執念の同点劇。磐田を救ったエースの2ゴール
アルビレックス新潟
監督
本当に、非常に情けないゲームだった。全体を通して、良く見えるようなゲームかもしれないですが、ドローにされて、また終盤に追いつかれると。自分たちのウィークポイントをしっかりと捉えた中で入ったゲームで、すべてが悪いとは言いませんが、やはり肝心なところで、結果2失点しているのはそこの詰めの甘さがあるのかなと。もう少し、というところもありながら、ああいうスキのある、本当に情けないゲームだったと思います。 --失点シーンに関して。全体的なことを言えばいくつかありますが、小さいところだと思います。やはり球際でチャレンジできないとか、そのまま持っていかれてしまったりだとか、ここというキモのところでの弱さ。2失点目も、数少ないパスで、そのままゴール前に入られてしまった。切り替わった瞬間からの切り替えで、そのままシュートに行かせないところなど、良い部分はいくつかあったのですが、結果的に(点を)取られているところがすべてです。途中まで良かったとか、そんなことを、また同じことを言ったところで、何か考えなくてはいけないのかなと思います。
ジュビロ磐田
監督
新潟まで400人以上のサポーターが駆けつけてくれました。勝点3を取りにここまで来ましたけど、勝点1しか挙げられなくて、本当にサポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいます。ただ、選手たちは本当に最後まであきらめずに走り、戦ってくれたと思います。勝点3は取れませんでしたが、選手たちを誇りに思っています。 試合は前半、2点ビハインドというなかなか厳しい状況に自ら追いやってしまった。ただ、後半の途中から入った選手を含め、1つ2つギアを上げてくれて、最後は退場者を出して本当に苦しかったですけど、ピッチに残って戦ってくれた選手は、一滴のパワーも残さずにプレーしてくれたと思います。そういう意味では今日の勝点1を、しっかり次につなげなければいけないと、強く思っています。 --次は鹿島、町田との対戦が続く。この勝点1をどう生かしたいか。今日は退場者も出しましたし、出られない選手も何人かいます。まずは今日出た選手がどれだけ回復できるかをしっかり見て、メンバー構成を考えたいと思います。
ジュビロ磐田
MF 31
--途中出場で狙いは?相手の右SBの選手が攻守にわたって、前半からすごい運動量を出していたので、そういう出力の部分が後半落ちてきているなっていうのを感じていました。そこで自分のところで違いを作ろうっていうのは、みんなの共通理解だったと思うので、そこで反撃の狼煙を上げるみたいな1点を取れたかなと思います。 --2点ビハインドの難しい状況から入って、自身がアシストしたあの1得点目で流れが変わった。そうですね。守備の時間がすごく長くて、自分が入って5分ぐらい、ずっとボールを追う展開でした。だんだん(マテウス)ペイショットとジャメくん(ジャーメイン 良)のところでボールが収まるようになって、ブルーノ(ジョゼ)の推進力や松本 昌也くんの運動量にすごく助けられました。そこをチームで、僕のところまで良い形でつなげてきてくれたので、点につなげられて良かったです。 --2点目につながるパスを渡邉 りょう選手に出した判断は?終盤はオープンになって、相手の中盤も間延びしているところが多々あった。りょうくんが良いポジションで呼んでくれたので、できるだけ外から攻めるというより、時間もなかったから中に差し込もうっていう思いで切り返したので、りょうくんの良さが出たと思います。
--2得点と、仕事を果たしたが。そうですね。順位と残りの試合数を考えると、勝たないといけない相手でしたが、1人退場した中で最低限は(果たすことができた)。 --ヘッドギアが取れてから初めてのゴールだった。1点目は、練習から狙っているところに(古川)陽介が上げてくれました。2点目は、1人少なくなっていたので、あるとしたら、ボールを持ってというよりは奪ったあとの一瞬の背後とかがチャンスかなと思っていました。本当に1本、狙っていた形で(渡邉)りょうが良いボールをくれて、落ち着いてフィニッシュできました。 --渡邉選手のアシストについて。そんなに練習で受けているわけではないですけど、彼もああいう抜け出す感覚を持っている選手なので、逆にそういうところが見えていたと思う。本当に自分が欲しいタイミングでスルーパスが来たので、りょうにはしっかり見ていてくれたことに感謝したい。
アルビレックス新潟
MF 6
秋山 裕紀
--今日は1得点1アシスト。個人の結果は良かったですけど、チームの勝利につながらなかったら意味がない。勝ちたかったです。 --前半は良い守備から良い攻撃ができていたが、後半に変わった要因は?前半に比べたらやっぱり後半はどのチームも体力的に落ちますし、そこでどう守備をしていくか、どう11人で守っていくかっていうところがサッカーにおいてはすごく大事だと、僕は思っている。そういう意味では、前半はみんなが走れるぶん、個で守れていた部分があったかもしれないけど、後半、走れなくなったところを選手がどうカバーするのか。どこの位置に選手がしっかり戻らなきゃいけないのか。相手がやってくることに対して、どうケアをしなきゃいけないかっていうところは、もうちょっと突き詰めていかないといけないかなと思いました。 --試合後、話し合ったことは?2CBの舞行龍ジェームズくんとトミー(トーマス デン)とは話をしましたし、ボランチで組んだ宮本(英治)選手とも話しましたし、いろんな選手とコミュニケーションをとりました。監督もいつも言いますが、正解はないんです。必ず勝つ方法はないので、そのためにどういうやり方があるのかを模索していきたい。その中で大事になってくるのはやっぱり個の守備ですし、最後はやらせないというところが非常に大事になってくると思います。そこのベースは忘れずに、しっかり共有していきたいなと思っています。
MF 8
宮本 英治
もったいないゲームではあったんですけど、相手のアタッカーはやっぱり得点王争いをするようなすごいアタッカーだったので、それを自分たちが止められなかったっていうだけですね。 --自身のゴールシーンは簡単ではなかったと思うが、イメージは?FWの選手が相手のCBをつってくれたので、自分の前にスペースができて、そこに入り込んで、(秋山)裕紀と目が合ったので「来るな」って思って。イメージしたよりも、ボールがちょっと後ろに来たんで、強引にでも、ちょっとオーバーヘッド気味にはなったんですけど、「シュートを打ってみよう」っていう感じで。あとは何か自分もどうやって打ったかイマイチ覚えていないんですけど、ボールに合わせて足を振ったらああなったっていう感じで、あんまり再現性のないゴールなんです。 --次節・京都戦に向けて。次は勝って、自分も点を取って、“神ユニ”をとることがいまのところ最大の目標なので、それゲットできるように頑張ろうと思います。