互いに欲しかったものに手は届かず。前節と同じく勝点1に
セレッソ大阪
監督
相手は公式戦5試合負けなしでした。スタートは少し出遅れましたが、最近は安定して戦っているチームです。試合前から難しい試合になると思っていました。先制されたことで、その失点が重くのしかかりました。その前まで、攻守に自分たちの狙いが発揮できて、チャンスもたくさん作ることができたのですが、仕留められなかった。ゲームコントロールや決定力を欠いてしまうと、あのような形で先に失点して、難しい試合になってしまう。自分たちで流れを失った前半だったと思います。ただ、後半はまた気持ちを前に、途中から出た選手たちも含めてアグレッシブな姿勢で臨んで同点に追いつけました。そしてチャンスもたくさん作れたことは、前節(・横浜FM戦)と同様、成長したところだと思います。先制すべき時間帯で先制すること、追いついたあとにさらに勝ち越すこと、その力をつけていかないといけないと痛感したゲームでした。 --20分頃までは攻守に素晴らしい内容でしたが、それ以降は自陣左サイドからピンチを招く場面も増えて、失点につながりました。前半の中盤以降の流れはどう見ていましたか?前半の立ち上がりは、ゲームプランどおり、攻守ともにしっかりと表現してくれました。その中で、相手もロングボールを活用しながら私たちのラインを下げてきた。けん制し合う状態だったと思います。もちろん、前半45分の中では相手の時間帯になることもあるのですが、ああいう時間帯をしっかりとしのぎ切る、守備でゲームコントロールができれば、また自分たちのゲームに持っていけたと思うので、そこは修正していきたいです。前半の20分でやれたことを相手が変化を起こしてきた中でも共有して、自分たちのゲームにしていく部分では課題を感じました。 --後半の3枚代え以降は流れを引き戻しましたが、その狙いについて教えてください。相手がマンツーマン気味でかなり前半から飛ばしてきたので、後半、60分ぐらいからはデータを見ても失点数が多くなること、疲弊する時間帯があることは共有していました。やはり中盤でスペースや時間もできたので、連戦のことも含めて(早めの)交代で、入った彼ら3人(為田 大貴、香川 真司、北野 颯太)がバトンを引き継いで、クオリティーのある選手たちで、より優位に進めていきたい、前進していきたい。そういう狙いを持って投入しました。 --これで3試合連続未勝利となりました。今季初の正念場だと思います。そして次節は中2日でG大阪との“大阪ダービー”です。いまの状態と、次節に向けての思いを教えてください。これからも、どの試合も紙一重の試合が続いていくと思います。今日で11試合目ですが、どの試合もどっちに転がってもおかしくない試合だったと思います。その中で5勝5分1敗という数字で来られているので、チームは安定していると思います。この3試合、もちろんもう少し勝点を積み上げたかったのですが、こういったときにダービーで試合ができることをプラスに捉えたい。私が監督になってからも、ダービーに勝って、そこから一気にチームの成長スピードが上がっていく2シーズンでした。良いタイミングでガンバとダービーができることをうれしく思っていますし、その大一番へ向けて、全員で共有していきたいと思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
--今日の試合が加入後初先発でしたが、90分を終えての率直な感想を教えてください。入りから自分たちがボールを握る時間は多かった。自分のシンプルな技術ミスから相手にカウンターを許す場面は何回かあったのですが、それ以外を見れば、悪くない前半だったと思います。後半に入って、自分たちが勝っている中で、自分が差すパスを選択して(相手に取られてPKのシーンにつながった)。もっと試合の状況を読むところは、個人として90分を通して上げていかないといけないと思いました。FWに対して強く行くこと、入れ替わられないでつぶしにいくことができた部分もありました。ただ、勝てていないので、失点ゼロで抑えて勝ちたい試合でした。 --悔しい試合になった前節・湘南戦から時間も短かったですが、気持ちの面も含めて、どうチームとして立て直して今節に臨んだのでしょうか。みんなで失点のシーンや、1試合を通して何が足りなかったのかを話しました。(前節の)失点シーンを見れば、自分がもっと全体をコントロールしたり、マークの受け渡しをすれば防げた失点でした。戦術どうこうで引き分けた試合ではなかったので、そういう部分を改善して今節に臨みました。 --中2日で迎える次節・FC東京戦に向けて。負けていないですが、勝てていないので。札幌のサッカーは点を取って勝つサッカーですが、今日みたいな試合は1点を守り切ることも大事。もし次も自分が出るなら、リーダーシップを取って、もっと試合の流れを読んで、1試合を通して良い内容で終わりたいと思います。
今日のゲームは首位のセレッソ対最下位の札幌でした。試合を観に来られた方は、セレッソが3点ほど取って勝つゲームになると予想していた方が多いのではないかと思います。引き分けという結果に終わりましたが、ゲーム前の順位が分からない方が見れば、どちらが首位で、どちらが最下位か分からない試合だったかもしれません。われわれの狙いとするところは十分に出せていました。攻守において、自分たちの戦術が出たゲームだと評価しています。ただし、試合はいろいろな要素が影響して、最終的に結果が出ます。個人としては、勝利に値するゲームが見せられたのではないかと思います。 --「狙いを出せた」部分を具体的に教えてください。どういう狙いを持って、どこがうまくいったのか。サッカーを専門的に見ている方なら、おそらくお分かりになると思います(笑)。1つ言えるとすれば、相手の6番の選手(登里 享平)をうまく抑えたことですね。セレッソはあそこでギャップを作って、そこを起点に攻めてきます。(うまくいったことは)それ以外にもあるのですが、今日に関しては、われわれが彼をうまく抑えた。 セレッソには、われわれ札幌から進藤(亮佑)選手、(田中)駿汰選手、ルーカス(フェルナンデス)選手が移籍しましたが、大切に育てた選手が大阪でプレーしている姿は、子どもを見るような思いです。彼らの今後の活躍を期待していますし、応援しています。 われわれについて言えば、昨年から多くの選手が抜けた中で、今季の出だしは厳しい状況にありますが、札幌はそういう状況の中でも必ずはい上がれるチームです。徐々にわれわれの戦いは見せられていると思います。あとは結果です。はい上がれるよう、自分の仕事がある限り、頑張っていきたいです。
セレッソ大阪
FW 9
レオ セアラ
--今節はPKをしっかり決めました。チームの手助けになる得点を決めたことは良かったです。ただ、タイトルを目指しているチームはホームで勝点を落としてはいけない。今日の勝点1は悔しいです。次はダービーなので、全員で良い準備をして、次こそ勝ちます。 --次節・G大阪戦でもゴールを決められれば、クラブタイ記録となる7試合連続ゴールとなります。もちろん決めたい思いはありますが、まずはチームが勝つこと。何よりもチームの勝利にフォーカスしてプレーします。また連勝を続ける第一歩にしたいです。
FW 77
ルーカス フェルナンデス
--古巣と対戦した感想を教えてください。札幌と対戦できたことはうれしかったです。前半、立ち上がりは良かったですが、その後はあまり良くなかった。同点に追いつけたことは良かったですが、今日は勝利しないといけない試合でした。 --同点につながったPKは、自身の突破から生まれたものでした。札幌がボールを握ってくることは分かっていましたが、その中でもチャンスがあることも信じていました。自分も含めて得点シーンを逃したあとで、PKを取ったことは良かったですが、勝利するためには、チャンスでしっかり決めないといけなかったです。 --欲を言えば、その前にあった毎熊 晟矢選手のパスから打ったシュートは決めたかったですか?そうですね。あの瞬間は、自分が思っていた部分にミートできず、ズレてしまったことは悔しかったです。ただ、またチャンスは来ると思ったので、すぐ次に向けて集中しようと切り替えました。 --ペトロヴィッチ監督と話はしましたか?挨拶ぐらいですが、話せました。自分を手助けしてくれて感謝していますし、これからも応援しています。