制したのは中2日の福岡。川崎Fは今季最多の5失点
川崎フロンターレ
監督
思ったような入りができて、立ち上がりは得点も取れて、もう1点取れたんじゃないかくらい良かったと思います。そのままゲームを推移させていくつもりでしたが、退場によってプランが変わり、2人目の退場によってさらに変わり……。選手は一生懸命やっている中でジャッジが下ったんですけど、(得点を)入れたり入れられたりと2-2の状況で勝ちにいくために何をどうするかハーフタイムに話して、選手たちを送り出しましたが、今日の肝のところはPKになる前の1分間ですね。あの1分間が自分自身の采配ミスというか、悔やまれるところですね。リードされたらあのような形になってしまうのは致し方ないと思いますけど、その前の段階、あの1分間に自分自身の力のなさというか、悔やんでも悔やみ切れないと思っています。 --その1分間の反省とは、どういうことでしょうか。交代を考えていたので、交代選手に全員に伝わるような伝言をしながら、選手を入れて少し空気を変えることをすれば失点という結果は変わっていたと思います。 --2人が退場する経験はあまりないと思いますが、後半の戦い方はどのように考えていたんでしょうか。同じことがあるかもしれないので詳しくは申し上げられませんが、失点をしないこと、得点を取ることで、勝つと。細かいところは言えませんが、時間帯や自分たちの考え方、つまりベクトルを合わせて試合に入っていこうと話をしました。
アビスパ福岡
監督
入りから難しいゲームになりました。立ち上がりは体の重さがあったのか、防戦になって失点してしまいましたけど、(天皇杯ラウンド16・)鹿島戦で中途半端なゲームをしてしまったので、われわれがやってきたことをもう1回表現しようということで臨みました。その積極的な姿勢が、相手に難しい対応をしないといけない状況を作って、こういう結果になったことは選手たちを称えたいと思いますし、ハードなスケジュールの中、よく走ってくれたと思います。アウェイで川崎Fさんに勝つのは何年ぶりかと言っていたので、そういうところを含めてこれはこれでしっかりと勝ったということで次に向かいたいと思います。 --中2日のゲームで難しかったと思いますが、どんなことを強調して試合に臨みましたか。天皇杯のタイトルを獲りたいということで(6日の鹿島戦は)しっかりとしたメンバーを組んでいきました。そこでの120分から中2日で、松岡 大起など90分やってくれた選手もいます。当然、スケジュールは分かっていた中での采配だったので、そこに対しては何もないです。勝てれば次につながるところもありましたが、負けてしまって。ここでわれわれが今季積み上げてきたものを積極的に出す、相手の穴を見つけながらしっかりと揺さぶっていくと。今日は決定機をたくさん作れました。(退場者が出て)相手が少ないところもありましたが、崩す場面、フェーズは相手が10人でも9人でも難しいので、そういった中でしっかりと勝てたところは積み上げてきたものをしっかりと実践できたからだと思います。 --相手選手の退場によって2人多い状況ながら、後半の入りは慎重だったように感じました。前半に数的有利だけどあれだけカウンターを食らっていたら、(後半は)慎重にならざるを得ない状況だったと思います……(笑)。ただ、1点を取って、勝っていても負けていても勝負を懸ける時間だと思っていましたので、守ろうとして守れる部分も当然あったと思いますが、より攻撃的に選手たちへのメッセージとして点を取りにいくと、そこに選手たちがよく応えてくれたと思っています。
アビスパ福岡
思い描いていた入りではなく、先制点のシーンは緩いなと思いました。思っていた以上に川崎Fさんが圧力を掛けて攻めてきたのでそれを受ける形になってしまいましたけど、退場者が出てからはなんとか追いついた。うまくゲームを進められたとはまったく思っていませんし、失い方も悪くてカウンターもたくさん受けましたけど、その中でも我慢強く相手のイヤなプレーをし続けた結果、退場やこちらに有利な判定になったのは妥当だと思います。今日の結果は今日で終わりにして、次は(天皇杯ラウンド16で)内容では完敗した鹿島にリベンジするためにすべてを注ぎたいと思います。 --ご自身のゴールで2-2の同点に追いつけたことは大きかったと思います。あのまま時間が過ぎていけば、10人で守る展開は僕自身もしたことがあります。実際に割り切った戦い方は不可能ではないので、イヤな展開、雰囲気だと思っていましたけど、運よくゴールが決まってくれました。同点に追いついてからはしっかりとゆっくりと揺さぶって攻めていけば、絶対に相手が崩れるときが来ると思っていたので、チームにはそれをしっかりと伝えて、反撃のチャンス、勝ち越しのチャンスをうかがっていました。 --いろいろなことがあったゲームの中でも落ち着いて戦っていたと思います。そういう面もありますけど、(相手に)退場者が出てからのゲームの進め方はもどかしいというか、何でそういう展開になってしまうんだろう、もっとうまくゲームを進められるのにと思っていました。相手(の人数)が少ないぶん、みんながリスクを冒し過ぎて攻め急いでいる面も見受けられていたので、そこは今後なくしていかないといけないと思っています。
川崎フロンターレ
FW 91
ラザル ロマニッチ
デビューできてすごく気分は良かったですし、雰囲気もとても良かったです。最高なファン・サポーターのおかげでこういう雰囲気でプレーすることができました。(ピッチに立ってからは)監督の指示やこの1週間で準備してきたことだけを考えてプレーしていました。ただ、今日の試合は不運だったと思っています。PKもありましたし、自分たちは(退場によって)2人少ない状況でしたので、自分の評価も「これくらい」とも言えない感じですね。これからの試合ではとにかくチームに貢献したいですし、われわれがやらないといけないことをやり、目標を達成できればと思っています。
DF 5
佐々木 旭
良い入りができたと思いますけど、自分たちで苦しくしてしまった感じでしたし、退場してからもPKなどもったない失点だったので、退場なしにしてももうちょっとやれたかなと思っています。 --後半の戦い方としては“まずは無失点”というところがプランでしたか。それでラスト10分くらいで圧力を掛けて1点を取って勝つプランでしたけど、5枚でうまく守れていた中で最後に崩されてしまったので、もったいなかったと思っています。 --順位が上のチームを追いかけるために勝点3が必要だったゲームで、それを落としてしまったことへの受け止めはいかがでしょうか。これを含めて自分たちの弱さだと思うので、切り替えてやるしかないと思います。
MF 8
橘田 健人
良い形で先制できましたけど、退場者が出てしまい、想定外の展開になってしまいました。チームとしては良い勉強になったと思うので、これからに生かしていきたいと思います。 --ご自身が決めた先制点は素晴らしいミドルシュートでした。あそこまで入れていたし、チームとしてもうまく押し込めて、前の選手も引きつけてくれていたから自分に時間ができたので、チームとしてうまく取れたと思います。もっと良いコースに飛べば良かったですけど、(相手GKには)ブラインドになっていて、入ってくれたから良かったです。 --一方でPKを与えてしまったシーンに関しては、どう受け止めていますか。ボールも触っていたので、ゴールキックになってラッキーと思っていたら、まさかのPKになってしまったという感じですね。ただ、エリア内に入れさせないことがああいう事故を防ぐためには必要だったと思いますし、相手が左サイドに人数をかけてやってきていたので、エリア内ではもっと気をつけてやらないといけないと思います。