2025/4/29 (火) 15:03 KO
第13節
セレッソ大阪
C大阪
1
-2
FC町田ゼルビア
町田
入場者数: 18,030人
天候: 晴|気温: 21.1℃|湿度: 29%
再浮上へのきっかけに。町田が5試合ぶりの勝利で連敗ストップ
セレッソ大阪
監督
一言で言うと難しい日になりました。前半もそうでしたが、後半から町田は選手を代えてきて、フィジカル的にも難しい展開になりました。ただし、最後の最後までファイトしたこと、0-2という展開の中、相手も強いチームでしたが、最後に得点したことは最後まであきらめなかった気持ちが出たと思います。これ以上、何かを選手に要求することは難しかったです。 --J1第7節・浦和戦以降、どのような結果で終わったとしても内容的には今後につながる良いサッカーを続けていましたが、今日に関してはなかなかシュートの場面を作れず、ピンチの数も多く、厳しい内容だったと言わざるを得ません。今日、問題だったと感じていることは?前半からセットプレーで相手は強さを見せてきましたし、フィジカル的なところがすごく大きかったと思います。後半も外国籍のFWから外国籍のFWという交代もありました。振り返るとフィジカル的な差を埋めることが難しかったです。 --「フィジカル的な差」という意味では、中盤で強さを出せる、フィルターをかけることができる田中 駿汰選手の不在も響いたと思います。前節・東京V戦で負傷したと推測されますが、彼の欠場理由について教えてください。自分が持っているスカッドのことを考えた時に失ったところは大きいですが、プレーしたい気持ちを出している選手もたくさんいますので、一人の選手の話はしたくないと思います。いまのチーム状況を考えると、控えに回っていた選手たちが出る状況になっています。もちろん、彼らは出る準備をしてくれていますが、そもそもの母数が足りていない状況です。自分のキャリアを通してもベンチのメンバーが足りない状況は初めてです。それを言い訳にしてはいけないですし、出ている選手がしっかり見せないといけません。ただ、やはり(スカッドが)十分でないことは正直あります。 --現在の中盤の選手を見ますとゲームコントロールやパス、攻撃に長けた選手が多い状況です。より彼らの特長を生かしたチーム作りも今後は必要になっていくのでしょうか?いま、おっしゃったこともそうですし、ボールを動かすことは大事になってきます。いま出ている選手たちでしっかりプレーしないといけません。まずはこの敗戦をしっかり反省して、次の試合に向けて分析して、試合に臨む準備をしていくことが大切です。
FC町田ゼルビア
監督
3連敗という結果をイヤでも引きずらなくてはならない状況であり、その結果を飲み込みながら迎えた一戦を勝ち切れたことは良かったです。精神的にもキツい時期を過ごすことになりましたが、まずはこうして勝点3という結果を得られたこと、そして勝点20に乗せられたことは、なによりの喜びです。この勝利は今後上昇していくきっかけになると思います。選手たちが90分間緩むことなく守備を徹底してくれた成果が、最終的には勝点3という結果につながったことは選手たちに感謝をしたいと思います。 前半に関しましてはチャンスがありながらも、最後の丁寧さやクオリティーが足りずにゴールまでたどり着けませんでした。その中でハーフタイムに思い切って3枚代えを実行し、推進力や前線のクオリティーを注入していきたいという意図の下、交代カードを切りました。その成果もあってか、後半が始まってから得点し、最終的には2-0までスコアを広げられたことがこの試合を制する大きなポイントになりました。後半のアディショナルタイムに失点こそ与えましたが、その失点を反省材料として持ち帰り、失点に矢印を向けて、2-0の試合はそのままのスコアで勝たなければならないことを反省材料にしながら、次の鹿島戦に臨みます。 上昇のきっかけをつかむためにも、われわれにとってはまず勝利することが重要でした。3連敗の期間は、10試合も20試合も敗戦し続けていたんじゃないかと感じるぐらいに本当に長いトンネルの期間でした。そういう意味では今日の勝利は本当に大きかったです。それほど休息の時間はありませんが、また次の鹿島戦に向けて良い準備をしていきたいです。 --今季初ゴールを決めたオ セフン選手について、ここまでの取り組みを含めた今季の推移はどう見えていましたか?何度もチャンスがありながら、決定的な場面で相手にシュートを当ててしまうことや、今日の試合もクロスバー直撃のシュートがあったように、決めることができていなかったです。ただ、最初のシュートがゴールシーンにつながったように、これで気持ちも吹っ切れてくるかもしれません。昨季からわれわれのエースとして、トップのポジションを張る選手として、成長を遂げてきたプレーヤーです。初ゴールを一つのきっかけとして、よりチームにパワーを注入してほしいですし、1点を取れたことが何よりも本人にとって良かったです。 --試合前、選手たちにはどんなメッセージを伝えて送り出したのでしょうか?細かい指示ももちろんありましたが、まずはわれわれのサッカーのベースに向き合って、最後の最後まで一瞬たりとも気を抜くことなくやろうということ。また、今までは良いゲームを展開しながらも、自分たちで崩れていった経緯がありましたし、相手にプレゼントするようなゴールを与えることもあったため、それだけは絶対にないように、リスクを冒すことなくシンプルにプレーすることに対して前線がしっかり反応していくという考え方をもう一度実践してもらうように伝えました。そうすることで必ずチャンスが来るという話をして送り出しました。 実際に3点、4点と取れるチャンスはあったのですが、取れなかったことは今後の課題として認識していきます。あとはサッカーに携わる者として、これ以上は絶対に負けたくないという気持ちを、最後までピッチの中で表現することを強調しました。そういった気持ちを表現することによって、最後の場面で体を張ること、またシュートやクロスに対するブロックだったり、球際での強度や帰陣のスピードにそういった思いが反映されるものですが、体力的に疲弊している選手がいた中で、選手たちは切り替えも素早く最後まで奮闘してくれたと思っています。
FC町田ゼルビア
--ケガからの復帰後、初のフル出場でした。まだ自分本来の出力と出したいモノのズレはありますし、強度の面でも少ししんどいなという時間帯がありました。ただ、復帰して1週間程度ですし、どんどん自分の状態を上げられるように、連戦ではありますが、チームメートの力も借りながらトライしていきたいです。 --特に守から攻への切り替えの面では優位に立っていた印象です。今日に関しては100%で戦う気持ちは見えましたし、そのせめぎ合いは良い勝負をしていたと思います。ただ、個人的な印象としては納得がいっていません。試合内容もそうですし、トランジションの面も含めて、まだまだ足りないと思っています。
--今季は初ゴールまで時間がかかるなど、大変なシーズンを過ごしている中で、今季初ゴールを決めました。後半立ち上がりからの出場でどんな気持ちで試合に入りましたか?ゴールを決めるためにやっていますし、ゴールを取るための練習もしています。その中でゴールを決めることができて良かったです。タイトなマークは続いていますし、そういった厳しい状況を乗り越えられたとはまだまだ言えないと思っています。いまはまだ乗り越えている最中です。 --ゴール数を『ゼロ』から『1』にできたことで気持ちがラクになったのではないでしょうか?ただ1点を決めたからといって、すぐに次の2点目が入るという保証はありません。ゴールにこだわってやっていかなければならないという気持ちをより強くしています。
セレッソ大阪
GK 1
福井 光輝
--古巣戦で気持ちの入った試合だったと思います。この試合を振り返ってください。悔しいの一言です。町田サポーターにも勝って恩返しをしたかったですし、チームとしても勝てていない状況だったので、絶対に勝ちたかったです。 --前半は途中から相手のプレスも外しつつ、うまく攻撃に移るシーンもありました。そうですね。前半は町田の良さも消せたかなと思いましたが、後半立ち上がりの1失点目が大きかったです。そこからは町田の良いところばかりが出る展開になりました。 --スタイルの違う強力な選手が前線に入ってきたときに流れを持っていけるのが町田の強みでもありますね。間違いないですね。個の能力に長けた選手がたくさんいることが町田の特長ではあります。ただ、僕たちも組織でサッカーをすれば前半のような展開にもなります。あとは攻撃の質をもっと上げていくことができれば、という感じだと思います。 --後半、相手の決定機の数を考えれば、2失点でしのいだとも言えると思います。でもそれまでにどうにかしないといけなかったですし、1-2というスコアがすべてだと思います。
FW 29
古山 兼悟
--J1デビューとなりましたが、ピッチに入った瞬間の心境について教えてください。負けていたので、ヒーローになれるチャンスかなと思って入ったのですが、そんなに甘くはなく、ほろ苦いデビューになりました。シュートも打てなかったので、「まだまだここからやな」という感じです。 --ベンチメンバーが1人足りず、ケガ人が多いと推測できますが、まさに“ヒーロー”と言いますか、誰かが出てきてほしい状況です。僕はここしかチャンスがない。このチャンスをモノにできないとダメだと思うので、もう一回、練習から頑張っていきます。 --右ウイングはキャンプの練習試合でもやったポジションだったと思います。そこでのプレーに関してはどのように考えていますか?キャンプの練習試合が初めてで、今日が2、3回目ぐらいでした。プロなら言われたポジションでやらないといけません。チャンスに絡めなかったことを反省して、次に生かしていきたいです。 --次節からの2試合は京都、神戸と関西圏の相手との戦いが続きます。負けたくない試合になります。2連敗している状況でケガ人も出ていますが、そんなことは言っていられないので。自分が出る機会があれば、点を決めて勝つだけです。関西の相手には負けられないので、引き続きみんなで引き締めてやっていきたいです。