追いつかれながらも終盤で差を見せた町田。暫定ながら首位に浮上!
FC町田ゼルビア
監督
平日の試合にもかかわらず約12,000人(※公式記録は10,108人)の方々にスタジアムまでお越しいただいたことをとてもうれしく思います。平日の試合でここまでの方々に足を運んでいただいたことはないと思いますが、われわれを一目見たいという方もいたでしょうし、そういった方々への気持ちに応えることができてうれしいです。 連勝といえども、良いメンタルや思考を保ちながらフレッシュな気持ちで試合に入っていくのは人間として難しいことです。勝ち続けていることで浮かれてしまったり、「これぐらいでいいだろう」という考え方が出始めるタイミングですが、そういったことを選手たちがわきまえて、ブレることなく町田のサッカーを実践してくれました。昌子 源を先頭にみんながよくまとまって戦ってくれました。 本来であれば後半の失点がなく、無失点で終えたい気持ちもありましたが、この失点を1つの反省材料として次のマリノス戦につなげていきたいです。ただ、カウンターの場面で入れ替わられたり、前方の悪いタイミングでのボールロストからスピードアップされた場面がありました。そこから作られたゴール前の場面に関しては、今節も谷 晃生が危ない場面を防いでくれたことはさすが日本代表にふさわしいプレーでした。そして最近は乗っている林 幸多郎がGKのファンブルを狙っていたというか、1mの局面を逃さないのはさすがです。あのゴールで息を吹き返した選手たちがパワーを出し、さらに追加点を取れたことも素晴らしかったです。連勝の継続が懸かった試合で失点はしましたが、選手たちが奮起してくれた成果としてこの結果をつかみ取ることができました。ただ、この結果に甘んじることなく、次節(J1第27節)は中2日でのアウェイゲームとなりますが、もう1つギアを入れ直して頑張っていきます。 --後半は押し込まれる展開が長かったです。後半の飲水タイム以降の時間帯はどのように挽回していくことを意図していたのでしょうか。不用意に入れたボールを失ってからカウンターを食らう場面もありましたし、1点を取られた場面を筆頭に単純なボールロストも見られました。危険な形でボールロストをすることがないように、準備や修正をもっと早くやらないといけないということは徹底しました。準備ができていないと背後を突かれることにもつながりますし、カウンターへの対処とボールを左右に動かしながら相手陣地に入っていくことで迫力を増していける部分もあるため、サイドを変えること、時間を作ることによって相手陣地に入っていくことを意図しながらカウンター対策もあらためて徹底しました。 --直近の第26節・C大阪戦に続いて今節も3得点と相変わらず攻撃の調子の良さが目立ちます。西村 拓真が決め切れない場面もありましたし、もう少し取れたなという印象です。ただ、サッカーはミスがつきもののスポーツですし、そんなにうまくはいかないですよね。われわれの勝利の方程式は先制点を奪い、1-0のまま試合を推移させていくこと。その中で作ったチャンスから2点目、3点目を取れましたし、失点があったにもかかわらず、選手たちがよく決めてくれました。 セットプレーも練習してきましたが、入るべきポイントに源が入っていくことができました。3点目のPKもCKの展開からでしたし、セットプレーで分があったことで相手もボックス内でファウルを犯してしまったのかもしれません。セットプレーからゴールにつながっていることは、菊池 流帆や岡村 大八、ヘンリー(望月 ヘンリー海輝)など、身長で優位性のある選手たちがゴール前に入っていけることの成果でもあります。引き続き強みを生かしていきたいです。
ガンバ大阪
--後半はゴールも奪えましたし、試合全体を通して、相手を追い詰める展開まで持ち込めていました。町田さんは非常にタフなチームでした。昨季は自分たちも頑張っていた、とにかく走ることや球際をタフに戦うことなどで負けないことを取り戻そうと試合に臨んだ中で、決めるべき場面で決められたかどうかの差だったと思います。細かい部分が勝敗を分けた印象です。 僕自身も左SBに入った中でシュートまで持ち込めるシーンもありましたし、チームを助けるためのゴールを決めることができたら良かったですが、それができずに残念です。個人という意味では、望月(ヘンリー海輝)選手に対しても、空中戦で競り勝てる場面をもっと作りたかったです。 --左SB起用は、相手のロングボールをはね返す役割を託される意味もあったと思います。斜めのロングボールを警戒することは口酸っぱく言われていました。最初のボールに対しては、ファウルも辞さないぐらいの気持ちで臨もうとしていました。予測というか、高さがあるぶん、上から叩かれてしまうこともありましたが、もう少し体を当てて相手を自由にさせないとか、そういうことがもっとできれば良かったです。
監督
まずは率直に本当に難しい試合になったと思っています。少ないプレーで脅威を与える町田さんのチームスタイルに対して、前半に何もないところからCKで失点をしてしまったことが残念です。ただ、前半からしっかりとボールを動かしながら、相手の疲労を蓄積させることができましたし、後半は良い流れの中から同点ゴールを取ることもできました。その後も15分、20分ぐらいは自分たちの良い時間があったと思いますし、ゴールチャンスや決定機もありました。ただそのチャンスを決め切れず、谷 晃生選手に活躍されて止められたシーンがありました。その後は一森 純のミスがあった中で勝ち越されてしまいましたが、選手たちはそのミスを取り返そうと、チームで助け合いながら戦う姿勢を見せてくれました。今日は試合全体を通して、町田さんよりはしっかりと戦えた、町田さんよりも悪くなかった試合だったんじゃないかと思っています。
FC町田ゼルビア
GK 1
谷 晃生
--谷選手の数々のファインセーブがあった中でチームは勝利を積み重ねました。前節(直近の第26節)のC大阪戦は(前半のうちに)2点のリードがあった中で余裕を持ったプレーができたかもしれませんが、今日の試合は全体的に運動量も落ちてきた中で、相手も交代選手を含めてクオリティーの高い選手が多かったですが、どうやって自分たちの時間帯を作っていくか。その点で課題が残りました。もちろん守勢になり過ぎることもあるとは思いますが、そうならないような試合の進め方ができればもっと良かったかもしれません。ただ、結果的に勝点3を手繰り寄せることができたのは良かったです。 --後半の宇佐美 貴史選手のシュートシーンは、テンポの良いパスワークが続いている中でゴールの枠内に飛んできました。もともとクオリティーを出せる選手ですし、ゴール前でボールを持ったら枠内にシュートを飛ばしてくるだろうということは頭にありました。止めることができたのは良い準備ができた成果です。
MF 26
林 幸多郎
--GKのキャッチミスを突く形で決めたチーム2点目が決勝点になりました。また、個人としても2試合連続ゴールです。チームとしては苦しい時間帯でした。点を取らなければなと思っている中で、結果的に点を取れて良かったです。 --ホームのサポーターの声援もエネルギーになったのでは。ホームの圧力を感じるぐらい皆さんの応援が力になっています。感謝しています。 --次の第27節・横浜FM戦は中2日での厳しい試合日程です。どんな準備をして試合に臨みたいですか。大丈夫です。走ります。