主将がゴラッソを決めるも。横浜FMはクラブワーストの7連敗に
横浜F・マリノス
監督
今夜は今季、ベストの試合ができたと感じています。結果はついてきませんでしたが、前半にもう1、2点入ってもいいチャンスを作れました。以前と比べると、前線のプレスもアグレッシブになったと思います。悔しい失点の場面は集中力の問題もあります。選手たちはすべてを出し切り、成長しようとする姿を出してくれていますが、修正点から目を背けてはなりません。今夜のような失点は絶対にしてはいけませんし、あのような失点をなくせるように修正し、次の試合に準備していきたいです。 --ロングボールを使うなど、変化が見られました。このような戦い方を続けていくのでしょうか。90分間通して、フィジカルの面で良かったと感じています。前からプレスを掛けることでつながせずに、全体的にロングボールを蹴らせることができました。自分たちがしっかり練習できたのは3週間ぐらい前です。そこからクラブの中で変化があり、このスケジュールで落とし込むことが難しかったので、プレスとのセットで後ろから長いボールを蹴ることを選択しました。選手たちはピッチ上で表現してくれましたし、誇りに思います。
ヴィッセル神戸
監督
とりあえず勝ったのでホッとしています。前半は、先制点を取って自分たちのリズムでいければ良かったのですが、自分たちのミスからカウンターを受けて、相手を勢いに乗らしてしまった部分があったと思います。後半はもう一度、自分たちのやることを徹底してゴールへ向かおうと、そういった場面が増えたと思います。この暑さの中で選手たちは90分間、最後まで集中して戦ってくれました。満足する内容ではありませんでしたが、どのような内容でも勝って修正していくのが一番なので、その意味では良かったです。 --ハーフタイムに何を共有されたのでしょうか。(前半は)ショートパスや中に入れたパスを奪われて、カウンターを受けていました。相手はブロックからカウンターと割り切った戦いをしてきて、長いボール、背後へのボールがすごく多かった。まずは自分たちがリズムを崩している点と相手のカウンターを注意するところで、逆に自分たちが前に前にプレーして、相手を後ろ向きに守備をさせないといけないと思いました。ハーフタイムにそのような指示を出し、後半は相手も前がかりになっていったので、チャンスもいくつかあったと思います。 --2試合連続決勝ゴールの大迫 勇也選手の評価をお願いします。パフォーマンスに関しては、ここ2試合連続で得点を取れています。やはりゴール前の質は高い選手ですし、相手にとって脅威な選手だと思います。今日もそれをしっかりと出してくれました。手の負傷はまだ状況の報告を聞いていませんが、サッカーは足でするスポーツなので大丈夫とは思っています。
ヴィッセル神戸
--先制点と決勝点のアシストの場面を振り返ってください。1点目は無理やりではないですが、エリキが少し見えたので雑でしたが、エリキにとりあえず届けたのですが、エリキが頑張って足を伸ばして良い感じでトラップしてくれたので、エリキの身体能力のおかげだと思います。 2点目はしっかりと自分の思いどおりに蹴れましたし、良いポイントに落とせました。ただ、サコくん(大迫 勇也)のジャンプのタイミングだったり、ヘディングの技術の高さのおかげと思うので、味方に感謝したいです。 --中3日でしたが、メンバー変更はありませんでした。キツいはキツかったのですが、その中でも内容が悪いなりに勝ち切れたのは神戸らしくなってきたと感じます。連戦でも、内容があまり良くなくても勝ち切れるチームにもっとなれるとも思いますし、勝ちながら修正していきたいです。 --横浜FMとの古巣戦でした。不調の古巣をどのように感じましたか。サッカーはメンタルが大事というのをあらためて対戦して感じました。数日前の記事で「ショック」という言い方をしたのですが、最下位にいることに対してではなく、マリノスらしくなくなってきているのが、ショックという意味です。これまでマリノスはアタッキングフットボールで、Jリーグで唯一無二のサッカーをしていたチームでした。スタイルが変わって、今日も選手がのびのびプレーしていなかったので、マリノスらしくないのがショックでした。もちろん順位が順位で、僕も残留争いの経験はありますが、勝点を『1』でも拾っていかないといけないのはすごい重圧です。そういった重圧から来る変化もあるのでしょうが、そういった変化は以前在籍していた身からすると少し寂しく感じます。
横浜F・マリノス
MF 8
喜田 拓也
今日は確かに結果は負けました。そしていまはもう結果以外、いらないことも分かっています。ただ、「どう感じましたか?」と聞かれれば、みんなのベクトルがそろっていたし、前向きでポジティブなエネルギーをすごく感じました。今までと違う中身、試合だったということもまた事実だったと思います。見た皆さんがどう感じたかは分かりませんが、中にいた身としてはそう感じました。ただ、それが結果につながらなくてもいい理由にはまったくなりません。その結果を出すためにどうするかをクラブとして考え、みんなで話して、ある意味腹をくくって挑みました。いま僕たちは暗闇の中にいますが、光という表現が正しいか分かりませんが、非常に前向きでポジティブなエネルギーを感じました。 --ゴールシーンを振り返ってください。先に失点をしてしまい、今日に限りませんが、どうしても状況を変えたかったし、クラブを救いたかった。その一心だけでもう振っていこうと。ゴールは分かりやすいですが、どうしても結果につなげたかった思いは出てきます。 --試合後の挨拶でゴール裏のサポーターからチャントで迎えられました。ありがたさしかありません。今季を通して悔しい思いしかさせておらず、嫌気が差してもおかしくないような状況ではあると思うのですが、彼ら、彼女らはマリノスに懸けているので……。選手やスタッフは長くクラブに在籍するのが難しい世界ですが、ファン・サポーターの方々は何年、何十年とクラブを愛し、支えてくれている人たちが多いです。それを理解して、本当の意味で感じて、自分たちのパワーに変える作業をいましないといけません。 先日、選手とスタッフで話す場を持ち、みんなでやり方を合わせる意味はありましたが、ある意味、僕はみんなで一緒に腹をくくる時間だったとも思っています。それは今日、すぐに目の前の試合で結果こそ出ませんでしたが、これから変わっていく意志をこの難しい状況の中でもあのような反応を示してくれました。苦しいながらも一緒に腹をくくってくれているのは、ひしひしと感じました。 でも、彼らの存在に甘えてはいけないのも間違いありません。クラブで何が一番大切かというと、ファン・サポーターの皆さんの存在です。そこは絶対に外してはいけません。もう小さい光でもいいし、這いつくばってでもいいので、全員ではい上がっていくしかないと思っています。
FW 23
宮市 亮
今日のゴールキックはすべて前に蹴って、競って、セカンドボールを回収する狙いでプレーをしていました。それをみんな愚直にやっていたと思います。後半は治療していて(試合を)観られませんでしたが、前半、僕が出ている間はそういった戦い方ができていたと思います。みんなが前を向いて、セカンドボールを拾ったときも前に、前にという意識はあったので、これを続けていくべきだと思います。 --対面が酒井 高徳選手であると考えれば、相当、質の高いプレーでした。自分が出るからにはそこを求められていると思いますし、そこを出して何かを変えたかったです。やっぱり勝点3を取りたかったですが、こうやってまたケガをしてしまうところが自分の弱さだし、情けなさだと思いますが、もう一度立ち上がって、また前を向いてやっていきたいと思います。 --ケガの箇所を教えてください。右足の肉離れです。ただ、あのようなスプリントを何本も何本も繰り返してチームに貢献していかないと、何かを得られません。自分自身にすごく情けなさは残りますが、またしっかりリハビリをして戻ってきたいです。