過酷な日程で迎えた“神奈川ダービー”。横浜FMは今節も白星を掴めず
横浜F・マリノス
監督
良いスタートを切り、良い形で前半を終えることができました。後半は良い入りができず、リズムをつかむ前に同点に追いつかれてしまいました。最後の最後まで選手たちはプッシュし合って、勝ちにいくチャンスを作ろうとしていましたが、相手にもチャンスはあった中、引き分けに終わってしまいました。選手たちは過密なスケジュールの中、良いパフォーマンスを出してくれました。一人ひとりが最後まで戦う姿を見せてくれたのですが、勝つことができず残念です。 --セットプレーから先制点を挙げましたが、開幕から4試合で流れの中から得点を奪えていません。どこが改善点でしょうか。CKは練習していたとおり、素晴らしいボールとヘディングで決めることができました。流れの中で良い形は作れましたし、ゴールを脅かす場面はありました。続けていくことが大事だと感じています。 --攻守のバランスを保てている中、昨季のようにバランスを崩してでも攻撃に重きを置くのか、いまのスタイルを成熟させることで攻撃力を高めたいのか、どちらでしょうか。相手陣内での話ですが、6人でゴール前に入っていこうとしています。残り4人はカウンターをケアする立ち位置に置いています。ここ数試合、相手は戦術的に前線に3枚を残し、奪った瞬間に攻撃に出てくるチームでしたし、今日の相手もカウンターが強みだと思っていました。その中でもゴールを奪って、勝ちたかった。今日の試合はいくつかチャンスを作れたと感じています。 --68分に遠野 大弥選手を入れたあと、88分まで攻撃の選手を投入しなかった理由を教えてください。監督としてはゲームの流れを見てフレッシュな選手を使いたい思いはある一方、プレーしている選手のパフォーマンスを見極め、投入した選手との組み合わせも勘案しないといけません。(88分に投入した)ヤン(マテウス)は良い選手ですが、(先発で出ていた井上)健太も素晴らしいプレーをしていたので、そのような判断となりました。
湘南ベルマーレ
監督
連戦の中、昼の暑い時間帯の試合で選手たちはよく戦ってくれました。守備の入り方や攻撃のテンポは良かったのですが、懸念していたセットプレーから失点してしまったのは自分たちの大きな課題です。後半に追いつき、最後押し込まれた中でも失点しなかったのは成果です。勝ちたかったですが、選手は理解し、ファイトし、我慢強く戦ってくれて勝点を持ち帰れるので、ポジティブに捉えたいですね。疲れた中、選手同士がつながれた部分もあったので、そこもポジティブです。 --今季初めて追いかける展開となった中、選手の評価をお願いします。サッカーをやっていれば、追いかける展開はありますが、そこで崩れなかったのは良かった点です。ハーフタイムにはおろそかになっている部分やできている部分の整理を伝えました。「慌てる必要はなく、基準を上げていこう」という話をしましたし、ビハインドをネガティブに捉えている選手はいなかったと思います。勝てなかったことは自分たちの反省点として持ち帰り、次に向けて反省したいです。 --福田 翔生選手が欠場した理由と、そこでチャンスを得てゴールを決めた石井 久継選手の評価をお願いします。翔生に関しては特別に話すことはありません。(ベンチ外は)自分の決断です。久継はおととい、(招集されていたU-20日本代表から)帰ってきました。体がキツい中でも結果を残してくれましたし、タスクもこなしてくれました。ただ、個人スポーツではないので、チームとして我慢強く戦えたことは今年の成長した部分です。勝点を持ち帰ることを前向きに捉えています。
湘南ベルマーレ
自分たちが準備してきたものがあったのですが、前半は出せた部分と物足りない部分がありました。根本(凌)くんの特長を生かせるプレーをしたいと思っていましたが、なかなか引き出せなかったのは自分の課題です。FWとしては誰が出てもやることは変わりませんが、相方の特長を生かすことは意識していました。 --具体的に、用意していた部分で何を出せなかったのでしょうか。自分たちは、攻撃は自由にできます。守備は相手の左CBにボールを持たせようとしました。それがすべてうまくいかなかったわけではありませんが、もう少し狙いどおりにしたかったところはあります。 --中2日で疲労の影響はあったのでしょうか。疲れがないことはありませんが、それは相手も同じ状況です。自分の中ではもっと前半の最初からできたのではないか、という悔しさが残る試合になってしまいました。
横浜F・マリノス
MF 14
植中 朝日
--ご自身の今季リーグ戦初ゴールが生まれました。試合前からどうしても取りたい気持ちがあったので、力みがプレーに出てしまった部分もありましたが、内容がいまひとつだったとしても、自分がゴールを取れたのはこれからにもつながるし、のびのびプレーできるようになるとも感じています。 --ただ、チームは今季のリーグ戦4試合で得点はセットプレーのみでしか取れていません。その現実はありますが、今日も前節(・横浜FC戦)と比べてもあと一歩のところまで来ています。悲観的になり過ぎる必要もありません。AFCチャンピオンズリーグエリートでは流れの中からゴールを取れているので、そこを意識し過ぎず、次の試合もゴール前に人数をかけるサッカーをしていきたいです。 --ゴール前に人数をかける中で、何がポイントとなりますか。ただゴール前に入っていくだけでは、相手が3バックのチームはゴール前を固めてきます。今日、自分はポケットを取ることだったり、背後を取るフリーランニングを意識しました。ただやみくもに入るのではなく、入っている人数が多ければ、落ちたりして受けてほしいと思いましたが、なかなか意思疎通がとれず、自分が思っていることと周りの選手が思っていることのすり合わせができていない部分もありました。そこはもう一度コミュニケーションをとって、要求していきたいです。
MF 45
ジャン クルード
--今季のリーグ戦4試合で流れの中で得点が生まれていません。サッカーでは一番難しいのが得点ですし、セットプレーで点を取ることも大事です。セットプレーからの得点は、監督がチームに求めていることの1つなので、CKから点を取れたのは良かったです。なかなか勝ちという結果がついてきませんが、続けていればついてくるはずなので、辛抱強く戦っていきたいです。 --ボール奪取する場面が目立ちました。自分ではまだまだだと感じています。奪えている場面はありますが、チームメートのサポートを感じているので、「すごく良い」とは自分では言えません。 --守備は整理されている中、攻撃で何が課題なのでしょうか。結果は出ていませんが、自分たちが自分たちを信じることをやめれば終わりです。とにかくゴールが生まれると信じてプレーし続けるしかありません。点を取れていないことについて、自分はあまり言及したくありません。