リーグ戦7試合ぶりの勝点3。横浜FMがロペスの2年連続20点目で逆転に成功
横浜F・マリノス
--リーグ戦では7試合ぶりの勝利になりました。リーグ戦では全然勝っていなくて、ふがいない形で残留争いに巻き込まれていました。今日の1勝は大きいかなと思っています。 --2点目のアシストの場面は人がたまっているところにうまく関わってのアシストでした。(井上)健太とカツ(永戸 勝也)の三角形で、健太にはたいた時点であの形になるのは自分の中で見えていました。カツがうまく良いところに落としてくれて、ロペ(アンデルソン ロペス)があそこのニアに入ってくることは分かっていたので、そこがうまくいきました。 --厳しい日程の中で総合力が問われる試合でしたが、途中出場で仕事を果たしました。自分のところで違いを作ることや、“ゲームチェンジャー”ではないですけど、そういう役割を果たすことは途中から出るときは意識しています。 --残留という目線で見たときには大きな勝利だったと思います。ここで負けてしまってヒヤヒヤしながら1週間を過ごすのではなく、しっかり勝ったことで次に向けて少し余裕を持ってできるので、そういう意味でも大きいかなと思っています。
--リーグ戦では7試合ぶりの勝利になりました。横浜FMは長い期間勝利から遠ざかるということが普通のことではないと思っています。残念ながらそれが起こってしまっていたんですが、常にみんなが勝利のために戦っていたし、しっかり戦った上で結果が出てとてもうれしいです。 --ご自身の得点は天野 純選手からのクロスでした。彼の質を理解しているからこそ確信を持った動き出しだったように感じます。監督や大島コーチ(大島 秀夫ヘッドコーチ)に普段から口酸っぱく「ニアに走り込め」と言われています。あの場面では純がクロスを上げてくるなと思っていましたし、彼のクロスの質は分かっていましたので、相手よりも先に動き出せば触ることができると思って動き出した結果、ピンポイントで合わせることができました。 --2年連続の20得点に到達しました。素晴らしい数字だと思いますが、ご自身としてはどう受け止めていますか。毎試合毎試合、僕はベストを尽くそうというメンタリティーでピッチに立っています。過密日程ではありますが、そのメンタリティーで試合に臨んでいる結果として、2年連続で20得点を記録することができたのはとてもうれしく思っています。僕のキャリアの中で、リーグだけではなくてすべての公式戦であれば、シーズンでは30得点というのが一番の数字なので、このまま取り続けて横浜FMに貢献できればなと思っています。
サガン鳥栖
監督
前節(・町田戦)よりも高いエネルギーを出すという話を選手たちと共有して、その意志はすごく出してくれたと思います。ゲームの中での戦術的な部分においても、できるだけ出してくれたと思います。ただ、勝負というところにおいては最後、決め切るところなどのクオリティーで少し差が出たのかなと思います。 --前節から前への意識をポイントに挙げていましたが、今日の試合についてはどうだったのでしょうか。前節同様、ボールを持ったときに見る部分やアクションを起こす部分。守備でも前に前にというところは出ていたんじゃないかなと思います。 --前節とタイプが違う相手でしたが、選手たちの対応力については?守備の部分では3ラインを組むところでボールに行くのか、行かないのかの判断も含めて、前半から非常に考えながらやってくれていたなと思います。 --残り2試合に向けて。まずはしっかりとコンディションを戻すこと。また、休み明けから(次節・)名古屋戦に向けて、練習の強度を落とさない。そこが一番大事になってくると思います。あとはチームでやっていることを共有して、精度を上げること。個々の精度を上げなければいけないかなと思います。
横浜F・マリノス
監督
スタートは正直、良くなかったなと思います。落ち着くまでになかなか時間がかかったなと思います。途中から、コントロールし始めたところからは良い形で進めることができたなと思いますが、失点は(自分たちの)セットプレーから始まったものだったので、そこはもう一度分析して、振り返らなければいけません。もちろん鳥栖もプレスをやってきましたし、強い守備を敷いて、前方向に向かって来るところがありました。その中で途中は腕相撲のような、攻め合うような展開が続きましたが、特にわれわれの2点目は日々の練習でやってきているところがしっかりと、ボックス内への入りやそこまで持っていく動きなどが出た最高のゴールだったなと思います。 全体としては良いパフォーマンスを選手たちは見せてくれました。理解していただきたいのは、中2日でこのパフォーマンスまで持っていくのは簡単なことではなかったです。その中で、試合前に選手たちにはこう言いました。「いま、われわれがいる順位はいてはいけない順位で、本来いなければいけないところに行かなければいけない」。一つひとつの試合に対して求めていくところはありますし、そういうところが今日の試合でもピッチ上で出たのではないかなと思います。最高のキャラクターを選手たちが見せてくれて、良い結果に終わって良かったなと思いました。 --あまりそういう目線で見たくはないと思いますが、残留という意味では大きな勝点3になりました。最初に言いたいのは、落ちることはまったく頭の中にありませんし、そういうところはまったく見ていません。ウソのように聞こえるかもしれませんが、それが事実です。下がどうなっているかは気になっていなくて、一試合一試合が大事だということに変わりはありません。そういう部分でこの鳥栖戦というのはすごく難しい試合になると思っていました。なぜなら、彼らはもう失うものがない。そういう状態で臨んでくるチームというのは、何をやってくるか分からない。そういう状態のチームに対して、自分たちがどう向かっていかなければいけないのか。そういうところが大事だと思っていました。選手たちはピッチの中でも素晴らしいプレーを今日も出してくれましたし、本当に誇りに思います。 残り、リーグ戦は3試合、ACLEは年内は2試合。最後の最後までやっていくしかないですし、リーグでの優勝争いからは離れていますので、そこではなく、しっかりと一つひとつの試合に対して、自分たちがいなければいけない場所に戻っていく。そういうところを見せていきたいなと思いますし、いまの結果、順位に対して満足はしていません。その中で毎日、練習に来るときにダラッとすることがないように一人ひとりがハードワークし続けることを選手たちには言っていますし、そういうところを大事にしながら残りの試合に対して、自分たちがやらなければいけないサッカーを見せていくことが大事ですし、そうすることで結果がついてくる。それによって1つでも上の順位に行こうじゃないかという思いでやっていますし、今日の試合の中でも選手たちがそういう部分を見せてくれたなと思います。
サガン鳥栖
DF 3
木村 誠二
--規制と撤退を駆使して、バランスよく前半は守れていたと思います。カウンターからの先制点を含め、良い試合運びができていたのでは?もうちょっとボールを持ちたかった感じはありましたけど、相手に持たれているという感覚もなくて、持たせているという感覚は全員が持っていたと思うので、前半の守り方に関しては悪くなかったと思います。最後に失点はしてしまいましたけど、それ以外のところに関しては、ハーフタイムにも監督からは「全然悪くない」という話もあったので、全員がそれなりの自信を持ってやれていたと思います。 --後半は押し返す圧が減った印象です。圧力の問題でもあるし、体力を回復、維持するために必要だったボール保持で頑張れなかった印象があります。後半はモロに個人の、横浜FMの選手とウチの選手の技量の差が出たのかなと感じています。もちろんチームとしての形もあるし、保持に関しては相手のほうが上手だったというところはあるんですが、それにしてもちょっと追われたところではがし切れない、キープできない。前に当てたボールを失ってしまうとか、そういったところが後半は見受けられたかなと思います。 僕もインターセプトが2回くらいあったと思いますが、そこからカウンターに持っていける場面もありましたが、そこでフィニッシュまで持っていくところの差は横浜FMと(の違いとして)あったかなと思うし、そういう少しの差で後半全体にあれだけの差が出たかなと思っています。
FW 22
富樫 敬真
--規制と撤退を駆使して、バランスよく前半は守れていたと思います。カウンターからの先制点を含め、良い試合運びができていたのでは?基本的にはこっちの勢いに持っていきたかったので前から奪いにいくし、あとは渡辺 皓太選手がボールをピックアップするのが早いので、そこに対してFWがどれだけ早くプレスバックして自由を与えないかは意識していました。少しファウル気味になったところはありましたけど、相手にペースを与えなかったと思うし、それで先制まで持っていけたので、前半は狙いどおりの守備はできたかなと思います。 --後半は体力的なところで守備で追う圧は減ったと思います。ボール保持で頑張れないぶん、そこの圧を維持できなかった印象です。行くところでは奪いにいっていたんですけど、どうしても連動し切れない時間帯もありました。そこは我慢していた部分はありました。途中でパギくん(朴 一圭)とも話したんですが、ゴールキックで相手はプレスを掛けない雰囲気を見せて、こっちが後ろでつないだ瞬間にハメにくるところがあって、そこで相手の土俵に自分たちから乗ってしまったところがあった。そこはもっとシンプルに前半のようにハッキリと前に蹴って、セカンドボールを回収するべきだったなということは話しました。そこで横浜FMの前からの勢いを自分たちで引き寄せていったかなと思います。
MF 33
西矢 健人
--アシストの場面について。あそこは自分がフリーということが分かっていました。相手がそこまでうまく守れていない印象があったので、外を見せながら前につけるというのは自分の中でも意識している部分。(アシストはゴールを決めた原田)亘くんのおかげですけど、あれがしっかりゴールにつながって良かったかなと思います。 --鋭いパスでしたが、原田選手がうまく受けてくれたという印象でしょうか。練習からああいうのは意識していますし、ああいうところは続けてやっていたので、亘くんも分かってくれていたと思いますし、そこは意思疎通を図れていたと思います。 --シュートを打つ場面もありましたが、その後の試合運びについて。点を取ってからのゲームの進め方だったり、もうちょっとボールを効果的に動かすということはやっぱり課題かなと思います。個人としてもそこで違いを見せられなかったというのもあるし、シュートも何本かありましたけど、それを決めておけば勝てたと思うので、そこは自分自身の問題かなと思います。 --残り2試合に向けて。そもそも連勝が少ないというのは聞いていましたし、そういうのが懸かった試合でやっぱり勝てないというのは、まだまだ上に行ける力のあるチームではないというのが結果として出たと思います。そういう意味で残り2試合をしっかり勝って、今季2回しかしていないと聞いているので、連勝を。良い締めくくりができればいいかなと思います。