連敗ストップの鳥栖と初連勝を逃した神戸。対照的な勝点1
サガン鳥栖
監督
平日のナイトゲームというところで、雨という天候の中、今日来ていただいたファン・サポーターの皆さんに感謝しています。スタジアムに来ることができなくて、DAZNなどで見て応援してくださった方々、そういったものを見ることができなくても応援してくださった方々には本当に感謝しています。勝点3を取りたかったんですが、それが達成できずに残念です。ただ、やはり、今日は選手たちのメンタリティーを評価してあげたいなというような試合でした。 --前半の戦い方を後半も持続できていたと思います。この試合に限らず、流れというものは誰の目にも見えないので、非常に厄介なものです。失点したから流れが悪いとか、もちろん、結果論としてそういう捉え方になるんですが、今日で6試合目ですかね、6試合ハーフタイムで後半の入り方(の指示)というところでは特に変わりはなかったですね。特段今日が良かったというわけでもないです。ただ、やはり彼らが学んでいるというところでは失点を改善できた。結果として今日は勇気をもらえたんじゃないかなと思います。そこはメンタリティーだと思いますね。 --無失点で終えられたことについて守備陣への評価は?ゼロで抑えたことはパーフェクトな仕事ですよね、守備陣としては。 --前節の町田戦に比べて球際など選手の気迫が感じられたシーンが多かった印象ですが、選手たちの変化を感じたようなところはありますか?町田戦からの3日間で変化というものはないですね。というのもあまりトレーニングをしていないので。いまの質問で非常に的を射ているところがあるのは、今日の試合は誰がどう見ても意志の強さが見えたんじゃないかなと思います。ただ、それが町田戦になかったかというとそれは絶対に違うと思います。ただ、彼らが試合をこなすにあたって成長した部分かなと思います。だから、おそらく町田戦のときはあれがMAXでそこから今日の神戸戦はさらに成長したMAXを出せるようになったという感覚ですね。
ヴィッセル神戸
監督
立ち上がりから相手も前からプレスを掛けるし、つなぐことよりも背後を狙っていたということでセカンドボールや自陣での判断のところが大事になってくる。そういうところでちょっと歯車が合わなかったり、カウンターを浴びるシーンはあったかなと思います。ただ、前半からもセットプレーを数多く取れたし、そういう中で決定機もありました。難しいゲームではあったんですが、勝つチャンスはあったかなと思います。選手たちは最後までタフに戦ってくれたと思います。 --J1第2節・柏戦もそうでしたが、序盤でリズムをつかめないと苦しむというふうに見えました。どこのチームもお互いアグレッシブな戦いにはなると思うので、ウチがすごく悪かったかというとそうじゃないと思います。相手の出足は確かに良かったと思いますけど、悲観することはないと思います。次の試合が大事かなと思います。 --佐々木 大樹選手、菊池 流帆選手の投入の意図は?前半から少しアクシデントがありました。そういうところで交代カードを切りました。菊池に関しては相手が2トップにしてきた中で、終盤お互いに点を取りたいところで行ったり来たりの展開になっていたので、2トップに対して3枚で守って、セットプレーを取ったときに菊池の高さを生かせるかなというのも狙っていました。 --今季ピンチはあまりなかったと思いますが、今日は多く、なんとか無失点という形でした。修正すべき点は?ちょっとしたところのズレとか球際で奪えないとかパスミスとか、そういうところなので。そこまで大きな問題でもないですし、一人ひとりの意識を高めればいいかなと思います。
--いまのチーム状況を考えると無失点で終えられたことはチームにとって大きかったと思います。90分通してみんなが集中していたと思いますし、ゼロで抑えることができたことは良かったと思います。これを続けていくこと。あとは攻撃の部分でもっと質を高めていければ、順位も上がっていくかなと思います。 --ファイトする姿勢など最低限、やらなければいけないところの水準は高かったと思います。そこはもう一度、みんなで見直しましたし、「今日からまた変わっていこう」というのは試合前に話をしました。それは選手みんなが出せていたんじゃないかなと思います。 --つなぐよりも、蹴るところでは蹴るという印象でした。対神戸を意識したのか、ピッチコンディションを考慮したのかどちらですか?ピッチコンディションの影響もありましたし、入れたあとのセカンドボールを狙っていくという意識はありましたね。 --中3日での次節・浦和戦に向けて、今日得た感覚をもってすぐに試合ができるのは良いことではないでしょうか?これをベースにやっていかなアカンというのはあるし、何ですかね……やっていかないとダメかなと思います。何か締まりが悪くてすいません(笑)。
ヴィッセル神戸
--強い雨風の中での試合でしたが、影響は?それは両チームとも同じなので、特にそれが結果に影響したとは思わないです。自分たちのほうがゴール前に入っていく回数やチャンスの数、セットプレーの数も多かったので、勝ちたかったのが本音です。ただ、内容もそんなに良くなかったので、突き詰めてやっていければいいかなと思います。 --相手が体を張って守ってきましたが、やりづらさは?どのチームもあれくらい戦ってきますし、自分たちの良さもああいうところで戦って勝つというところなので、球際で今日はちょっと相手のほうに分があったかなと思います。自分も含めて主導権を握れるようにやれれば、もっと押し込めたかなと思います。それでも十分にチャンスは作れていたし、ゴール前に入っていく回数は多かったと思うので、この勝点1をポジティブに捉えてやっていきたいですね。
MF 9
--鳥栖がかなりファイトしてくる感じで神戸としても難しい展開になったと思います。相手もアグレッシブに戦ってきたので、それに対して、自分たちももっとセカンドボールを回収できれば良かった。相手のペースの時間帯もありましたし、自分たちのペースの時間帯もあったので、決めるところを決めていればこっちの流れになっていたかなと思います。 --鳥栖は自身の古巣であり、そのやり方を知っているぶん、少し蹴る感じを多めにしてきたことは意外だったようなところはありますか?いや、相手のプレスのやり方や自分たちのプレスの掛け方を見ながら変えているのかなと感じましたし、自分としてはそのほうがイヤでした。前に行ったら蹴られてセカンドボールを回収されるという、非常にイヤな形でサッカーを展開されてしまったので、それを自分たちは上回るような強度やタフさを出していかないといけなかったなと思いました。 --中3日で次の試合が来ますが、次節・横浜FM戦に向けて。今日、勝点1は拾えましたけど、やっぱり勝点3の積み上げが大事。しっかり反省して次に備えたいなと思います。コンディションを落とさないこと。あとは時間が短く何かを変えることができるわけじゃないので、コンディションを保って次の試合で100%を出し、タフに戦うための準備をしたいなと思います。
サガン鳥栖
MF 21
堀米 勇輝
--勝てなかった悔しさはあると思いますが、今日の無失点はいまのチーム状況を考えると大きな価値があると思います。全員が全力を出し切った結果だと思うし、これを1つ自信にしてこれからもやっていきたいなと思います。 --みんながファイトするところにスイッチを入れることができていた印象です。(前節・)町田戦のあとにああやってサポーターの方々が前向きな言葉をかけてくださって、選手全員に「何がなんでもやらないと」という気持ちのスイッチが入ったと思います。今日、試合前にスワさん(須和部 譲コーチ)からも話があって、「戦わなきゃ、サガン鳥栖じゃないぞ」って言ってもらって。みんな、それでまたスイッチがさらに入ったと思うし、「次なんてないぞ」というスワさんの言葉も選手全員に響いたと思います。それでスイッチが入るようじゃ遅いのかもしれないけど、そういう言葉というのは選手たちにもしっかり届いているし、「やらなきゃな」って思わせてもらいました。 --つなぐよりも、蹴るところでは蹴るという印象でした。対神戸を意識したのか、ピッチコンディションを考慮したのかどちらですか?ピッチコンディションもあるし、相手の強度が高かったのもあります。相手にしっかり対策を立てられたのもあるし、相手の前線には強力な選手もいるので、そこは割り切ったところとゲームの流れを読んで選手たちが判断できたんじゃないかなと思います。別に普段から「つなげ」と言われているわけではないので。
DF 42
原田 亘
--いまのチーム状況を考えると無失点で終えられたことはチームにとって大きかったと思います。守備陣としてはゼロで抑えるという試合が昨年から少なかったですし、そこは前線含め、今日はみんなで体を張って気持ちを見せることができたかなと思います。 --選手がファイトする姿勢が印象的でしたが、選手間で話し合ったようなことなどあったのでしょうか?いや、もう、ここで何かを変えるというよりはやってきたことをやり続けるということを練習からもみんなが言っていました。そこをもう1段階、気持ちを乗せてやり切るということを確認してきました。 --つなぐよりも、蹴るところでは蹴るという印象でした。対神戸を意識したのか、ピッチコンディションを考慮したのかどちらですか?相手がプレッシャーを掛けてくるという前提で(相手の)後ろは2対2で同数になるから、(富樫)敬真くんが収めるところで優位性を作ってくれるという認識でした。逃げ道ではないですけど、そこを狙ってもいいんじゃないかという共通認識がありました。そこで競り負けたとしても(福田)晃斗くんと(河原)創が回収してくれていたので、流れとしては悪くなかったと思います。 --失点が課題だった中で、無失点の時間を延ばしていってリズムも出てきたかなと感じました。ゼロにできると点を取れさえすれば勝つチャンスにつながりますし、先に失点をしてしまうといまのチーム状況だからこそ、苦しくなってしまうところがあるので、後ろはゼロの時間を長くして、チャンスを待ちながらそこを決め切れるようにもなっていきたいなと思います。
DF 28
丸橋 祐介