこまでいっていないような気がするので、もっていくクオリティーを上げないと難しいかなと思います。 --ビルドアップでボールは回っているが、そこから先がまだまだ。横パスが多くて相手にハメられる場面も多いし、何度も言うように真ん中でコンビネーションをしないと相手も中を閉めてこないし、閉めてきたらサイドが空いて、そこを数的有利で進められると思います。それがない限り、良い攻撃はできないかなと思います。 --選手交代をして、ご自身らが入ってから縦の迫力も出てきたと思うが。裏を狙うことが多かったですが、クサビを入れてワンタッチで落として、そこから展開する形が増えないとサイドをうまく使えないので、まだまだかなという気はします。