湘南が土壇場で逆転に成功。広島は12試合ぶりの黒星に
サンフレッチェ広島
FW 30
--敗因はどんなところだと思いますか?特に前半は試合を支配していたと思いますし、チャンスもたくさん作りました。後半はちょっとオープンなゲームになって、その中でもチャンスをたくさん作ったんですけど、ちょっとリスクを冒していった中でやられたという感じでした。 --1得点では少なかったと感じていますか?そうですね。ただあと4試合が残っているので、そんなに迷うこともないと思います。本当に良いプレーをしたと思いますし、良い試合をした中で今日はああいうふうにやられましたけど、続けてやるしかないと思います。まだホームの試合もあるし、やり続けることが大事だと思います。 --ご自身は今日も積極的にシュートを打っていましたが、決め切れませんでした。そんなにチャンスをモノにできなかったことを深く考える必要はないと思っています。次があるので、過ぎ去ったことはあまり考えず、ポジティブに考えて次は決めたいなと思います。
湘南ベルマーレ
監督
本当にうれしい勝利になりました。2週間試合がなく、この試合に向けて準備をしてきた中で、選手はもちろんですけれども、スタッフもメディカルチームも含めて、本当に良い準備をしてくれたので、なんとかこの試合をモノにしたいという思いで臨んだ試合でした。 もちろん相手が首位の広島さんで、抜け目がなく、難しさがありましたが、だからこそ立ち向かっていこうという共有をして入りました。ただ、前半は守備に追われる時間も多かった。やり方として少し守備の仕方を変えたので、その観点から言うとすごくよくやってくれたと思います。1点を取られたところはもったいなかったと思いますけれど、0-1でよく折り返してくれたと思います。 後半に関しては、自分たちの表現するものをみんなが理解しながら結果につなげてくれました。この雰囲気を作ってくださった方々に本当に感謝を伝えたいですし、選手がそれに応えたいと思ったから結果につながった。単純にホッとしましたし、良かったなと思います。 --前半はサイドボランチの選手に対して相手のCBが素早くアプローチをし、なかなか正確にプレーできない展開が続きました。どのように試合を見ていましたか?広島さんの強度や人にハッキリとマンツーで守ってくるところがありました。そこは(自分たちに)単純に物足りなさを感じていて、単体でプレーをしていることが多かった。出して終わる場面が多く、出してからもう一度動いたり、ボールを受ける勇気や差し込む勇気が前半は足りませんでした。 やり方とか関係性は作ろうとしていたと思いますけど、「根本のところが足りない」と前半が終わってから伝えて、攻撃でも優先順位を間違えないように伝えました。広島さんにぶつかろうとする気持ちはあっても、難しさはピッチの横で見ていても感じました。仕方なさがある程度あったにせよ、自分たちのやるべきことが足りなかったと思っていました。後半は相手がバテてくれたこともありますけど、その意識が良くなって入りも良かったのかなと思っています。 --後半は右のサイドボランチにいた小野瀬 康介選手が左に移りました。どんなタスクを与えて展開が好転しましたか?守備で右と左の選手にタスクを与えていました。あとは攻撃のクオリティー、推進力は0-1で負けていてバランスを崩さない中で1点を取りにいかないといけない状況だったので、バラ(茨田 陽生)と推進力のある(畑)大雅を入れる判断をしました。
サンフレッチェ広島
監督
まずは湘南ベルマーレ、最後の最後の素晴らしいゴールでの勝利おめでとうございます。 あの時間に点を取られて負けたことは非常に残念です。同時に湘南に素晴らしいサッカーをさせてしまった後半も非常に残念です。前半に関しては本当に自分たちが握っていた試合で、たくさんチャンスを作っていました。ただ、その時点で1点しか取れなかったことが悔やまれます。 後半になってすごくオープンな展開になったと思います。湘南のほうにもチャンスがありましたし、同時に同じくらいの数のチャンスが自分たちにもありました。 オープンな展開の中で最終的に勝敗がついてしまったことに対して、湘南は少しラッキーだったと思いますし、自分たちはアンラッキーだったと思います。ただ、スポーツですので、片方が勝てば片方が負けるということだと思います。 --前半は一方的だったと言ってもいいと思いますが、後半にガラリと変わった要因は?湘南が後半の早い段階で1点を取ったことがオープンになった原因だと思います。あのシーンを振り返れば、(大迫)敬介が競り合ってこぼれたほうに対して最後に詰められてしまったということだと思いますけど、その失点によりゲームがすごくオープンになったと思います。 --1-1の状況の中で、荒木 隼人選手の交代はアクシデントだったと思いますが、そのほかの交代の意図は?オフェンスの部分で、どちらの選手もフレッシュな選手で刺激を与えようと思いました。交代した(中島)洋太朗のパフォーマンスに関して非常に満足しています。良いプレーだったと思います。 --痛い敗戦だと思いますが、次の試合に向けてどういう働きかけをしていきますか?リーグ戦のことよりもまずは次の試合、ACL2の(グループE第3節・)シドニー戦に向けてやっていきたい。彼らのほうが得失点差で上にいるので、しっかり逆転していきたいと思っています。
湘南ベルマーレ
MF 5
田中 聡
--ご自身が決めた劇的な決勝点を振り返ってください。(畑)大雅から良いボールをもらって、うまくニア上に打てたかなと思います。 --うまくファーストタッチが決まったように見えましたが。そうですね。ファーストタッチが良かったので、そのままの流れで打てました。シュート練習も最近はしていますし、もっと点を取りたいですね。 --どんな考えであの場所に入っていったのでしょうか?大雅がえぐっていて、目が合って来るかなと思った。そこで自分があのスペースへ走り込んだら出してくれたので、アイツに感謝したいなと思います。
MF 37
鈴木 雄斗
前半は圧倒されたかなと。圧を感じている選手も見受けられましたけど、下でボールを動かすときに圧を感じているのであれば、背後をもっと取りにいくとか相手のイヤがることを近くの選手たちと共有して、そういうプレーに切り替えるという作業がもう少しできていれば良かった。それを前半が終わってから変えるのではなく、前半の最初のほうでそういう展開だったら何ができるかで、良い勉強になったかなと思います。 --ボールをつなげないからFWが背後へ抜け出すシーンを作るまで至れないかと思って見ていましたが、シンプルに背後を狙うことも大事でしたか?後ろのビルドアップでも圧を感じていましたけど、サイドから見ていた感じではそんなにつなげないような感じでもありませんでした。タイトに来る守備は今までもありましたし、紙一重でかわしたり、キープすることができていたときは多かった。でも、シンプルに背後を取りにいくという相手のイヤがる作業をもうちょっと心がけても良かったのかなと思っていました。背後を狙っていたシーンがなかったわけではないですけど、相手の対応も本当に良かった。やりながら、これはすごく大変だなと思っていました。さすがでしたね。 --後半の出来に関してはどう感じていますか?こういう試合で同点ないしは逆転にまでもっていけることが増えましたし、焦らずにプレーできることが増えたと思うので、成長を感じます。ギャンブル的なロングボールでたまたまこぼれて点を取れたシーンがすごく多いわけでもないし、セットプレーからそんなに点を取れているわけでもないので、そう考えるとみんなが相手にとってイヤな選択をして、どんどんボールに触るシーンが増えて、そこから点が生まれています。ゴールに向かうパワフルさとかゴール前でのクオリティーがすごく良くなっていると思います。