神戸が4得点で大勝。首位を追う中で重要な勝点を積み上げる
ヴィッセル神戸
監督
ホームで4-0ということで、本当に前半から自分たちがやりたいサッカーというのができましたし、最後まで集中を切らさずに(失点)ゼロで終えられたことも良かったと思います。 --大迫 勇也選手がリーグ戦4カ月ぶりのゴールを決めました。また、ACLEリーグステージ第1節・上海海港(中国)戦でも決めています。昨日の会見で監督は大迫選手のゴールがチームを勢いづかせると話していました。先制点の評価をお願いします。やはりゴール前で危険な選手ですし、今日はそれを出してくれたなと思います。先制点もそうですし、PKになったシーンもやはりあそこにいるからああいうチャンスが生まれると思うし、本当に素晴らしい活躍だったと思います。 --宮代 大聖選手もリーグ戦では7試合ぶりのゴールを挙げました。今季2ケタ得点を達成し、その後、2点目も奪いました。ポジションを少し変えながら、組み合わせを替えながらの中で、宮代自身も本来のパフォーマンスに戻ってきていますし、それを引き出しているのが井出(遥也)や周りの選手でもあるので、みんながいま良い方向に向かってできているのかなと思います。
東京ヴェルディ
監督
ここまで来てくれたサポーターに残念な思いをさせたなと思います。最後までわれわれを鼓舞してくれて感謝しています。 --戦前、神戸の力を認めた上で相手との個の違いみたいなものをチームとして戦うことで見せていくと話していました。結果的には個の力が引き立つ結果になったと思いますが、この要因をどう考えていますか?まずはいま、われわれが持っているものをすべて出し切れたかというところでいうと、局面の意思統一を含めてやり切れなかったなと。そうすると今度、相手の前がかりのインテンシティーの高いサッカーにハメられるようになったので、自分たちが半分は招いたことかなと。(失点の)2つは自分たちのアクシデントとかミス絡みですし、2つはスローインの守備からなので、いまのわれわれの力でも何かができたと思っています。失い方を含めて意思疎通が足りなかったと思います。もう1つは、自分の指導の至らなさを痛感した日で、選手層を厚くする、普段出ている選手に勝るとも劣らないような、個性が違えどそういう状況を作り出しながらチームとして戦わないといけなかったですけど、自分の指導がつたないので選手層を厚くすることができていない。それは自分の反省ですね。 --次節・浦和戦が迫っています。切り替えるしかないと思いますが、選手にはどういう声をかけられましたか?こういうときこそチームが1つにならないといけないですし、われわれのいまの力をもってして何ができたかを精査しないといけないと思います。繰り返しになりますけども、チームが1つになるということがどういうことかというところは、選手には伝えました。もちろん、その瞬間はふがいないというか悔しいところはあるかもしれないけれど、チームメートに手を広げるような状況で、このチームの中心の選手がその振る舞いをしてはこのチームは崩壊すると思います。どんな状況でもひたむきにやり続けるチームにならない限り、この選手層だと吹っ飛びますよ。それは確認しました。
東京ヴェルディ
すごく難しいゲームだった中で、1失点目は自分のミスで喫してしまったことによって、神戸さんみたいな強いチームに対して良い流れに持っていかれてしまいました。立て直しが利かなくなるような1失点目に関わってしまいました。 --1、2失点目は右サイドを3人目の動きで突破されることが続いてしまいました。あそこの2シーンを切り取ったらやられたといってもおかしくないと思いますけど、全体を通して要所要所で負けていた部分が多いですし、敗戦にふさわしいゲームだったのかなと思います。この試合を次のゲームに生かしてしっかり修正をかけていければ。 --前節・岡山戦から中2日の試合でした。中2日だったりを理由にはしたくないですし、それを言い訳にしてはいけないゲームだったと思います。ただ、そうは言っても中2日ということで、なかなか自分たちが思うようなトレーニングはできなかったですし、リカバリーに集中する2日間でした。自分たちは若い選手が多い中で、大卒だったり、プロ1年目の選手がいま出始めているところなので、そういったところも含めて中2日の難しい状況ではあったのかなと思います。 --この敗戦を踏まえ、次に向かう上で何が大切になりますか?もちろんシーズンを通してほとんどの試合、終わったあとに学んで次に生かすことを自分たちはやり続けてはいるのですけど、今日の試合は相手とのレベルの差を感じましたし、そういうところも含めて多く分析するところはないのではないかなと。次の試合はまたゼロじゃないですけど、また新しい気持ち、新しい頭の持ちようで入ることが大事なのかなと思います。
ヴィッセル神戸
FW 9
宮代 大聖
ここ2試合、左のウイングで出ているので、そういった意味でまた違う視野というか目線でプレーしています。ただ最後、フィニッシャーになるところは絶対に忘れずにというのは自分の中でも意識していて、そこは今日も、前の試合(ACLEリーグステージ第1節・上海海港戦)もそうですし、しっかりと結果に出たので良かったかなと思います。 --左ウイングに入ることで左インサイドハーフとはゴールに入っていくコースが変わると思います。どういうところを意識していますか?左のウイングのほうが、自分が全部見えている状態が多いので、右手からクロスが上がってきているときもそうですし、(ゴール前の)どこに入るかというのはより分かりやすいのかなというふうに思います。いまのチームの特徴的に右で作ってという部分が傾向的には多いと思うので、そこで自分が最後にシュートを打つという流れが出てきているのかなと思いますし、シュート本数を考えても増えてきていると思うので、そこはポジティブな良さかなと思います。 --自身の1点目を振り返って。グラウンド状態を含めて難しいところではあったのですけど、しっかり相手を見て、最後まで落ち着いて決められたのかなと思います。 --後半のご自身のゴールはエリキ選手とのハイプレスでボールを奪ってから。神戸らしさがよく出た得点でした。そうですね。ああいう形がゴールにつながるというのは、非常にいまチームが良い状況にあるというのを示していると思います。簡単そうに見えてチーム全員の圧が掛からないと、ああいう相手の位置というのは出ないと思います。なかなかああいうゴールは出ないかもしれないですけど、みんなが共通意識を持って守備、攻撃をやれていければ、もっともっと良くなるのかなと思います。 --2年連続の2ケタ得点を達成。まだまだゴールに挑んでいくと思います。そうですね。まず自分がもっともっとゴールを取らないとチームも勝てないと思いますし、非常にいま、混戦の状態で勝ち続けないと優勝は見えてこないと思います。しっかりと自分が点を取り続けて、チームを勝たせられるように頑張っていきたいと思います。
DF 41
永戸 勝也
--1点目は永戸 勝也選手の3人目の動きでポケットを取り、クロスを送ったところから。サイドの崩し方としてお手本のようでした。イメージどおりでした。井出(遥也)選手にパスを出したときに、最初に僕についていた選手がついてこないのが見えたので、あそこで受けられたらあのプレー(クロスの形)ができるなというのがイメージできました。宮代(大聖)選手から良いパスが来ましたし、本当に監督も出して動くというか、どんどん追い越してニアゾーンを取っていくことは常日頃から言われているので、それが体現できたかなと思います。 --ケガからの復帰戦。加入してから突っ走ってきたと思いますが、しばらくケガで離れたことで神戸のサッカーをゆっくり見るきっかけになりましたか?サッカーどうこうよりは、ルヴァンカップも力になれず敗退してしまったし、(直近のリーグ戦となるJ1第29節の)柏との試合も上位争いで力になれなかったので、個人的には悔しい思いでしたし、そこを挽回できるようにという気持ちでした。 --上位争いに食らいつくためにも良い試合になったと思います。このチームの良さは、一人ひとりが本当に100%を出し切ることを当たり前にやることだと思うので、次の試合が毎回、大一番だと思っています。そこに向けて良い準備をして、ピッチで100%出し切ることを(意識して)、中にいる選手たちが本当にやっているので僕も刺激になりますし、僕からもそういう刺激を与えられるようにプレーするだけなので、出たら頑張りたいと思います。