2024/7/3 (水) 19:03 KO
第16節
54'
横山 歩夢
入場者数: 8,504人
天候: 晴|気温: 26.4℃|湿度: 75%
アクシデント、好機逸。それでもつかんだ6シーズンぶりの白星
サガン鳥栖
横浜F・マリノス
監督
とても残念な気持ちです。そして、まずは鳥栖に「おめでとう」と言いたいです。彼らの強みであるカウンターは素晴らしかったです。自分たちがスタートから支配した中、多くのチャンスを作りました。しかし、チャンスを作ったところで決めなければ何も始まりません。もう一度言いますが、前半の最後や後半のスタートの時間帯で彼らの良さを出させてしまいました。自分たちも変化を起こしたり、CBを前線に送り込んだりしましたが、今日も結果がついてきませんでした。ただ、今週末に試合があります。短い期間ではありますが、やるべきことはまた立ち上がってやるだけです。良い準備をして、次の試合に向かっていきたいと思います。 --内容は悪くなかったと思いますが、点を取れないのであれば、後ろは耐えないといけません。リスクマネジメントについてどう感じていますか。守備というよりかは前線にフォーカスしています。チャンスは多く作りました。アンラッキーという言葉で片づけたくはありませんが、ポストに当たったり、ミスキックもありました。GKに防がれたり、ブロックもありました。とにかくチャンスを作ることが大事です。それを続けながら決まるのを待っています。選手たちはトライをし続け、決め切ることを目指している中、最後はパワープレーをしてもうまくいきませんでした。後ろ向きになることなく、決め切ることに集中していきたいです。 --3連敗で選手たちが沈んだ様子がありました。どのような精神状態で、どう立て直しますか。まずは3連敗を知らせてくれてありがとうございます。自分はチャンスを決め切れていないだけだと思っています。(直近のJ1第21節・)東京V戦もなかなか点が取れませんでした。もちろんフラストレーションはチームだけでなく、クラブに関わるすべての人にたまっている状況です。選手も人間なので完璧ではありません。ミスはどうしても起こります。それを修正して止まらずにやり続けることが大事です。サッカーは簡単なスポーツではありません。勝てばみんながハッピーになりますが、このような状況が続くと、抜け出すのも簡単ではありません。ここで下を向いてあきらめるのは簡単です。試合はすぐにあるので、立ち上がり、多くのチャンスを作って決めてくれると自分は信じています。そして、結果を残せるように続けていきます。
サガン鳥栖
監督
横浜の地まで来ていただいたファン・サポーターの方々に勝ちを届けることができ、非常にうれしく思います。前節(直近のJ1第21節・柏戦)、ホームでふがいない戦いをしたというところでは、そこを挽回できたというのは選手のメンタリティーを評価したいなと思います。 --リーグ戦では1-0での勝利は今季初になりました。接戦をモノにしたという点については?気持ちの部分は大きいと思います。やはり、横浜FMさんを相手に攻め込まれるケースは多くなるなとは思っていました。イレギュラーもありながら最後は仕組みやそういうものではなくて、一人ひとりが「勝ちたい」という思いを出したことがこの勝利につながったのではないかなと思っています。 --ヤン マテウス選手の対面に井上 太聖選手を置くというのはすごい決断だったと思いますが、評価については?そんなに難しい決断ではなかったです。いま、チームとしてなかなか勝つことができていない状況で、僕個人としては守りに入ることはできるというか、でもそれをやってしまうと鳥栖ではないですし、自分ではないということ。彼のパフォーマンスは非常に良かったので、そういう意味で起用しました。ケガをしてしまったことは非常に申し訳ないなと思います。ただ、一歩を踏み出せたというところは評価できるんじゃないかなと思います。 --アディショナルタイムを含めて20分ほど残った状態で5バックにしましたが、あの選択の意図について。交代回数がその時点で残り1回だったということ。菊地 泰智が足をつっていたこと。そこでさらに足をつる選手が出てしまうかもしれない。われわれは前節から中2日であることなど、さまざまなことを考えたときにシステム変更という手段をとりました。もちろん、「行いたいか?」と聞かれればそうではないですが、いま次の試合に向けて何がベストかというと勝つことだと思いましたので、そういう意味ではいまできるベストな、ベターではなくベストな選択として僕は決断しました。それを選手が正解にしてくれたのがすべてですね。
DF 3
--無失点での勝利になりました。横浜FMさんはやっぱり攻撃力はほかのどのチームと比べても高いし、調子が悪い中でもほぼ毎試合点を取っている。前の外国籍選手3人が強烈なので、今日はそこをいかに抑えるかに重点を置いて、守備陣で話し合っていました。コーチからの指摘もありました。全員が守備ラインを意識して戦えたと思います。 --無失点という結果について。さっきも言われたんですが、浴びたシュート数が25本(※公式記録では21本)。守れたとはいえ、やっぱり多いですよね。守るというところは継続して、あとはいかにどれだけシュートを打たせないようにするか。そこはまだまだ変えていかないといけない。ボールを握られている時間も長かったですし、もう少し自分たちの時間を作るのか、守備の時間になったときでもシュートを打たせないために何ができるのかは、まだまだ変えていかないといけないと思います。 --直近のJ1第21節・柏戦での4失点から中2日でどのような修正を行ったのでしょうか。本当に意識の部分だけで。柏戦は少し僕自身も疲労がある中で、ちょっと頭がボケてしまって集中力を欠いたようなプレー、失点の場面も戻りが遅かったり、戻る場所が悪かったり、そういった少しのところでやられることが多かったので、今日はそれがないようにいち早く準備することを意識していました。準備して何もなければそれでいいし、何かあったときにはしっかり守れるように、その準備を心がけていました。 --こういう連戦を経験できたのは大きかったですね。いや、でもU23アジア杯でも経験していますし、カタール帰りでも鳥栖ですぐに連戦をこなしています。連戦を経験という意味ではもう何回目かなという感覚で。パリ五輪直前でこうやってコンディションを上げられるというのはかなりポジティブに捉えています。 --大事な発表当日に試合があるというのもなかなかないことだと思いますが、メンタル的に難しさは?(パリ五輪に臨むU-23日本代表メンバーから)落選していたとしたら分からなかったです(笑)。試合までに立ち直れていたかもしれないですけど、もっと暗い表情で試合をしていたかもしれない。「あぁ、発表今日なのか」というのはちょっとありましたけど、それはしょうがないので。代表に関わっている以上、起こることなので、そこは割り切ってやっていました。 --発表はどうやって知ったのでしょうか。ホテルの部屋でYouTubeのライブ配信で。発表が始まる5分前くらいからJFATVを開いて、1人で心臓をバクバクさせながら見ていました。 --選ばれたときの心境は?うれしさとホッとした感じと、また選ばれたことによって責任も生まれますし、見られ方も五輪の選手となると変わってくると思うので、そういったものをしっかり背負って戦えるように頑張らないといけないなと覚悟を決めるきっかけにはなったと思います。
FW 13
--得点の場面を振り返って。ワンタッチで打つことでGKのタイミングがズレるかなと思ったので、ワンタッチで打つことを決断しました。うまく流し込むことができて良かったです。 --そのシーン、出足のところから良かったと思いますが。「横を突け」というのは言われていたので、うまく相手の横を突けて流し込むことができました。 --精力的な動きも目立っていました。前半から動きも良かったですし、全体的にゴール以外のところも良かったかなと思います。 --大敗のあとの試合でしたが、この試合に臨む心境は?チームとして3連敗するわけにはいかなかったので、ここで1つ勝てたのは大きいかなと思います。
横浜F・マリノス
MF 8
喜田 拓也
甘いですね。誰がチームを救おうとしたのか。誰が最後まで食らいついてやろうとしたのか。苦しいのであれば、弱いのであれば、それなりに受け入れてやらないといけない。矢印は外じゃない。誰かのせいにしても何の意味もない。本気で自分がクラブを救おうとしたのか、というのをそれぞれ問いかけないといけない。誰も助けてくれません。このクラブに居たくても居れない人は山ほどいる。このユニフォームを着て戦いたい人は山ほどいる。それを感じないといけないし、苦しいですが、みんなでもがくしかありません。打破するために光を探し続けて自分たちで切り拓くしか方法はない。ここでいろいろ言うより、みんなでやるしかないと思っています。 --喜田選手の二度追い、三度追いする姿を見て火がついた選手は何人もいました。それでは遅かったのでしょうか。遅いというよりかは、形とかやり方じゃなくてなりふり構わずやらないといけないと思いました。自分は食らいついて状況を変えたかった、それだけです。 --今日は試合後、周っているときはブーイングがありましたが、最後はF・マリノスコールに変わりました。ホームでもアウェイでもそうですが、彼らはお金を払って労力と時間を使って僕たちの試合を観に来てくれて、背中を押してくれています。ブーイングをしに来ているわけではありません。彼らもあのような振る舞いをすることは苦しいだろうし、本意ではないと思います。それをさせてしまっている自分たちが彼らの思いをもっと感じないといけません。その行動を胸に刻んでピッチで示さないといけません。それは選手で共有し、自分たちの姿で見せるしか方法はない。もうやるしかないです。
FW 7
エウベル
チームとしても良い部分は見られた試合だったとは思います。負けという結果になりましたが、チャンスは多く作れたし、勝ってもいい試合だったとも思います。自分がケガをしてからスタメンに戻れているのはうれしいです。ターンだったり、徐々に自信を取り戻しつつあります。ただ、勝てなかったのは悔しいです。 --喜田 拓也選手が二度追い、三度追いする姿から何を感じましたか。自分たちのリーダー、キャプテンなのでリーダーシップを持って、背中を見せたかったのだと思います。あのようなあきらめない姿を見ると、全員があきらめない気持ちになります。鏡になる選手ですし、いつもあきらめないキャプテンの存在を心強く感じています。 --2021年に加入して以降、初の3連敗です。確かに自分がこのような状況に置かれたことはありません。このチームに長くいる選手もそう多くは経験していないと思います。良くない時期、良くない状況の中でも練習から足りないものを1つずつ見つめ直すことで、試合でうまくいくはずです。練習あるのみです。あきらめず、一体感やまとまりを忘れず、バラバラにならないことがこの状況を打破するために大事になると思います。