2025/4/13 (日) 14:03 KO
第10節
FC町田ゼルビア
町田
0
-2
浦和レッズ
浦和
入場者数: 44,363人
天候: 雨|気温: 15.2℃|湿度: 89%
七度目の挑戦で手にした“初勝利”。浦和が国立での再戦を制す
浦和レッズ
--どういう意識で1トップに入ったか。相手のウイングバックを引き出したらしっかり走ったりとか、僕自身がボールを受けるのもそうですが、深さを作って味方にスペースを提供するのを意識して試合に臨みました。 --自身のゴールシーンを振り返って。(西川 周作からの)グラウンダーのボールが来た瞬間に(渡邊 凌磨と)目が合って、監督からも「No.9と10がコネクトするように」と言われていたので、良い感じにコネクトできて、自分の得意なシチュエーションに持っていけたのは良かったと思います。 --ループシュートを選択した理由は。ループというか、普通にシュートを打ったら相手に当たったという感じです。 --金子 拓郎選手を待つ選択もあったと思うが、スピード勝負に持ち込んだ。相手の右CBの前に入れると思ったので、入ったらもう行っちゃったほうが良いなと。 --良い形がありながら決め切れていなかった時間帯に、個のパワーで寄り切った。そういう意味で、あの2点目は大きかったと思いますし、僕自身も今年まだゴールがなかったので、さらに乗っていけるんじゃないかという自信になります。僕にとっても大きいゴールでしたし、今日はチームにとっても大きいゴールだったと思います。 --松尾選手をはじめとして、前線の守備の頑張りが効いていたと思うが。良い感じに相手を制限できたと思いますし、あとはしっかりボックス内でDF陣が良い対応をできていたので、チームとして危ないなと思えるシーンがあまりないまま(終わることができたことは)良いことだと思います。 --ここまで後半の進め方に課題があった中で、危なげなく過ごす時間を増やせていたのでは。ボールを持ったときにおのおのがしっかりとしたポジションを取れていましたし、鳥かごじゃないですけど、相手を引き出すまでボールを持てて、相手が来たらその裏を狙うというのが後半も落ち着いてできていました。試合運びとして良かったと思います。
FC町田ゼルビア
監督
昨季の国立での(J1第29節・)浦和戦は引き分けに終わっているため、同じ舞台でなんとか決着をつけたいと、意気込みだけは全面に押し出していこうと臨みました。ただ、その中でショートコーナーからの1失点目、そしてGKからのロングフィードで中央の花道が開いてしまい、松尾 佑介選手に中央突破をされる形からの2失点目に敗因は尽きると思います。まさに試合前から警戒していた形で2失点をしてしまったことが試合全体を難しくしてしまいました。まだまだ甘さというよりは、警戒心を持った中での対応、対策を、もう1つ上の段階で詰めていくことは教訓にしなければなりません。 後半は(ミッチェル)デュークが入り、彼を起点に何回かチャンスを作りましたが、決定機の場面でクオリティーが足りませんでした。高身長の選手がいたために、そこを越えていくボールが入らなかったことが難しい試合展開になりました。チャンスを作れるように、相手にとって怖いプレーを積極的に作っていくべきです。いずれにせよ、失点から追いかける展開にならざるを得なかったことが試合を難しくしました。 ただ、今季のリーグに関しては団子状態で、勝点差が小さい中でいくつものチームがひしめき合っている中で、1つの結果で順位が入れ替わる状況です。われわれは下の順位のグループにいるわけではないですし、次の試合に向けて切り替えてまた準備をしていきます。そして5連戦の最後の試合だった影響もあったのか、疲労もありましたし、ケガ人も出ている状況です。次節(・神戸戦)までは1週間の期間が空くので、その期間を有効活用しながら、また顔を上げて次のアウェイゲームに臨みます。ネガティブな気持ちになることなく、気持ちを切り替えて次の試合に臨みます。 --ハーフタイムの2枚代えの中で、特に藤尾 翔太選手を右のウイングバックに起用した意図を聞かせてください。前への推進力や仕掛けを期待していました。本来は中央寄りのポジションで起用したほうが、より持ち味が出るのかもしれません。ただ、やはり前に仕掛ける形が右サイドから生まれてこなかったため、不慣れなポジションだったかもしれませんが、藤尾に挑戦させた形です。 もう少し高い位置を取りながら仕掛ける形は作れたと思いますが、藤尾を右のウイングバックで起用する形はもっと洗練させなければなりません。シーズンが始まったばかりですので、いろいろなポジションを挑戦させるような形も考えています。いろいろなトライはしていこうと思っています。今日のような形でプレータイムも比較的長い時間の起用になったことで、藤尾も気持ちのスイッチがより入ると思います。さまざまなトライをする形で良い循環を生み出していきたいです。 国立はまたいつもとは違うステージです。今日は多くのファン・サポーターの皆さまにお越しいただいた中で、選手たちが躍動する姿を目に焼きつけて帰路に就いてほしかったです。また夢や希望、感動を追い求めている皆さまの期待に応えたかったですが、ずっと背中を押し続けてくださる皆さまに、次の試合で期待に応えられるように奮起します。今日出られなかったメンバーや遠征にも入れなかったメンバーを含めて、チームが一丸となって切り替えて戦っていきます。
浦和レッズ
監督
本当にみんなが集中して戦ったと思いますし、守備もよく守れていて、攻撃も相手のイヤなところを突くことができていたと思います。この勝利でまた息を吹き返したところもありますし、これに満足することなくはい上がっていきたいです。次が大事かなと思います。 --前半を無失点で折り返せたのは大きかったのでは。向こうはクロスからの得点に強さがあるので、自分が行けるボールは勇敢に行こうと思っていましたし、守備的なメンタルよりも攻撃的な、ゴール前の空間を守ることを意識しながら今日は戦えたと思います。 --2点目の起点となったシーンについて。あれもミスから学んだシーンで、その前に(渡邊)凌磨に蹴ったときに大きくなってしまって、「あれじゃあダメだな」と修正して、低い弾道で攻めると決断して蹴ったボールでした。練習でかなりフィーリングも良かったですし、今日の体の感覚的にも行ってみようかなという意識だったので、うまく得点につながって良かったです。これまでも惜しいシーンはありましたが、あのシーンは「決めてくれ」というよりも「外してもいいよ」というメンタルで見届けていましたが、松尾(佑介)選手が素晴らしいゴールを決めてくれました。
アウェイで成功できなかった6試合のあと、やっと(アウェイでの)初勝利を収めることができました。また、国立という特別な会場で収めることができました。 そして選手たちが、戦術的な部分をしっかりと実行してくれました。選手それぞれ、チームとしてできていました。立ち上がりからハードワークをしながら、戦術的な規律を守ってくれました。試合を通じてゲームコントロールができたと思いますが、時間帯によっては深過ぎたと思います。 今日のストライカーは(松尾)佑介でしたが、彼は素晴らしいランナーでスキルも持っているので、背後へのボールを増やした試合になりました。それ以外にも、うまくいっていた要素がたくさんありました。例えば守備のところで、相手の得意とする相馬(勇紀)へのダイアゴナルボールをヒロ(石原 広教)と(金子)拓郎で抑えることができたと思います。 攻守のセカンドボール回収も重要でしたが、チームとしてよくできたと思います。攻撃のスキルに長けているサミュエル(グスタフソン)、(マテウス)サヴィオ、拓郎などが、相手の5バック2シャドーにしっかりと守備のところで対応してくれました。 そして最後に、この素晴らしいスタジアムにたくさんのサポーターが詰めかけてくれて、ほぼホームゲームのような雰囲気でプレーすることができたことを感謝したいと思います。最近は彼らにあまり喜びをお届けできていなかったので良かったです。ありがとうございます。 --チアゴ サンタナ選手を起用した際は彼をターゲットにしていたが、今日のやり方は今後の参考になるか。佑介は左ウイングとしても素晴らしい仕事をしてくれる選手ですが、ストライカーも1つのオプションになります。相手やわれわれの戦術によって、両方のオプションがあり得ると思います。 --試合前に「セカンドボール争いがポイントになる」と言っていたが、それを踏まえてサミュエル グスタフソン選手を起用した理由は。本日、サミュエルをスタートから使った理由はいくつかありました。今週の公開練習に来られた方は、練習後に私とサミュエルがピッチ上で長い時間話をした姿を見ていると思います。この町田戦ではスタートから行くこと、そしてどういったパフォーマンスを期待しているかという話をしていました。サミュエルはしっかりとゲームプランを実行してくれましたし、彼にとって(Jリーグでの)ベストパフォーマンスの1つだったと思います。 --ここまでロングボールを使ってくる相手にはうまくいっているが、こうした相手にセカンドボール争いで強調したことは。まずリアクションを素早くすることです。本日の試合データを見るのはこれからですが、攻守におけるスプリントの本数がこれまでより多かったのではないかと思います。また、セットアップや構造のところも大事だと思います。町田はセカンドボールを拾うためにウイングバックが(ポジションを)絞るので、それに対応するためにサヴィオと拓郎も絞りました。
FC町田ゼルビア
FW 7
相馬 勇紀
--2失点での完封負けと悔しい結果になりました。失点の時間帯も良くなかったです。対策をしてきた中で2点目はデザインされた形でしたし、とても悔しい結果になりました。結果は悔しいですが、相手が上手でした。 --相手は相馬選手に対して、“ダブルチーム”で守ることも辞さない姿勢を見せてきました。今日は僕のところに2枚が来て、かなり対策されていました。今日のような状況になったときに、右サイドから進入していく術も持たないと。あとは相手が2枚来たということはどこか1枚が空いているということですし、前半に1回、(中山)雄太がインナーラップをしてくれて僕がパスを出した場面のように、2枚引き連れた中でランニングをする機会があると、チャンスが生まれると思います。今までされなかった現象が今日の試合では起きていました。ただ、次の試合で修正をすれば問題はないかなと思います。
FW 90
オ セフン
--前半45分のプレータイムを振り返っていかがでしょうか。個人的なプレーとしては良かったと思っています。チャンスも作れましたし、シュートチャンスもあった中で、決定機でのシュートシーンはイメージどおりの形に持ち込むことはできましたが、ただ1つゴールを決められなかったことが反省点として残っています。 --今季は無得点が続き、得点数をゼロから1にするまでに苦労している印象です。ゴールを決めるという作業はとても難しいものですが、トライしていくしかありません。 --次節・神戸戦までは1週間の間隔が空きます。どんな準備をしていきたいですか。今日の敗戦を糧に次の試合では勝たなければなりません。決して簡単な相手ではないことは誰しもが分かっていることですが、勝利に向けた準備をしていくだけです。