“差”を見せつけて。鹿島がアウェイで4発大勝
名古屋グランパス
監督
首位チームとの対戦なので思い切っていこうという話をして、前半からアグレッシブに入ってくれたと思っています。チャンスの数ではそんなに変わらないと思いますが、やっぱり決めるべきところで決められなかったことが最後の得点差になってしまった。ただ、選手はここ2試合制約のある中、絶対に負けられないという中2日の試合を(前節は)新潟で行って、今日はその後のホーム戦で、3連戦の最後の試合でした。選手たちはすべてを出し切ってくれたと思いますし、たくさんのファミリーが応援に来てくださった中で勝てなかったのは監督の責任だと思っています。あと6試合、まずはしっかりと残留を決めることにフォーカスをしながら戦っていきたいと思います。 --攻撃面について。“たられば”になるので何とも言えないですけど、やっぱりああいうところで決め切るチームが上位を争っていると思いますし、決め切れないとこういう順位になってしまう。その差が出たと思います。 --首位との差について。最後のところの厳しさは攻守においてさすが首位を走っているチームだと感じます。そこが今季の名古屋との違いで、守備の部分でもここ数試合はだいぶ失点が減ってきた中での試合でしたが、(鹿島は)やっぱりああいう形でミスを逃さない。それがこういう結果になってしまった。ただ、最後の10分でキャスパー(ユンカー)を入れて1点をなんとか取りにいく形にしたので、ある程度追加の失点はしょうがないという覚悟でした。その2点は勘弁してもらいたいと思っています。
鹿島アントラーズ
監督
まずこのアウェイの中、多くのサポーターの本当に大きな声援が聞こえましたし、それを選手が感じて、前半からアグレッシブに戦ってくれたこと、先制できたことが非常に大きかったと思います。また、最後の最後まで、点を取るところ、点を取られないところ、その両方を選手全員があとから入った選手も含めてやってくれたと思います。非常に気持ちのこもった良いゲームをしてくれたと思っています。 --スクランブルな交代もあった中で、しっかり守って突き放して終えられた。非常に意味のある勝利になったと思いますが?やはり2-0で折り返して、その後のところで相手の圧力を感じながらサッカーをしていたと思います。どこかで3点目を取りにいきたい。そういう思いと、あとは疲労具合でどう締めるかとか、いろんな思いがありましたけども、最後出た選手がしっかりと点を取る作業と、守備もしっかりやりながら最後に突き放す作業、そこをやってくれたことが非常に良かったと思います。チームもそういう状態までしっかりと我慢強くやってくれました。本当に全員が意思統一した中、ゲームをコントロールしていたと思います。 --両ボランチのチャンスメークとゲームメークが素晴らしかったと思います。振り返っていかがですか?相手を見ながらやってくれていたと思いますし、自分たちの狙いの部分と、そうじゃない形になったときも落ち着いて、自分たちがボールを持って主導権を握ろうとするところとか非常に良かったと思います。もちろんね、まだまだもっともっと試合巧者になるためには要求していきますけども。非常にタフなゲームになりましたけど、ゲームの中で相手を見ながら、よくやってくれたと思います。
--復帰戦でのゴールでした。感想は?本当に長いリハビリを頑張ってきて良かったな、と率直に思います。 --練習を見ていてもシュートの感覚は落ちていないように見えたのですが、試合のピッチに立ってみていかがでしたか?練習試合も紅白戦もやっていない中で、ゲームでどれぐらいできるか自分も分からなかったし、ちょっと不安な部分もありましたけど、確かに練習の中でも感覚としては変化していないというか、悪くなっていないという感じはありました。その自分の感覚を信じて振ることができたかなと思います。 --まずはご自身の1点目の場面について。どういう感覚であそこに入っていったのでしょうか?もう1点目も2点目もそうですけど、ガムシャラにやることしか考えていなかったので、ゴールを取るために、相手よりも前にという意識が、ああやって良いポジショニングになりました。自分がゴールを奪ってやろうという気持ちが動きに表れたのかなというふうに思います。 --2点目はもうもらった瞬間から?練習でも特にミドルシュートの感覚とかは、自分の中でも変わっていないなと思っていましたし、自分の武器でもあるので、スペースもあったし振ることしか考えていなかったです。
--ご自身のゴールを振り返ってください。舩橋(佑)選手とアイコンタクトがとれて、斜めに動き出せばしっかり前を見てくれる選手だったので、その特長を生かして、ものすごく良いパスを出してくれました。また自分のトラップも良いところに置けたので、そこで勝負をつけられたんじゃないかと思います。 --加入後初得点の味はいかがでしたか?ものすごく軽くなりました(笑)。あと6試合でもうちょっと決めたいと思います。 --徳田 誉選手のゴールに驚いていましたが?(鈴木)優磨だったりレオ(セアラ)だったりからは「誉がものすごいシュートを持っている」と言われていましたが、誉のことはよく知りませんでした。昨日のシュート練習でものすごく決めるところを見ましたけど、今日あのシュートを決めてくれたので、さらに印象が上書きされました。
名古屋グランパス
FW 11
山岸 祐也
--開始早々にチャンスもあったが?最初の立ち上がりは自分たちのほうが良かったと思います。自分にチャンスがあったあと、逆に2本決められて、それが1位と10何位の差として出てしまったなと。反省しなきゃいけないが、ただ全部がダメだったわけじゃなくて、前半はゴールに近づく良いシーンもたくさんあったし、奪ってから速いカウンターと、自分たちが動かしてゴール前に攻め込んで、クロスというところには持っていけていた。そこでゴールを決められるようにやっていかないといけないと思います。 --決定機を振り返って。まだ映像を見ていないですが、最初のタッチで相手の前に入って、最後は落ち着いてというところで、左足だったのでニアに打ったら相手のGKの手が残っていて、そこに当たってしまった。駆け引きでは勝ったかなと思ったんですけど、やっぱり相手のGKはいまJ1のセーブ数1位で、GKを褒めないといけない。ただ、その上を行かないといけないと思っているので、ああいうシーンでしっかり決められるように、もっと自信を持って落ち着いて、ああいうときこそ余裕を持つことが個人としての課題だと思います。
DF 70
原 輝綺
チームとして相手にハメられるシーンも特になかったですし、前から行ったタイミングでマンツーマンチックになるというのは、多分相手も分かっていたと思います。そのタイミングでうまくテンポを変えられて、プレッシャーの掛からない状態で、その後ろをうまく突かれたという感じの失点から始まり、2失点目も完璧としか言いようがない失点だったので、相手からすれば一番気持ちの良い、やりやすいプレッシャー感だったのかなと個人的に感じています。 --チャンスを作ったあとにやられてしまったが。攻撃面で言えば通用した部分と、決め切っていれば分からないというシーンが何回かありました。ただ、チャンスを決め切る決定力に関しては、相手に分がありました。正直、直近の試合の中でいえばダントツで良かったと思います。そう簡単にチームの問題は解決しないし、自分たちもうまくならないし、今まで相手のクオリティーに助けられてきた部分がありましたけど、今日はそれが露骨に出た試合だったと思います。