広島に粘りを見せられた中で。川崎Fが最終盤に勝ち越す
サンフレッチェ広島
監督
最後、(後半)アディショナルタイムに2点目を取られて1-2という結果で負けてしまいましたけども、前半の出来がこの結果を招いたのかなと思います。相手にボールを持たせている時間、コンビネーションを使わせている時間が非常に長かったと思います。後半に関して言えば、交代も含めて自分たちのペースを握り返したと思っています。 ただ、川崎も前半はもちろん、後半もカウンターで1つ2つ鋭いものがありましたし、今日は彼らがクオリティーを見せた試合になったと思っています。 --「前半の出来」という部分について。ヴァレール ジェルマン選手を前に置いてジャーメイン 良選手をシャドーに置く形にしたと思うのですが、連勝中に変えなかったスタメンをこのタイミングで変えた狙いは?まずは相手にとって脅威になるFWを入れたかったというのがあります。それはヴァレ(ヴァレール ジェルマン)のことです。ただ、今日の前半に関して言えば、(加藤)陸次樹もジャメ(ジャーメイン)もヴァレも裏に抜けるというプレーからほど遠いプレーになってしまったと思います。ただ後半、(中村)草太と(前田)直輝が入ってきて、彼らはそういうところを狙っていたので良くなったと思っています。 --こういう試合を勝ち切るためには、決めるところを決めることが大事なのか、それとも失点を防ぎたいのか。どちらの方向で考えていますか?点を取ること。そこが圧倒的に欠けていると思っています。 --マルコス ジュニオール選手が帰ってきました。第一歩を踏み出したという評価でよろしいでしょうか?そのとおりです。まず第一歩だというふうに考えています。ここまで5カ月、いろんな問題を抱えていて戻ってこられなかった。そういった中でいきなりトップパフォーマンスを出すのは難しいと思っていましたし、彼が本調子に戻るまではもう数週間かかるのではないかと思いますし、ケガをせずフィットしていることが重要だと思っています。
川崎フロンターレ
監督
いくつかうまくいかないビルドアップがありましたが、十分に相手コートに進入していき、アタッキングサードに入っていくことが前半からできていたと思うので、その先。もう少しシュートに、ラストプレーに入っていきたかったなという前半でした。 後半は相手がフレッシュな選手を入れてスピードある攻撃を仕掛けてきましたが、どうにか耐えていた中で追いつかれて、最後はここ何試合か自分たちが追いついたり追いつかれたりしていてアディショナルタイムでの決着というか、勝点の取り合いみたいなところで、直近で経験してきたことが選手たちのパワーになったのかなという印象です。引き分けのゲームになりそうでしたけど、勝点3になって良かったです。選手に感謝しています。 --うまく前半に入っていく中で、両SBの攻撃の変化のつけ方が非常に良かったと思います。対広島というところでSBに求めたことは?これまでもそうですが、相手のプレスに対して自分たちでどうするかというところを整理して、いくつかのプレーを組み合わせていくというところでSBがうまく起点を作って、CBがその前のところで時間を作って、というところでうまくビルドアップできていたんじゃないかなと思います。疲れての交代とか、サイドを右左交代したりとか、ケガ人もいる中で、それぞれが十分に良いプレーをしてくれました。もう少し守備のところで相手に簡単にクロスを上げさせないように、ファーストベースになることが多いので、あそこの守備面のところはもっともっと高めてもらいたいなという気持ちがあります。 --SBの佐々木 旭選手が決勝点を取りました。素晴らしいパフォーマンスだと思いますが、評価をお願いします。素晴らしいです。いつもチームを助けてくれていますし、ずっと良いプレーを続けてくれているので、継続してケガのないように。(中断期間に入って)少し休めると思うので、休んでまた良い練習と試合を積み上げていってもらいたいなと思います。
川崎フロンターレ
--ご自身の得点シーンを振り返って。大迫(敬介)選手が触ったかどうか分からないですけど、こぼれてきたので。時間もありましたし、相手がゴールにカバーに入っているのも見えていたので、本当にふかさないことだけを考えていました。 --これまでイヤな時間帯に失点を喫して同点に追いつかれる試合もあった中、今日は勝ち越すことができました。どんな思いがありますか?あまり良くなかったかなと。やっぱり、あのまま1-0で終わるか、追加点を取れるチャンスもあったので、2-0でゲームを終わらせてしまうのが本当は一番良い。(失点は)またクロスからですし、追いつかれてしまったということで、まだまだ課題はたくさんあるのかなと思います。 --SBでいろんな役割をしていたと思います。途中で左右も入れ替わった中で、今日はどんなことを意識していましたか?相手のウイングバックに見られない位置を取り続けることは意識していましたし、マルくん(丸山 祐市)が持ったときにうまくサポートできるように。最近は(ファンウェルメスケルケン)際くんが前に出て(高井)幸大とマルくんと俺の3人で回すことが多いので、そこの距離感をしっかりしようということと、相手のシャドーの選手がCBを狙っていたので、距離はしっかり間違えないことを意識してやっていました。 --失点の場面については?まず(クロスを)上げさせてしまったところ。自分もちょっとブラインドになっていて、体で行こうかなと思ったんですけど、手に当たるかなと思って流してしまった。そこは反省してまた次に生かしていきたいと思います。
サンフレッチェ広島
MF 10
マルコス ジュニオール
--復帰おめでとうございます。ありがとうございます。今日はとても難しい試合になることは分かっていて、どっちが勝ってもおかしくなかった。自分が戻れたことはすごくうれしく思います。 --復帰は来週になるかと思っていましたけど、この試合でベンチメンバーに入ったときの思いは?正直、自分ももう1週間は待つことになると思っていたんですけど、メンバーを見て本当に驚きました。でも、ちょっとの時間しか出ていないので、慣れるためにも日々練習を重ねていきたいと思います。 --交代で入っていくときの歓声はすごかったですね。すごかったですね。最高の雰囲気でした。すごく戻りたかったし、戻ったらああいう感じでサポーターが迎えてくれたので、すごくうれしかったです。 --プレーしてみてご自身の状態はどう感じましたか?正直、フィジカルのところをもっと上げていかないといけないと思う。でも、5カ月くらい出ていないにもかかわらず、これだけやれたことは良かったと思います。
DF 4
荒木 隼人
--同点ゴールの場面を振り返って。流れてくるかなと思って、足を止めずに走ったら本当に流れてきて、うまく押し込めました。 --セットプレーの流れから攻め残っていました。ビハインドの状況でしたし、後ろに戻ろうかなと思ったんですけど、相手もほとんどの選手が(ゴール前に)戻っている状態だったので戻らなくていいかなと思って残っていました。 --相手は足が止まっている中で、1人だけ足を動かしていました。ディフェンスの立場なので、本当にああいうボールは難しいなというのが分かるんです。やっぱり止まってしまうので、守備側は。普段ディフェンスをしているからこそ感覚的に飛び込めばいいなというのがありました。 --あのゴールで押せ押せの状況になりましたが、後半アディショナルタイムにセットプレーでやられてしまいました。僕らも同点になった瞬間に「いけるな」という雰囲気があったんですけど、点を取られてしまった。取った川崎さんは本当に力のあるチームだなと思います。