2024/11/10 (日) 15:03 KO
第36節
浦和レッズ
浦和
3
-0
サンフレッチェ広島
広島
入場者数: 42,076人
天候: 曇|気温: 16.4℃|湿度: 58%
広島が量で圧倒する展開から。結末は浦和の3-0
サンフレッチェ広島
浦和レッズ
監督
試合の立ち上がりは、あまり良くありませんでした。サンフレッチェが立ち上がりに非常に強いプレスを掛けてくるのは予測していたものでしたが、あまりにも強かったため、われわれが現場でマネジメントできないような状態になっていました。そのあとはより互角な試合になったと思いますが、われわれも落ち着いてボールをキープしながら、奪った際はカウンターを仕掛けることも行っていました。そしてそのような場面から、(松尾)佑介の大事なゴールにつながりました。 ハーフタイムでは、「(後半は)前半とは違った立ち上がりにしよう」と話をしました。後半の立ち上がりはできるだけ高い位置でプレスを掛けようとしましたが、そこから良い流れになり、チャンスを作ることもできました。もちろん、サンフレッチェは強力な攻撃陣を持っていて、本日は何度も決定機を作られましたが、(西川)周作が素晴らしいセーブを見せてくれました。 そのあと追加点を2点奪うことができましたが、ブライアン(リンセン)の得点は良いビルドアップからのものでした。そして3点目は、ベンチの選手たちがクオリティーを見せてくれたという意味で非常に良かったと思います。このプレーはチアゴ(サンタナ)の守備の競り合いから生まれ、(前田)直輝と(原口)元気の良いコンビネーションによって得点が生まれました。 ラクな試合ではありませんでしたが、サポーターの力強い後押しがある中で、選手たちが非常に大きなハードワークをしてくれており、見ていて楽しい試合になりました。そして勝点が『46』になったことで、1つのプレッシャーが消えた状態で今後の試合がプレーできるようになったことをうれしく思います。 --この試合では、これまでよりもマンツーマン気味に押し出す守り方をしていたと思うが。相手のリアクションの中でそういう流れになっていた部分はあると思います。こちらがリードしていたこともあり、前がかりになっているサンフレッチェに対するこちらのプレスが低い状態になっていたと思いますし、そこが(2試合前のJ1第25節・)柏戦との違いだと思います。 --残留が決まったことで、22日の第28節・川崎F戦は後半からの再開試合のため制限があるが、残りの第37節・福岡戦と第38節・新潟戦で若手を使うなど投資的なメンバー選考や戦術のトライはあるか。時間の有効活用をしたいと思っています。もちろん、今季をできるだけ高いポジションで終わらせることも目標ですし、おっしゃるような出場機会があまりなかった選手たちにチャンスを与える時間でもあると思います。
サンフレッチェ広島
監督
まずは浦和、勝利おめでとうございます。 今日の前半に関しては、本当にファンタスティックな素晴らしいゲームをしたと思っています。たくさんチャンスを作ることができたのですけど、ここ数週間と同じようにそれをゴールにつなげることができませんでした。 前半の終わりに失点をして、そこから後半の立ち上がりは少し立ち直るのに時間がかかってしまいました。浦和がその間に2点目を取って、点差を広げられました。 残りの30分に関しては、自分たちはまた攻撃的な良いサッカーをしてチャンスを作ることができていたと思います。今日の試合も全体的には攻撃的なサッカーをできたと思っていますし、(加藤)陸次樹がGKと1対1になるようなシーンもあった試合でした。 自分たちの見せたパフォーマンスに関しては非常に満足しています。走ること、それから戦う部分は十分に見れたと思っていますが、やはり結果には満足できないです。 --前半の失点はかなりショックだったと思いますが、後半の立ち上がりはどういうところがうまくいかなかったでしょうか?動揺があって、後半もまだ頭を切り替えられなかったところがあったと思います。自分たちも良くなかった部分はありますけど、その時間帯の浦和は素晴らしかったです。 --前半に得点できなかったことが大きかったと思います。チャンスを決めるところをどう考えればいいでしょうか?大橋(祐紀)がいなくなったことが一番大きいと思います。彼はシーズンの半分ぐらいしかいませんでしたけど、(リーグ戦とルヴァンカップを合わせて)15点を取るようなストライカーでした。その穴をいまだに埋め切れていないと考えています。
--前半は自分たちのペースで進められていたと思います。前半は良かったと思います。ほぼパーフェクトだったと思いますけど、あれだけチャンスがあったので、先制点が前半のうちに欲しかったなというのはあります。 --後半の立ち上がりは想像以上に浦和が強く出てきた印象でしたか?自分たちが1点取れば絶対に逆転できるという思いで入りましたし、自分たちが前に行きたかったですけど、ピンチを作られていた。そこでサコ(大迫 敬介)が止めてくれましたけど、2点目を取られたことがすごく痛かったと思う。0-1の展開のときにもっとうまく進めていかないと。最近負けているとオープンになる展開が多いので、もうちょっと0-1でもコンパクトに戦わなきゃいけないと思います。 --優勝を争っている中で3連敗になりました。いまのチームの課題は?もちろんプレッシャーもありますし、相手もそんなに力の差がなくプレーしてくるので、毎試合簡単にプレーできるわけではないですけど、やっぱりまずは守備の強度。今日の前半は良かったですけど、(前々節・)湘南戦と(前節・)京都戦は物足りなかった。自分たちが勝ってきた要因はその部分だと思う。今日の前半に自分たちの良さを取り戻せたのは良かったですけど、やっぱり90分間あるのでゲームコントロールも大事だし、特に失点したあとの展開。0-1の展開のときにもう少し辛抱強く戦って、追加点を取らせずに自分たちが盛り返すことをやっていければいいかなと思います。
浦和レッズ
MF 78
原口 元気
前半はベンチから見ていましたが、広島は優勝も懸かっていますし、非常に勢いのある良いチームだなと思っていた中で、前半はだいぶ押し込まれましたけど苦しい中を耐えて、良いカウンターで松尾(佑介)が決めてくれました。リードしていることもあって、後半は余裕を持って試合を進められたかなと思います。 --ピッチに入る際の心境は?僕と代わる松尾が非常に良いパフォーマンスだったので、僕も何か1つ仕事をしたいなと思っていました。まずはチームが勝たないといけないですし、2点リードだったのでしっかり守備から入ることを考えました。 --復帰後初ゴールとなったシーンを振り返って。チアゴ(サンタナ)がしっかり収めてくれて、(前田)直輝が良いボールをくれて、最後はGKとの駆け引きでも勝てました。交代で入った3人が勝負を決めるゴールに関われたのはチームにとって大きいと思いますし、大切なゴールになったかなと思います。 --シュートの際に意識したことは?良い場所で待てたのはポイントかなと思います。流れもせずに打ちやすいところで、僕の表現では“幅の調整”と言うのですが、一番良い幅の調整ができたので、そこで勝負があったかなと思います。一応、最後までどっちに蹴るかは決めずに、間接視野みたいなもので大迫(敬介)選手がどっちに読むのか止まるのかを見ていました。大迫選手が読む(ヤマを張る)かなと思ったのですが、最後まで動かなかったので、最後は一番良いコース、打ちやすいコースに蹴るだけでした。 --得点後の心境は?もちろんうれしいしホッとしている部分もありますけど、こんなので終われないので。何度も何度もゴールを決めて、あそこ(サポーターの待つスタンド)へ走っていけるように頑張りたいと思います。
DF 88
長沼 洋一
かみ合わせ的にミスマッチになるのは分かっていましたので、ウイングを下げなきゃいけなくなるシーンもあると思っていましたが、悪い時間帯をしっかり(失点)ゼロで抑えて。特に前半は押し込まれる展開が長い中で、少ないチャンスをモノにできたのが勝利につながったかなと思います。 --自身の特徴を出せたのでは?どうなんだろう。とにかく、守備を一生懸命にやろうと思っていたので。後半は自分たちの時間を少しずつ作れるようになっていたので、それを90分通してできたら良かったかなと思います。 --この試合では、かなり前から人を捕まえにいっていた印象だが?練習でいろいろなプレスのハメ方をやっていましたが、これが一番しっくりきたのかなとも思います。ちょっと左肩上がりで松尾(佑介)を前に出して、タカくん(関根 貴大)を下げるようなのがスカウティングで決まっていたので、そういうシーンが多くはなりました。 --SBの自身が出ていくことで、斜めに抜けられて自分の背後を狙われる怖さもあったと思うが。それは最終ラインがスライドして、ボランチがついていくというのが共通意識としてありましたし、もちろん破られるシーンもありましたけど、90分通して良い対応ができていたのかなとは思います。