両者は昨季、開幕戦と最終節で対戦。C大阪のホームで行われた開幕戦は2-2の引き分け。新潟が 谷口 海斗のゴールで先制したが、為田 大貴、奥埜 博亮のゴールでC大阪が逆転。しかし終盤にCKから千葉 和彦が同点ゴールを決めた。最終節は新潟が長倉 幹樹のJ1初ゴールで勝利している。
今季の新潟はここまで2勝2分2敗。勝利した明治安田J1第3節・名古屋戦を除き、先制点を許す展開が続いている。それでもセットプレーの流れから追いついたり、逆転に持ち込む試合もあり、 90分の中でリズムを立て直すことができるようになったのは昨季からの成長だ。しかし、前々節・柏戦からフィールドプレーヤー10人を入れ替えた前節・磐田戦は、 アウェイで0-2の悔しい敗戦。連係ミスでなかなかゴール前へ前進できず、不運なPK献上から失点を喫すると、立て直す前に追加点を許し、難しい展開となった。
中3日で行われる今節は、おそらく柏戦の先発がベースになると予想される。磐田戦で途中出場した谷口 海斗、太田 修介、秋山 裕紀の3選手以外が万全の状態で臨めることはアドバンテージだ。
攻撃は太田と松田 詠太郎の両サイドハーフに注目。スピードに乗った仕掛けで最終ラインを押し下げ、ライン間で高木 善朗らが起点となり、新潟らしい組織的な崩しでゴールに迫る場面が生まれるはずだ。
C大阪と古巣対決になるのは鈴木 孝司。また前節、途中出場でプロデビューを果たした大卒ルーキー・奥村 仁はC大阪のアカデミー出身 。成長を見せる意欲に燃えているだろう。
新潟は次のゴールがクラブのJ1通算600点目。記念すべきメモリアルゴールで先制し、スタジアムの声援も力に変えて4試合ぶりの勝利を目指す。
C大阪はここまで3勝3分と無敗。6試合すべてで先制点を奪っている。レオ セアラが3得点1アシスト、新加入のヴィトール ブエノが1得点2アシストを記録し、すべての得点に外国籍選手が絡んでいる。
前節・柏戦は、前々節・湘南戦から先発1人のみの入れ替えで戦っており、中3日で迎えるアウェイ戦に向けたコンディション調整もカギを握る。前節で出場を回避したルーカス フェルナンデス、途中出場で好プレーを見せた北野 颯太や柴山 昌也の活躍にも期待がかかる。コンパクトかつ組織的な守備で新潟のビルドアップを封じ、主導権を握って2試合ぶりの勝利をつかみたい。
4月になり、デンカビッグスワンスタジアム周辺の桜はピンクのつぼみを膨らませている。新潟市の開花予想日は8日。その前日に当たる試合当日の7日の天気予報は晴れで気温も20℃まで上がり、春らしい陽気に恵まれそうだ。試合前は『スワンパーク』 を散策し、桜を見ながらスタジアムグルメやイベントステージも楽しんでもらいたい。
[ 文:野本 桂子 ]

