冷や汗をかきながらも逃げ切りに成功。札幌が10試合ぶりの勝利
北海道コンサドーレ札幌
浦和レッズ
監督
ホームゲームが敗戦になったことを非常に残念に思っています。立ち上がりからの20分くらいで、チャンスの数は浦和が『4』、札幌がゼロだったと思います。そのあと、セットプレーからの失点をしてしまいました。われわれがブロックされてフリーの選手がヘディングをしました。2失点目のところは、ボールホルダーにプレッシャーが掛かっていない中で、ラインの設定が少し高過ぎたと思います。そうであってはいけないと思います。そして、前半終了間際では疲れも見られ始めるようになりました。 ハーフタイムでは、ハイプレスを掛けようという話をしました。チアゴ(サンタナ)、松尾(佑介)の2トップにしてトモ(大久保 智明)をトップ下に変えました。前半の終了間際でかなり消耗していましたので形や選手の配置を変えたりしましたが、疲れを引きずったまま後半に入ってしまったと思います。そして、3失点目、4失点目もあまりにもイージーだったと思います。ああいう失点は避けないといけません。最後の22分間に3得点して、終盤はチアゴのもう少しで4-4にできるような場面もありました。そのように試合に戻ってきてもう一度プレーする、取り戻す姿を見せたのはメンタル的に良かったと思います。 これからブレイクがあり、残り14試合に向けての準備がありますが、この最後の戦った部分は残さないといけないと思います。(本間)至恩が本日、良い自己紹介をしてくれたと思います。(二田)理央も良いスピードを見せ、ゴールを見せてくれました。(堀内)陽太も(小泉)佳穂も含めて4人同時に交代しましたが、彼ら全員でチームに再度エネルギーを注入してくれたと思います。皆さんもご覧になったと思いますが、4人交代のときに[4-3-3]に変えました。攻守両方とも、それでバランスが良くなったのかなと思います。0-4になっていても、力強く応援し続けてくれたファン・サポーターの方々に感謝したいと思います。素晴らしかったと思います。しかし、彼らもわれわれと同じように、この試合の結果にガッカリしていると思います。 このあと、夏のブレイクに入りますが、全員にとって良い効果があるものになればと思っています。再度合流して、練習を再開するときにはしっかり充電できていればと思います。ケガ人も戻ってきて、全員でチーム全体のレベルを上げることができればと思います。リーグ戦で39ゴールを挙げました。しかし、得点も多かったですが、失点も多過ぎたと思います。ただ、ここ最近5試合のうち3試合はクリーンシートで抑えることができました。守備のところは全体的に底上げしないといけないと思います。チームとしてのプレスもそうですし、1対1の場面での守備もそうです。チャンスを作り続けながら得点を重ねることは続けなければいけませんが、この前半戦(リーグ中断前)で何度か見せた、安定した戦いを取り戻さないといけないと思います。ありがとうございます。 --直近の3試合で勝点1に終わり、Jリーグはきっ抗しているとはいえ、下の3チームに対して勝点を落としてしまった。その結果について。それは確固とした事実ですので、隠すことはできません。(前々節・)湘南戦の終了間際で献上してしまった2失点も、われわれにとってはつらい出来事でした。京都のアウェイゲームは受け入れることのできる試合だったと思います。ただ、ゲームの中での波が少し大きいのかなと思います。90分を通じて、もっと安定しないといけないと思います。それができていない理由は複数ありますが、そこを改善したいと思います。その前は、アウェイで(名古屋に)1-0、ホームで磐田に3-0という良いゲームが2つありました。そして、その試合の中では選手たちの良いパフォーマンスやプレーが見られました。ケガはサッカーにつきものですので、それを言い訳にはしたくありません。ケガ人がいたというのは事実ですし、移籍でチームから離れてしまった選手たちもいました。そういうことがあり、少しチームにも波がありました。そういったところも分析して考えていきたいですし、同時に練習についても、今季終了までどうやっていくかを考えたいと思います。これから試合の間隔も開くようになりますので、しっかりとしたトレーニング積んでいくことができればと思います。 --ここ数試合を見ていると、プレスを掛けるときの精度がなかなか上がっていない。押し込んで奪い返すときだけは良いが、ブロックを組んだところから自分たちから仕掛けて守る部分は改善の余地が大き過ぎるのでは?そのとおりだと思います。特にミドルブロックからプレスに行くときのトリガーのタイミングは改善しないといけないと思います。 ただ、それも先ほど言ったような波があり、うまくいっている時間帯とそうでない時間帯が同じ試合の中であったりします。 今後は(試合間隔が)1週間空くような時期がたくさん来ますので、そのマイクロサイクルの中で、そういったところを強調しながら練習を積んでいきたいと思います。
しっかり前からプレスを掛けて限定して、そこからのショートカウンターは浦和戦に限らず狙っていますので、4点取るまではうまくできていたと思います。ただ、交代でフレッシュな選手が、モビリティーのある選手が入ってきてから少し難しくなって1点、2点、終了間際に3点をやられたのは課題が残る戦いだったなと思います。 --久しぶりの勝利。そして自身のゴールもあった。8連敗をしてしまったり、なかなか点が入らなかったですが、やっとキーとなる選手たちがケガから帰ってきてくれたおかげで、自分たちがやりたいサッカーを今日は見せられたと思います。ストライカーの(鈴木)武蔵にも得点が生まれたので、ここから勢いを持って中断期間に練習を重ねられたらいいなと思います。 --鈴木選手の2ゴールはチームにとっても大きかった。本人が一番つらい思いをしていたと思いますし、PKを外してしまったりうまくかみ合わなかったり、少しのボタンの掛け違いで点が取れなかったですが、今日は自信を持って良いプレスから良い抜け出し、良いシュートをやってくれたので、本人の自信にもつながると思います。チームがこれから勢いを持っていける1つの要素になるんじゃないかなと思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
70分までは札幌の素晴らしい戦いができていたと思います。ただ、「残りの20分は……」というふうに、そこにスポットを当てて評価する方もいるのではないかなと思います。しかし、その残り20分は厳しい時間にはなりましたが、そのことでわれわれの70分が台無しになったわけではありません。70分までは相手を明らかに上回ったゲームができていましたし、予算がかかっている相手に対して、地方クラブであるわれわれが素晴らしい戦いを見せた70分だったと思います。 札幌はいま、最下位に沈んでいますが、昨年から5人の重要なレギュラー選手が移籍していった、そしてケガ人が多いという状況の中でシーズンが進んできたことがあると思っています。一時期は選手が9人くらいいないような状況の中で、90分戦える選手が5人くらいしかいないような状況で戦ってきました。今日はケガ人で戻ってきた選手もいましたが、まだまだもちろんコンディションが上がっていないなという部分があったと思います。そういった部分が、(試合の)最後のほうになかなか厳しい状況に陥らせたのは間違いないと思います。 もちろん、浦和サイドからすれば、0-4の展開から1点ずつ返して、最後は際どい形で敗れたという評価の仕方、そういった見方もできるかと思いますし、次の試合に向けて前向きに捉えられるという見方もあるんじゃないかと思います。いまの5人交代のルールが、予算規模が大きいチームに有利なのは間違いないという中で、われわれ札幌というチームが今季なかなか厳しい戦いを強いられているのはそういった部分もあると思いますし、ケガ人の部分もあると思います。ここまでは厳しい状況で来ましたが、ようやく1つ勝利できたというのは、われわれにとって次につながっていく勝利だと捉えたいと思います。 この素晴らしいスタジアム、素晴らしいサポーターの前で、われわれ札幌が素晴らしいゲームができたことを非常にうれしく思っていますし、3ポイントを取れたこと、久しぶりに勝利できたことを非常にうれしく思っています。 われわれはここまで(今節を迎えるまで)12ポイントしか取れていない最下位のチームで、おそらく多くの人たちが「札幌は残留できない、死んだチームだ」と思われているかもしれませんが、われわれは可能性がある限り戦っていきたいと思っていますし、その可能性に向け、また次の試合もみんなで戦っていきたいと思っています。
浦和レッズ
DF 14
関根 貴大
--左SBでの先発となったが、練習でもやっていたのか。2日くらいやっていました。もうちょっとボールを引き出して、アクセントをつけられれば良かったかなと思います。守備の部分は、チームとして前から行ったときに後ろがついていってハメていくというのを共通意識として持っていますが、1対1の対応などで体の向きが右サイドとは違ってくるので、そういうところは意識してやっていました。 --ホームでの4失点となった。あり得ないですし、時間帯も含めて最悪な取られ方をしたと思います。後半頭も、フォーメーションをイジったりはしましたけど、それが裏目に出て真ん中が空いてしまったりがあったので。チームとしてもっとやれたのに、という思いはあります。ただ、途中から出た選手があれだけ勢いをつけてくれたのはポジティブだと思います。 --後半最初の失点のあと、選手たちが集まっていた。フォーメーションを変えて(中盤を)ダイヤモンドみたいにしたのですが、そこでハマらなくて後手後手になっていました。そこでどうするかをみんなが共通意識を持ってやらないと何点でも入ってしまうような状況だったので、どうしていくかを話し合いました。そのままでいくことになったのですが、ワンタッチ、ツータッチで回してくる相手に全然ハメにいけずに、サイドでも数的優位にされていたので、どうしていこうかという話し合いでした。
MF 19
本間 至恩
--自身のプレーを振り返って。得点、アシストというところが(出場した)30分でできたら最高でしたけど、取れなかったのでまだ練習が必要だなと。短い時間でも結果を残せる選手になれたらと思います。 --とはいえ、自身が4枚代えの交代で入ってから、チームはかなり盛り返した。4失点していたので、行くしかないのはみんな分かっていたし、行くというのをみんなが合わせたらああいう力がでます。それを最初からやらないといけないし、それができるチームで、能力はあるので。自分が思う浦和というのは、絶対負けちゃいけないというか、優勝争いをして当たり前のチームだと思うので、そういう集団にもっていけるように自分だったり若手が突き上げて、日々の練習から若手が押し上げて頑張りたいと思います。 --下がってから長くドリブルをするシーンがあった。前半を見ていて、コンサドーレはマンツーマンでずっとついてくるので、誰かがはがすというか、斜めにドリブルすると全部相手がズレるんですよ。だからやっぱり、誰かがボールを持って運ばないとズレができないので、(二田)理央が点を取ったシーンの前とかは、俺がドリブルでちょっと長い時間もって、多分それでズレて得点になっていると思います。前半からみんな考えて流動的に動いていたんですけど、それが良い方向に行かなかった。タイミングで外して受けて、1人外しちゃえば相手はズレると思うので、そこが今日は難しかったですね。