終了間際の同点劇。横浜FCは先制も、逃げ切り失敗
横浜FC
--素晴らしいアシストを振り返って。とにかくチームが勝つために、自分の動きを出せるチャンスがあれば積極的に出そうと思っていました。ロングスローについては、投げるチャンスがあったら絶対そこから決めてやろうという思いで投げたので、それが結果につながって良かったです。 --緊張はしましたか。しました(笑)。カップ戦では試合に出ていましたけど、リーグ戦だと相手のモチベーションとかもまた違うものがあると思うので。ただ、その緊張感もうまくプラスに変えようと考えていました。 --監督は、「望月 ヘンリー海輝選手対策で起用をした」と話をしていました。先発した増山 朝陽選手はまた特徴も違う選手ですが、どういった意識で臨みましたか。ヘンリー選手でなくても増山選手が出るという情報はあって、ただ誰が出ようと期待されていたのは守備の部分というのは変わらなかったかな、と。前半はある程度はやれた部分もあるけど、後半は疲労もあって自分のところからやられることも増えてしまったので、まだまだ力が足りないなと感じています。 --大学での試合に加え、全日本大学選抜でのイタリア遠征、そしてJリーグと、正式加入までにいろいろな経験ができていることをどう感じていますか。大学選抜も今回の出場も、本当に自分にとって来年につながる良い経験になったし、まずはそこに感謝しなきゃなという気持ちが、いま一番強いですね。
FC町田ゼルビア
監督
終わってみれば1-1という結果でした。われわれが望んでいた結果はクリーンシートと勝利でしたから、残念な結果にはなりました。ただ、替わって入った選手がしっかりと仕事をしてくれました。あと1点を取れそうなチャンスもあっただけに悔しい結果ではありますが、勝点1を取って次につなげられることに希望を持ち、ACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)の戦いに挑みたいと思います。選手たちは最後まで奮闘してくれましたし、雨が降る天候の試合にたくさんの方々にお越しいただき、ずぶ濡れになりながらも選手たちの背中を押していただいたことに感謝しています。またACLEでの初勝利をファン・サポーターの皆さんに目に焼きつけていただけるように奮闘したいと思います。 --日本代表の米国遠征帰りとなった望月 ヘンリー海輝選手を67分から投入しましたが、最初から想定していた時間帯だったのでしょうか。替わりに(先発で)出場した増山 朝陽が素晴らしい仕掛けをしていましたし、彼の起用は何の問題もありませんでした。ただ、先制されたことで余計に高さが必要な展開になりましたし、桑山(侃士)と(ミッチェル)デュークを中央に配置することで、セカンドボールを拾う展開から推進力を発揮する状況を作れると思っていました。疲労はあったと思いますが、最後の15分程度はプレーできるという話だったため、出場する形になりました。 --もう1点を取るために必要だったことは?クロスの精度も、例えばもう少しGKから逃げるような、あるいは落差のあるような、ファーストストーンに引っかからないボールを入れられれば良かったですが、それは水物の部分はあります。逆に1点を入れたので、ロングスローからの失点があまりにも安過ぎました。ロングスローへのボールに対しても、警戒していたにもかかわらず、対応が緩んでしまいました。2点目を取ることよりも、無失点で抑えることのほうがわれわれにとっては有効な手段でした。また選手たちと今日の試合を見直していきたいと思います。
横浜FC
監督
セットプレーからのロングスローで先制できて、その後交代カードを使いながら最後は逃げ切りたかったんですけど、最後は町田のパワーに苦しめられました。ただ、勝点3を取れなかったのは悔しいですけど、勝点1を積み上げられたのは確実に前進だと思います。この『1』が今後のゲームに必ず生きてくると思うので、ポジティブに捉えたいです。 --左のウイングバックにJFA・Jリーグ特別指定選手の細井 響選手を起用した狙いを教えてください。町田のロングボールのターゲットは、前線の藤尾(翔太)選手、今日は入っていませんけどオ セフン選手、それに途中から出てきたミッチェル デューク選手が挙げられますが、それだけじゃなくて、右のウイングバックのヘンリー(望月 ヘンリー海輝)選手もポイントになっている。そこでは優位に立たれたくなかったという考えがありました。(望月は)直近で日本代表戦にも出ていたので、もしかしたら今日は出てこないかなと思ったんですけど、増山 朝陽選手が来ても同じことをしてくるだろうな、と。なので今日はそこで絶対に負けたくないという意図がありました。 さらにホソ(細井)はロングスローも投げられるので、「町田の強みをちょっと奪ってやろうかな」という狙いもありました。そういう部分を前面に押し出していきたいなと思って、今回起用しました。 --79分に山﨑 浩介選手、窪田 稜選手、伊藤 翔選手を投入しました。後半アディショナルタイムも含めてチャンスを狙いにいくというよりも、守り切るというほうに比重を置いて送り出したのでしょうか。そうですね。あの時間帯から投入するときには、やっぱりそのままクローズさせたいというところで、(前線に入る)翔にもそう伝えていました。そのクローズというのは、両サイドで時間を作って、そこでなんとか試合を落ち着かせるという意味です。ただ、そこまで前に運ぶことができなかったので、うまく試合を締めることができなかった。とはいえ、相手のロングボールに対してはある程度の時間まではしっかり対応できていたと思うので、今後に生かしていきたいです。
FC町田ゼルビア
MF 8
仙頭 啓矢
--1-1に追いつく同点ゴールは仙頭選手からのクロスが1つのきっかけとなりました。最後は2トップになった中で、(ミッチェル)デュークと(桑山)侃士の近くにいればセカンドボールがこぼれてくるのは分かっていました。あの場面はヘンリー(望月 ヘンリー海輝)を使うか迷ったのですが、誰もがヘンリーに出すだろうなという中で点が欲しかった場面でしたから、クロスを入れたら何かが起きるかなと思っていました。デュークからのパスを受けた際は自分でシュートを打つこともイメージしたのですが、左足にボールが入ったので、シュートは難しいと判断しました。ヘンリーが相手を引きつける動きをしてくれたことも結果につながって良かったです。 --結果としては勝点1をもぎ取る形になりました。引き分けで終わったことは悔しいです。最後に押し込んでいた中でチャンスもありましたし、勝点3を狙っていたので、勝点1に終わったことは残念です。
FW 15
ミッチェル デューク
--チームとしては終了間際の同点ゴールで勝点1をもぎ取る結果となりました。結果的に勝点1を取ったことは良かったのですが、勝点3を狙っていたので、そういった意味では残念な結果ではあります。 --同点ゴールの場面を振り返ってください。相馬(勇紀)が折り返したボールに対して、動き直した中でうまく頭で合わせることができました。相馬がジャンプ力を生かして相手との空中戦を制してくれたおかげです。 --出場機会が限られている中でも結果を残しました。自分の中でメンタリティーをしっかりとコントロールできている成果です。試合出場のチャンスがあった場合は、その中で自分の力を最大限に発揮するための準備もできています。