2025/6/21 (土) 16:03 KO
第21節
FC町田ゼルビア
町田
2
-1
鹿島アントラーズ
鹿島
入場者数: 13,828人
天候: 晴|気温: 28.9℃|湿度: 63%
メモリアルに添えたもの。町田、首位撃破
FC町田ゼルビア
監督
首位の鹿島さんは心・技・体で最高レベルを誇るクラブです。またここまでJリーグの歴史を引っ張ってきたクラブとしての成果や経験が今季のJ1で首位という結果に反映されている鹿島さんに対して、一筋縄ではいかないことは覚悟していました。そういったリスペクトを持ちながら試合に臨みました。 鹿島戦に関しては昨季の最終節と前回対戦でも敗れているという2連敗の中で今節を迎えました。同じ相手に3連続で負けることは絶対に許されない状況でしたし、多くのファン・サポーターの皆さんが前節の湘南戦での勝利を経て、われわれに希望を抱きながら応援してくれていることを選手たちは肌で感じていました。そして皆さんの声があったからこそ奮闘することができました。スタメンで出た選手たちはもちろんのこと、途中出場の選手たちも粘り強く戦ってくれましたし、われわれが力を発揮できたのも、鹿島さんに力を引き出してもらった側面もあったと思います。ただ、われわれも相手の力に屈することなく、選手たちが粘り強く戦うことをベースとして、うまく攻撃につなげるプランを実践してくれたことが勝因になりました。PKで1点を返される形にはなりましたが、最後までブレることなく時間を使いながら選手たちは戦ってくれました。そういった選手たちの頑張りに称賛を送りたいと思います。 14,000人近い観衆の方々が駆けつけてくださったことで町田GIONスタジアムでの最多観衆記録を更新することができたと聞きました。また、今節の勝利でJリーグ通算ホームゲーム100勝を飾ることができました。そういったクラブとしての歴史の積み重ねがある中で、われわれとしては(クラブのルーツであるFC町田にトップチームが創設された)1989年から応援してくださるような方々にも結果で恩返しをしたいと思っています。われわれに期待を持ってスタジアムまで足を運んでくださった方々には感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。ありがとうございました。この2連勝におごることなく、次の新潟戦に向けて、またパワーアップして臨みたいと思います。 --菊池 流帆選手がスタメンに復帰し、中山 雄太選手も公式戦に復帰しました。選手層が厚くなったことはとてもポジティブな材料でした。また菊池に関しても、前節の湘南戦で復帰させることはできたのですが、1節起用を我慢したことで今日のようなパフォーマンスがあったと思います。当初は70分ぐらいの起用を見込んでいましたが、この暑さと鹿島さんの重圧が予想以上にわれわれの疲弊を誘ってきたことで、岡村(大八)も足をつりそうになっていました。そういった背景もあって、菊池を代えるタイミングがありませんでした。また、林 幸多郎と望月 ヘンリー海輝がかなりアップダウンを繰り返し、疲弊していた中で中山を投入できたことは大きかったです。われわれの意図した形での前向きな選手交代をできたことも良かったです。 --PKで1失点を喫したあと、残り10分ほどある中で、相手の圧力は相当なものでしたが、最後までしのげたその時間をどのように見ていましたか。私たちよりも選手たちが冷静にプレーしてくれたことに尽きると思います。リスクを冒さずにスペースを感じながらプレーできていました。終盤の時間帯に中山を起用することでうまくチームをコントロールし、時間も使うこともできました。また1点を返されても、平常心で自分たちのサッカーをやり抜こうという姿勢でチームが1つにまとまっていました。選手たちが心は熱く、頭は冷静に試合を90分間マネジメントしてくれたと思っています。
鹿島アントラーズ
--悔しい結果に終わったと思います。どう受け止めていますか?連続失点したところがやっぱり響いたなと思っています。(J1第18節・)マリノス戦もそうですけど、1失点であれば同点になって逆転するチャンスはあると思っているので、3失点目をしなかったのは良かったですけど、1失点のままいければなという展開でした。 --後半は立て直すことができたと思いますが、前半は思ったものと全然違う内容になってしまったと思います。その辺はどうお考えですか?全員が足元で受ける意識が強くて、背後というのがなかったので、相手は前に、という勢いが出しやすい展開だったと思う。途中、監督から言われて背後、サイドから流し込む、というのは何本か出しましたけど、それを最初にやって相手を押し下げて、そこから足元だったり(というふうにできれば)。まず背後を取ることでゴールにも一番直結しやすいと思うので、そういう頭のところというか、みんなの意識をそろえるところで、次はそういうところを入りから修正したいなと思います。 --少し試合内容に波があるようにも感じますが?内容が悪くても前半戦は正直勝てちゃった部分もあるし、内容が良くても負けていたというところもあるので、内容良く勝つ、というところをいま目指しています。今日は特に勝点3を強く求めて戦った試合だったので悔しいですね。
--入り方が悪かったでしょうか?そうですね、最近入り良くないっすね、ずっと。マンツーマンで来る相手に対して、背後を狙わなかった。特に自陣に押し込まれているときにひっくり返しても良かったなと思いますね。レオ(セアラ)も落ちてきていたので。最前線にいる選手が下がってしまった。レオもボールが来ないで焦れていたと思いますけど、前線で引っ張ってほしかった。ちょっと難しいゲームだったと思います。 --失点を喫してから押し込む形も作れていました。前節・広島戦でも、そこからの質が課題になっていましたが?いまトレーニングしているところに取り組むタイミングと、シンプルに上げるタイミングが、ちょっと使い分けができていないなというふうに、試合が終わってちょっと1人になったときに考えていました。シンプルに上げることによって空いてくるスペースもあると思うので、そこの使い分けというのはちょっと足りないかなというのと、同時に考え方によってはそこをやり続けて質を上げていく、というのもある。両方必要かなと思います。質も上げていくし、もうちょい大胆さをチームとして出していくというのは、大事かなというふうに思います。
監督
非常に悔しい敗戦だったと思っています。自分たちでゲームを壊してしまった。そういうゲームだと思っています。ただ、失点の仕方とかね、いろんな時間帯とか、そういうところは今後、修正もしくはチームとしてしっかりとテーマを持ってやっていかなきゃいけない。そういうゲームだったと思います。ミスが悪いとかそういうことではなくて、その後のゲームをひっくり返すだけの力をつけていかなくてはいけないというふうに思いますし、1失点した時点で相手が何を狙っているのかとか、そういうものが分かっているはずですけど、ボールの失い方は今までにないぐらいシンプルなミスが散見されたかなと思います。技術はもちろんですけども、状況判断、そこも非常に大事なゲームだったと思います。これだけ多くのサポーターが来てくださった中で、もっと良いものを見せたかった。そういうふうに思っています。 --前半から少しボランチのところで受けどころに困っていたり、距離感が悪いように感じました。後半から樋口 雄太選手に代えて舩橋 佑選手を入れましたが、その辺の意図を教えてください。そこだけが悪いとかではないんですけど、全体的に前進するのが遅かったり、片方にちょっと寄り過ぎたり、言ってしまえば相手のボランチの脇なんか非常に空いていましたけども、そこら辺のところにボールを送るまでが遅かったり(ということがあった)。あとはそこでのせめぎ合いというか、そういうところで非常に大きなイージーミスがあったり、両サイドのところも対峙する選手に対してアクションがないまま受けるので、そのままプレッシャーを受けます。そういう意味で言うと、ポジションを取ったあとの流動性とか、状況判断は必要だったと思います。そこも自分のほうで、もっともっとやらなきゃいけないなのかなというふうにあらためて思いました。
FC町田ゼルビア
GK 1
谷 晃生
--25分にターレス ブレーネル選手のシュートを足で食い止めた場面はビッグセーブでした。ディフェンスの選手が最後まで体を張ってくれたおかげですし、あまり強いシュートではなかったので、我慢して反応できました。今日は全体的に守備が素晴らしかったです。久しぶりにスタメンで出場した菊池 流帆選手もレオ セアラ選手を封じてくれました。ゴール前で相手にあまりチャンスを作らせずに戦うことができました。ピンチの場面では自分の仕事ができて良かったです。 --相手はアタッキングエリアでかなり手数をかけて攻めてきました。それは想定内でしょうか。相手が人数や手数をかけてきたとしても、肝心なのはゴール前を守ることです。ディフェンス陣はしっかりとボールにチャレンジする選手、スペースに走ってくる選手にも対応できたと思います。また、先制点の時間帯が早かったことで自分たちのゲーム展開に持ち込むことができました。
DF 4
菊池 流帆
--復帰戦にあたって、どんな気持ちで試合に臨みましたか?首位の鹿島を相手にスタメンで起用されたことの意味を感じながら戦うことやチームを盛り上げること、ゴール前で体を張ること、そういった部分を重要視していました。考えていたことを実践できたとは思いますが、まだまだですね。 --ケガからの復帰戦でチームは勝ちました。PKでの1失点はいらなかったです。あの場面は自分の判断ミスなので、反省点です。PKを取られるまでは選手全員がハードワークをして熱い気持ちで戦うことができました。見ている人たちにそういった気持ちが伝わる試合ができました。 --レオ セアラ選手を封じる仕事ができていました。相手のことはあまり気にしていません、誰がきても負けるつもりはないです。相手に勝つ自信しかありません。