町田が初のJ1ホームゲーム勝利と2連勝の“二兎”を得る
鹿島アントラーズ
試合の2日前に急に出る機会が来たので、緊張するとは思っていました。ただ、入りがものすごく悪くて、ヘディングもすかすし、入りが悪かった。そこは反省しないといけないと思います。 --オ セフン選手が狙ってきた感じもあったが?完全に自分狙いで来るのは分かっていた。自分がはね返さないといけないと思っていました。でも案の定やられて、失点はそこからではないですけど、自分たちがやられている中での関連で行かれたので、自分のせいだと思います。
MF 25
前は向けていたので、あそこで切り返す必要はなかったかなと思います。成功していたらチャンスにはなると思うけど、結果は失点になったのであのプレーは良くないと思います。 --マンマークがついていたが?それは試合前から分かっていましたし、単純なバトルで負けている場面もあったので、相手に勢いを与えてしまったかなと思います。 --立ち上がりは受けに回るシーンが続いたが?相手の勢いがすごかった。それは想定していましたけれど、ロングスローだったりどんどん前に出てくる相手に対して、自分たちも合わせてしまった部分もあったので、もうちょっと冷静に間をとってやっていければ良かったかなと思います。
FC町田ゼルビア
監督
鹿島さんは過去に20冠を獲っているクラブであり、そんな歴史的に名高いクラブに対して、リスペクトの気持ちを持ちながら、われわれも負けないぐらい奮起しようと臨みました。ただ、われわれはJ1初参戦のクラブですし、序盤から勢いに呑まれると一気に主導権を持っていかれてしまいます。鹿島さんは立ち上がりには強いですし、相手に呑み込まれることがないように逆に相手の長所を消すこと、そして自分たちのストロングポイントで上回っていくことができたときには相手がちょっと怯んだり、一歩停滞することもあるだろうから、「相手の勢いを完全につぶしていこう」と選手たちには話していました。 また相手の得意な土俵で競り勝つことを選手たちにレクチャーして、試合に臨みました。立ち上がりから何本かチャンスがある中で、平河 悠が先制点を決めてくれました。得点シーンは守備から攻撃のスピードアップをしようと、得点に絡んだオ セフン、藤尾 翔太、(バスケス)バイロンには相手を上回ろうと意識づけさせてきました。ただオ セフンが2、3本の決定機を逃していたことで試合の流れとしてはイヤな印象はありましたが、どんな状況でもブレずにクリーンシートで試合を進めようと、時間をうまく使いながら2点目、3点目を狙っていこうと、選手たちに意識づけました。その結果、何本かあったチャンスを決めて、2-0、3-0で終わるのが理想的かもしれませんが、最低でも1-0で勝ち切ることを選手たちは志向してくれました。 後半もしっかりと相手の攻撃をはね返してくれましたし、相手に決定打を作られることなく、町田のペースを選手たちはまっとうしてくれました。前節まで首位だった相手に勝つことで上位に行ける、上位に食いつけるということに対して、パワーを持って戦えたことは本当に良かったと思います。3節で勝点7を取りましたが、次節の札幌戦に向けては、また気持ちを引き締めて臨みます。 --得点を決めた平河選手が途中から右サイドに入りました。途中から出た藤本 一輝選手を含めて、サイドを変えた意図を聞かせてください。バイロンが退いてからは右サイドから進入される場面がありました。途中出場の藤本 一輝がフワフワと試合に入ってしまい、ボールサイドに対して甘くなったことが安西 幸輝選手らにチャンスを作られる原因の1つになりました。そこを阻止するために平河の守備力を右サイドに持っていき、藤本を左サイドに入れ替えて、左右のバランスを整えました。後半は良かったと思います。
鹿島アントラーズ
監督
試合の入り方ですね。一番ウチがやりたくなかった入り方をしてしまいました。そこは次に向けた課題になりますし、ロングボールを蹴らされて、相手のサッカーにつき合ってしまった入り方だった。しっかりと後ろからボールを動かして、相手を揺さぶりながら、という入り方ができなかった。そこは反省点だと思います。 先制点を決められてからウチのやりたいことができ始めたのですが、こういう意思統一されているチームに先制点を奪われると難しい試合になる。決め切れないなら決めさせない。それができなかったことがこういう結果を招いたと思う。前半で先制点を取られてから、われわれが狙いを持ってやろうとしたことを選手たちも見せてくれましたが、試合開始直後からわれわれが主導権を握って、ゲームを動かしていくことをやっていかないといけない。試合2日前にスカッドを変えないといけないことが起きてしまった。残念なことですが、ポジティブなことを言えば津久井(佳祐)が初めての出場を果たし、良いプレーを見せてくれました。後半、われわれが目指していること、やろうとしていることを増やせたとは思いますが、それを前半の立ち上がりから見せていくことが、次の課題だと思います。 --相手に合わせてしまった要因は?もちろんわれわれがやりたいことは後ろからのビルドアップの精度も大事になってくる。いつも出ている選手が出られなかったことがもちろん関係します。初出場の選手がこのスタジアムの雰囲気や、リーグ戦の雰囲気に流されずにプレーできればそれに越したことはないのですが、そこに関しては選手が変わったから、という理由も1つ挙げられると思います。 --平河 悠については?私が率いていた当時の町田でも彼は大きな存在でした。能力は高いですし、結果を左右することができる選手だと思います。これから近い将来、A代表の候補に入ってくる能力を持った選手だと思います。今日、彼に決められたことはもちろん悔しいことなのですが、彼の能力というものは近い将来日本代表に入っていくものだと思います。
FC町田ゼルビア
FW 7
平河 悠
--決勝点につながったゴールシーンを振り返ってください。(藤尾)翔太を強く呼んでみて、しっかりと良いパスをくれた中で、落ち着いてGKを見て決めることができました。思ったよりはボールが後ろに来たので、少しアウトサイドでボールを出す形の判断をしました。ファーにひねって打つシュートを得意としていますが、そこに自信を持って蹴り込んで決めることができて良かったです。 --J1初ゴールを決めたことに関しては、どんな心境でしょうか。今日は点を取りたい気持ちも強かったですし、「鹿島戦に勝つことはターニングポイントになる」という話をしていた中で、勝利に貢献できたことがうれしいです。今日の試合に関しては、長年10位以内に入っているチームに勝つことの意味を見いだしながら挑んだ試合です。 --途中からは右サイドに回り、安西 幸輝選手らと対峙する形になりました。安西選手とはマッチアップをした経験もありますし、特長も分かっていた上で試合をしました。町田のプレーの原則を発揮しなければならない中で、マッチアップした経験があるぶん、スムーズにできたと思います。
FW 22
藤本 一輝
--バスケス バイロン選手にアクシデントがあり22分からの出場で、町田加入後最も長い時間プレーをしました。まだスパイクも履いていなかったですし、かなりバタバタと準備をする形で途中から入りましたが、チームが勝ててホッとしています。守備の部分では自分のサイドは相手の枚数が多かったので、前半は難しかったです。 --欲を言えば、攻撃面の持ち味をもっと出したかったのでは。チームとしての守備のベースの部分にトライしている中で、攻撃面ではまだまだ自分の力を出せているとは言えません。もっと自分の持ち味を出せるようにしたいです。 --70分近くプレーできたことで今後につなげられることもあるのでは。自分自身でトライすることもできました。新しい一面を出そうとしている中で、これからも前向きなトライをして、やっていることを自分のものにしていきたいです。