鮮やかな形でC大阪が追いつくも、結果は1-1
東京ヴェルディ
監督
もちろん勝点3を取りたかったですが、C大阪を相手に10人で50分以上、(後半)アディショナルタイムを含めれば55分くらい、よく粘り強く戦って勝点1を取れたことを褒めたいと思う。あれだけハードワークしたので、勝点3にふさわしい頑張りをしたとは思う。それでも押し込まれる時間が長く、またレオ セアラのところは注意していたが、個のクオリティーでやられてしまった。(守備の)人数は足りていたし、スペースを消していたはずだが、あの失点は反省したいと思う。サポーターからは、われわれを勇気づける声援をもらえた。次の試合は必ず喜び合いたいと思う。 --山田 楓喜の退場について。アグレッシブな守備を体現していた中のファウルだったが?アグレッシブさと表裏一体のところにあるところであり、彼が三度追い、四度追いをしている中でボールに勢いよく行ってしまったところでの結果だと思う。我慢強くやることとアグレッシブにやることを並列させるのは簡単ではない。ここで学んでほしい。あそこまでアグレッシブにハードワークしたのであれば、粘り強く対応しないといけないシーンもあるということ。彼は何かをサボってカードをもらったわけではなく、また不注意ではなく、その思いと粘り強さの共存ができなかった。それは良い経験にしないといけないと思う。 --前節・横浜FM戦から先発を入れ替えなかった中で、後半最初の投入が染野 唯月選手と見木 友哉選手だったことについて。前半の11対11のときは悪くなかった。ボールを持たれていたが、ほぼほぼシュートまで行かれていないし、むしろわれわれがカウンターでシュート数も多かったし、チャンスの手前まで行けていた。今回のメンバーも、前節の横浜FM戦に引き続きアグレッシブな守備から、良い攻撃の手前くらいまで仕掛けられていたと思う。1人減って(布陣が変わり)、そこで負担になるのは前の4人。彼らの負担が特に増える状況だったので、あそこをどこまで引っ張るかだった。決して悪くなかったと思う。1人減ったあとも、彼らの走力を保てているうちは悪くなかった。押し込まれる時間が長かったので、見木 友哉と染野で、ハードな守備をしながら、マイボールの時間をちょっと長くできれば。キープしてマイボールで、スローインで始めるようになれれば、というところだった。山田 剛綺はまだ走れていたので、走れるところまで引っ張ろうという判断でした。 --勝点1は次につながる?繰り返しになるかもしれないが、選手の頑張りから逆算したら、勝点3を取れなかったのは悔しい。ボールを持たれてはいたが、低い位置でコンパクトに保って粘っていた。残念さはあるが、俯瞰してみたときにあれだけ個のレベルが高いセレッソに、55分近く1人少ない状況で戦って、勝点1を粘り強くつかみ取った。彼らを責めるところではないし、褒めてあげたいと思う。次の天皇杯(3回戦・湘南戦)、こういう学び、悔しさをどうつなげていけるか。成長のキーになるかなと思う。
セレッソ大阪
監督
セレッソ大阪
--追いついての勝点1。試合を振り返ると?めちゃくちゃもったいない試合でした。(相手に)退場者が出て、こういう試合は限りなく100%に近く勝ちに持っていかないといけない。退場者が出てからの組み立ては、引かれて難しくはなりましたが、我慢してやっていれば1点、2点は取れると思っていました。その中で先に失点して、なんとか追いつきましたけど、勝たないといけない試合でした。 --得点につながったスルーパスについて。揺さぶった中で、相手も疲れてきて、スライドが間に合わなかったと思います。チームとしてもボールをうまく動かしながら、しっかりパスを刺せました。スキを逃さず、うまく出せたと思います。
今日の試合展開では勝点3を取りたかったゲームでした。前半から、相手の強い矢印をどう折っていくのか、ゲームプランを選手たちがまっとうして、相手を縦、横に広げて、その後はボランチ、SBを基準に前進していく。そうしたゲームプランをまっとうしてくれたからこそ、東京Vの退場を誘発したと思います。試合の入りは非常に良かったと思います。 後半もしっかりとゲームプランをハーフタイムに確認して、全員で向かっていこうとした中で、早々に1点を取られて、より東京Vのやることも強固になって、難しいゲームになりました。その中でも、よく追いついてくれたこと、たくさんのチャンスを作り続けたことは評価したいと思います。先ほど選手たちとも共有したのですが、こういうときこそ普段のトレーニングの基準をもう1つ、2つ上げていくと。もちろん、シュートもそうですし、クロス、ファーストタッチ。色んな基準を上げていくことによって、ああいった展開でも勝ち越せるチームになると思うので、継続して全員でやっていきたいと思います。 --ボールを握って動かした前半だったが、決定機に結びつくシーンは少なかった印象も受けたが?そうですね。もともと重心を後ろに固めて守ってきたところに退場者も出たので、余計に強固になったと思います。まさしくハーフタイムに「シュート数が少ないこと、ミドルシュートをもっと狙って、クロスを大胆に入れていく、中央を狙っていく、その後もカウンタープレスで襲いかかる」。そういったところも共有して後半に臨みました。 --後半の途中から選手を代えながら形も変えたが、狙いと評価について。立ち位置やタスクは相手を見ながら、状況を見ながら、私たちの意図と選手たちが中で感じている意図をすり合わせながらやりました。ああいう展開をこじ開けることは難しく、コーチ時代には逆にカウンターから負けることもありました。その中で、しっかりとゲームをコントロールしてゴールに迫れたことは良かったと思います。選手たちでしっかりジャッジしてトライしたことも多々ありました。私自身もうれしく思い、成長を感じました。
東京ヴェルディ
MF 23
綱島 悠斗
C大阪のクオリティーはすごく高いというのは感じた。その中で勝点1をゲットできたというのはプラスに捉えているが、もっと自分たちのサッカーをしないといけないと思う。相手にボールを握られている展開が続いていたので、そういった展開でも自分たちがもっとボールを握って怖さを見せられれば、というのは思う。
FW 11
山見 大登
--PKによる得点について。絶対蹴ろうと思っていた。(キム)ジンヒョン選手が動かなかったので、とりあえず思い切り蹴った感じ。先にジンヒョン選手が動いていたら、その逆に蹴ろうと思っていた。プロ3年目で、ホームのJリーグの試合で決めたのは初めて。感慨深いものがあった。とりあえずゴール裏に走った。 個人としても足を振れているなという感触はあった。1本オフサイドにはなったが、それ以外でポストにも当てている。感触は良くなってきていると思う。 スタメンで出させてもらっているぶん、結果を残さないと次につながっていかないと思う。ゴールやアシストという結果を求めてやっていたし、日頃からやっていることがここに来てある程度形で示せているかなと思うので、やり続けていくことが大切だと思っている。
DF 6
宮原 和也
--投入時に意識していたことは?守備の部分。1人少ない状況だったので、ボールを持たれるのは仕方ないと思っていたが、最後は少し危ないシーンが増えていた。自分も含めて交代選手がもう少し頑張れれば良かった。 --柴山 昌也選手の対応をどう考えていたか?(谷口)栄斗が出ていって、その裏を突かれるシーンが何回かあったので、トモ(見木 友哉)に追わせるように、という話をしていた。 1人少ない中で勝点1を取れたことをプラスに考えて、また次には天皇杯(3回戦・湘南戦)があるので、そこに向けてしっかりやっていきたい。