スキとミス。突いたFC東京が二度目の3連勝を達成
横浜F・マリノス
監督
やはり負けは心が痛みます。残念で仕方ありません。スタートはコントロールできて落ち着いてプレーし、ゴールも奪えました。良い動きが出ていた中、同点に追いつかれて少しずつ崩れていきました。後半、トランジションから失点してしまいました。それを許してしまえば、FC東京の思うがままになってしまいます。監督として、とても責任を感じます。切り替えの部分でやられてしまったので、そこを最優先で修正しなければなりません。また次の水曜日には試合があります。良い準備をして挑みたいです。 --過密日程の影響があるのでしょうか。もちろんタフなスケジュールですが、言い訳にするつもりはまったくありません。リーグ戦だけのチームであれば6、7試合を残すのみです。自分たちは現時点で15試合を残している。国内のカップ戦で準決勝に進んでいるので、決勝に勝ち進めば、さらに2試合増えます。このスケジュールではローテーションをせざるを得ません。今季、60試合以上戦うチームもあるということについてはフォーカスしてもらいたいです。来年、70試合程度こなすチームが出てくるかもしれません。そのスケジュールの中で一試合一試合、観に来る方たちに魅力あるサッカーを提供しなければならない。スケジュールの組み方については考えていただきたいです。ただ、自分たちは立ち止まりません。勝ちに向けて戦っていきたいです。 --悪くない内容だったと思います。ミスが起点となった2、3失点目で最後のキワで止められていれば、展開が変わったように思います。すべてが悪いわけではありません。良いサッカーが出ている中、中央でもサイドでも自分たちの攻撃はできている場面が出ました。ボールを握っているとき、どれだけ相手を(自分たちの)ゴールから遠ざけることができるかが大事です。カウンターになったとしても奪いやすいし、時間もかけられます。2失点目は簡単に中央で失ってしまいました。そこから3本のパスで仕留められたカウンターは絶対に避けないといけません。とにかく簡単に失わないことが大事です。しっかりと握り、動かし、支配する自分たちのサッカーを取り戻さないといけないし、切り替えの甘さも修正しないといけません。
FC東京
監督
予期したとおりの試合でした。エキサイティングな場面も多く、自分たちの強いパフォーマンスを出せました。ここ最近の試合からもっと積み上げていこうとしてきました。相手の弱みを突いていけると思っていたし、良いスペースを使い、良い場面を作れました。その中で良い得点が生まれました。もっと点が入ってもおかしくなかったとも思います。そこは継続していかないといけません。立ち上がり、アグレッシブに守備をしにいきましたが、そこでやられたわけではありません。ただ、無失点に抑えられなかったところは残念です。 そして、チームとしてのパフォーマンス、決まり事を実行するところは強く戦えました。全力を出し切り、アグレッシブに、そしてタフにプレーしてくれました。彼らのパフォーマンスと取り組む姿勢を誇りに思いますし、自分たちがやってきたことが報われました。近年、FC東京はマリノスに勝利できていませんでした。選手たちはクラブにとって誇りに思えることをやってくれましたし、足を運んでくれたサポーターのために戦ってくれました。 --立ち上がりに先制を許したあと、どのような指示を送りましたか。まず先制点を奪おうと送り出しました。序盤に先制を許して難しい状況になってしまいました。その状況は自分たちが登らなければならない山でしたし、強いパフォーマンスで乗り越えたと思います。このパフォーマンスがメンタリティーにつながっています。そのメンタリティーは日々行っている取り組みから作られました。 --FC東京のコンディションの良さが目立ちました。準備のプロセスによるものだと思います。それを継続することでアグレッシブに戦うエンジンを作れています。マリノスも同様にそれを何年間にもわたって作ってきたはずです。自分たちは一歩一歩作っているところです。これからも継続して強くなりたいと思っています。
FC東京
--ご自身が決めた逆転ゴールのシーンを振り返ってください。前に誰もいなかったので、1人で運んでシュートを打った感じです。良い感じに何も考えずに打てました。自分が良いときは何も考えていないときです。考えていたことを考えずに自然にできるときが良いときなので、それが今回出たのだと思います。 --ゴール裏のサポーターの下に走っていきました。疲れていたのですが、テルくん(仲川 輝人)に「ゴール裏に来いよ」と言われたので行きました(笑)。いつも応援してくださっているので、ゴールという形で恩返しできたと感じています。 --シュートまでの一連の流れの手ごたえを教えてください。スピードに乗った状態で、ドンピシャでパスが来ました。パスを出してくれた(荒木)遼太郎くんに感謝したいです。(相手DFよりも)スピード的には自分が優っていると思ったので、そのまま行けました。 --次節はホーム戦です。次は味スタで4連勝かつ自分が点を決めたいです。
横浜F・マリノス
DF 27
松原 健
--公式戦4連敗中だったときに比べれば、横浜FMらしさが出ていました。強いて言えば、相手陣地でうまく時間を使いながら攻撃することは前節・広島戦、(ACLエリートリーグステージ第1節・)光州FC戦と比べれば、少しは改善されたと思います。でも、そこからシュートで終わるシーンは多くなかった。今までできていたところを再確認はできましたが、一皮、二皮剥けようとなると、チーム全体としてもっとクオリティーを上げないといけません。失点シーンはもったいないですし、自分のところでやられてしまったので、そこは個人のところでもっとやらないといけません。 --サッカーはミスがつきものです。以前はミスが出ても最後のキワで守れていたからこそ勝てていたところもありますが、最近はそこが薄れてきたように感じます。今まではなんとか止められていた部分はあります。うまくいかない時期が続いてくると、普通であれば止められていたけど、少しずつほころびが出てきます。そこのメンタリティーが本当に大事だと痛感しています。そして、次の試合に向けて「やるしかない」という言葉しかありません。ここで崩れてしまうようではいけないし、個人で鼓舞して、チームで鼓舞することがマリノスです。それができるチームなので、うまくいかない時期があっても、最後のキワで踏ん張ってやらないといけないと思っています。
DF 2
永戸 勝也
--悪くはなかったと思いますが、ミスからの失点で敗れてしまいました。僕も悪くはなかったと感じていますし、観てそう感じられたということは間違っていないとは思います。みんなサボっていないし、頑張っているとも思います。ただ、局面でフワッとして突破されるシーンを見れば、いまの結果が出ていない状況につながっているのかもしれません。もちろん、誰か1人のせいにするわけではないですし、みんなの失点、みんなの負けです。抽象的なところなので、ここをこうすれば良くなるというのはいまの段階では整理できていません。いつきっかけをつかめるかは分からない。ただ、次の試合はすぐ来る。この流れのまま行くのが一番良くないので、良いきっかけをつかむ試合が次になればいいと切り替えるしかありません。 --“たられば”にはなりますが、後半頭から惜しいシュートチャンスが4本続きました。そこで決めていれば、展開が変わったとも思います。その直後のエウベル選手のロストが起点となった2失点目も、最後のキワで止めていればという場面でした。僕の直感ですが、後半最初の良い流れで攻撃ができている時間帯で決め切れなかったことがゲームを難しくしてしまった要因の1つだと感じます。失点シーンはエウベルが失いましたが、その前に誰かが裏だったり、ボールを要求する動きがあったかと言えば、なかったと思います。彼に対して良いアングルを全員が作れていませんでした。失ってしまうことは誰でも、どんな試合でもあります。調子が良ければ抑えられることもあると思うので難しいのですが、早く良いきっかけをつかみたいです。