駆けつけたジーコ氏の前で。鹿島、J1通算600勝達成
鹿島アントラーズ
監督
まず平日ナイターの中で、多くのサポーターが集まってくださったことに感謝しています。その気持ちもあってか選手が最後、本当に踏ん張ってくれたと思います。 ゲームのほうは前半、なかなか難しい展開でしたけども、そこを我慢したことによって後半、また違った展開に持っていけたと思います。そういう意味で言うと選手がよく踏ん張ってくれたと思いますし、勝ち切ったというところも良かったと思います。 ただ、やっぱり内容のところとか、まだまだ改善しなきゃいけないところはいっぱいありますので、しっかりとトレーニングする時間はないですけど、頭をしっかりとそろえながら、次のゲームに向かっていきたいと思います。 --前半はうまくいかない中で、後半は徐々に攻撃の流れも出てきたと思いますが、どういうところで修正を図ったんでしょうか?やっぱり1つは、攻撃の部分は距離感のところもありましたし、なかなか前と後ろが遠かったり、ただそれは攻撃の問題だけではなくて、守備のところもよりコンパクトにしなくてはいけなかったと思います。前から行っても後ろがついてこなかったり、前にコンパクトにするのか、後ろにコンパクトにするのか。そういうところの攻守を別で考えているよりも、やっぱり両方をしっかりとコンパクトにやらなきゃいけないという話をしました。 その結果、後半は前からプレスに行くところとミドルで構えるところ、そういうところでのリズムも取り始めたりしていたので、しっかりとコンパクトな中でサッカーができるように、そのためには技術も必要ですので、それもつけていかなきゃいけないです。あとはボールゲームですので、やっぱり自分たちがボールを怖がらずに、何度も何度も失おうが受けにいく。それが大事かなとあらためて思います。 --今日の勝利でクラブJ1通算600勝を達成しました。そこに対しての思いはいかがでしょうか?普段そういう記録はあまり気にしないと言いますけれども、ただやっぱり感慨深いものがありますし、そういうゲームで、今日ジーコさんが来て、1勝目の瞬間を僕はスタンドで見ていたので、そういう意味で言うと来日されたタイミングで勝てて良かったなと、ちょっとホッとしています。
名古屋グランパス
監督
セットプレーで取れずに、取られたと。非常に鹿島がセットプレーに強く、ストロングだというのは十分に分かっていましたし、準備もしてきたのですが、植田(直通)の折り返しという部分で、知念(慶)に最後押し込まれたということで、本当に鹿島らしい得点を取られてしまったと思っています。 前半の入りは悪くなかったと思いますし、前半の流れで先制点を取らないとこういう結果になってしまうと思います。ただ、試合全体を通して、われわれは悪くなかったと思いますし、選手たちも非常に気持ちで負けず、しっかりと戦ってくれたと思います。結果は負けましたが、次の試合に向けて切り替えてしっかり準備をしていきたいと思います。 --前半は素晴らしかったと思いますが、そのぶん後半と差ができてしまったと思います。どこに一番差を感じましたか?(失点は)セットプレーで、それ以外はそんなに危ない場面も立ち上がりはなかったと思うので、あのセットプレーが続いた場面でしっかり(流れを)切れるかどうかという部分だったと思います。 取られたあとは鹿島も非常に圧力を掛けてきた中で、シュミット(ダニエル)がナイスセーブをしたりしながら、選手交代をしながらまた自分たちの流れというか、行ってこいの展開に持ち込めたので、そこもそんなに悪くなかったと思っています。ただ、1点が遠かったと思いますし、そこを取れるかどうかがやっぱり勝敗を分けてしまったと思います。そこは次戦に向けて、また映像を見ながら修正をしていきたいと思っております。 --後半、鹿島が陣形を変えてきたことで少し押し込まれ、セットプレーにつながったと思います。相手の陣形変更はもちろん想定されていたと思いますが、後半の立ち上がりをあらためてどうお感じになっていますか?陣形というか、荒木(遼太郎)をトップ下にして、チャヴリッチをトップ、松村(優太)を入れてきたという中で、舩橋(佑)をボランチに入れてきた。菱形に変えてくるんじゃないかということも想定しながら、荒木がだいぶ落ちてギャップを作りながらたぶん(鈴木)優磨と松村を走らせるというような形をとったと思うんですが、そこもフレッシュな選手が入ってきて、若干鹿島のほうが少しエネルギッシュに入る中で、あの時間帯をしっかりと戦えるかどうかがやっぱり勝負の綾だったと思います。 やられたのがセットプレーだったので、そこはあの時間をしっかり防げればまた違った展開になったんじゃないかなと思っていますし、先ほども言いましたけど、そのあとに波状攻撃で鹿島がガッと来たときに、こちらも少しハメ方を変えて対応したので、その後はまた行ってこいの展開に戻すことができたと思います。2点目を取られたらもう決定的だったと思いますが、そこをしっかりと防ぎながらなんとか1点をということで、最後まで鹿島ゴールに迫ろうという姿勢を見せてくれたと思っています。 --悔しい結果にはなりましたが、自身にとってはJ1単独最多の595試合目の指揮という節目の試合でもありました。節目の試合で勝ちたいなと思いましたけど、1つの通過点として、また次の試合で勝利できるようにしっかり準備をしていきたいと思います。
--後半の始めのほうで少しバタついてしまいましたか?そこまでのイメージはないです。ただ、前半はうまくボールが回っていて、(後半は)打開して解放できたシーンも前半ほどはなかった。相手のシステム変更とかを感じ取ることができれば良かったのかもしれません。 --失点シーンでできることがあるとすれば、なんだったと思いますか?難しいですね。ボールがあそこに入ってきて、その手前で誰かが触るかもしれないし、それに対しても準備しなきゃいけないし、最終的にあそこまで流れていった。一番良いのは飛び込んでいってファウルをもらうことだったのかもしれないですけど、難しいです。 --前節・広島戦に良い形で勝って、この試合は引き分けでもいいからつなげたかったところでしょうか?そうですね。勝点を拾いたかったですね。連戦なので切り替えて、次に向けて準備するのがいまは一番かと思います。
鹿島アントラーズ
MF 20
舩橋 佑
--後半から流れが変わりましたが、出場する際はどんなことを意識しましたか?ボランチのところで受ける回数だったり、ゲームを作る部分で少し物足りなさは外から見ていて思っていたので、自分が入ってより攻撃に厚みを持たせられるようにと思って入りました。もっとボランチが受けて、というのはベンチから見ていても感じていたので、そこはより意識して入りました。 --より重要な局面で鬼木 達監督が躊躇なく起用してくれることに対してはどう感じていますか?使われることに対しては信頼されているなという部分と、もっとやらなきゃいけない部分もあるので、そこは得点だったり、結果でアピールしていけるように、もっと信頼を勝ち取っていけるようにしたいなと思います。 --クラブのJ1通算600勝という節目の勝利に貢献できたことについては?小さい頃から応援してきたクラブで、600勝に携われたのはすごくうれしいし、もっと勝利に貢献できるように練習していきたいと思います。
MF 13
知念 慶
前半はすごく流れが悪かった。自分たちで流れを悪くしてしまった。後半の入りでセットプレーで取れたことがすごく大きかったと思います。 --気持ちでねじ込んだようなゴールでした。その前からナオ(植田 直通)に「俺が折り返すから折り返しを狙っていて」と言われていました。そのとおりにボールが来て、あとは押し込むだけでしたけど、取れて良かったです。 --後半で修正したところは?舩橋(佑)が入って、彼を中心にボールを動かしてくれただけで、僕自身は大したことはしていないです。間に立っているだけで、ポンポンボールが動いてくれた。彼と荒木(遼太郎)選手がかなり良いところでボールを動かしてくれた。チームとしては、前半からああいう形ができれば良かったんですけど、なかなかできていなかったので、ポジションが変わった選手だったり、後半から代わった選手がチームの流れを変えてくれたかなと思います。