2025/10/4 (土) 17:03 KO
第33節
イサーク キーセ テリン
47'
入場者数: 38,062人
天候: 曇のち雨|気温: 21.2℃|湿度: 90%
5戦ぶりのゴールが決勝点に。浦和、トンネルを脱する
浦和レッズ
監督
良い立ち上がりだったと思います。神戸の得意なところ、セカンドボール回収や、大迫(勇也)、エリキ、宮代(大聖)など前線の選手たちのコンビネーションを阻止することもできていたと思います。今日はサイドチェンジもうまくいっていたと思います。その中で、(根本)健太のロングボールはもっと多くても良いのではないかと思いました。 神戸のセットプレーからわれわれがボールを失ってしまい、ゲーゲンプレスを掛けられ、オギ(荻原 拓也)のハンドにつながってしまいPKとなりました。しかしシュウ(西川 周作)がセーブをして、素晴らしい仕事をしてくれました。そのゴールが決まっていれば難しい試合になっていたかもしれませんが、0-0の状態で続けることができました。 後半は、ハイプレスの強度をさらに上げていこうという話をしました。また、(マテウス)サヴィオとイサーク(キーセ テリン)のところのコンビネーションも続けていこうという話をした中で、サヴィオからイサークへの素晴らしいボールがあり、それが得点につながりました。 ただ、神戸は非常に良いチームで、そのあとわれわれの右サイドの脇のスペースを使うようになりましたので、そこに対応するために柴戸 海を入れ、(安居)海渡と交代しました。そして、神戸はいかなる状況からも点を取ることができるチームですので、集中力を切らさないことが重要でした。 われわれのミスから汰木(康也)が裏に抜け出し、非常に危険なシュートを打ってきたのですが、ここでもまたシュウがセーブしてくれました。 戦術的な規律を保つことができた試合だったと思います。得点が少ない、そして勝利が少ない9月のあと(※9月は未勝利)、このホームでディフェンディングチャンピオンの神戸に勝てたことは非常に良かったと思います。このような難しい状況の中で、選手たちはあきらめずに勝点3を目指して頑張ってくれました。 また、健太のパフォーマンスが非常にポジティブだったと思います。将来性を感じることができるプレーを見せてくれましたので、今季中に彼の出場機会を増やしたいと思っています。 --これまでは神戸のようなハイプレスのチームに対して、松尾 佑介選手を前に置いて走らせることもあったが、今日はイサーク選手をターゲットとして起用した。そのあたりの意図は?そのように裏に抜けるやり方もありますが、本日はそれと違い、イサークが相手ディフェンスラインの前でターゲットになるという形をとりました。そして、背後を狙うのは両ウイングと(渡邊)凌磨でした。そこに縦のボール、もしくはダイアゴナルでボールを届けることを狙っていた中で、健太の素晴らしいボールが入りました。もちろん、プランBとして佑介もしくは小森(飛絢)をストライカーとして使い、彼ら自身が背後に抜けるというものもありました。 --根本選手がリーグ戦では初めてのスタメンだったが、チャンスを与えるのが遅かったのではというくらいのパフォーマンスだった。何か足りない部分があったのか、実績のなさが気になっていたか。クラブワールドカップ前の時期は、経験豊富なダニーロ(ボザ)やマリウス(ホイブラーテン)を中心にプレーしてきました。ルヴァンカップ(プライムラウンド準々決勝第1戦)の川崎戦でも健太は素晴らしいパフォーマンスとプレーを見せてくれました。リーグ戦でも通用するという確信が、そのとき私にありました。(前節・)ヴェルディ戦でもスタメンに入る可能性があり、直前でマリウスとダニーロに決めましたが、残りの5試合で彼が出場する機会は必ずあると思います。 --良い内容で勝てたと思うが、こういうゲームができた要因に今日の気候もあったのでは?これまでは暑さで思うようなサッカーができていなかったのではと思ったが。同意します。実際に感じられるほどの差がありました。今日のような気温、コンディションでプレーしたいとみんなが考えていると思います。そしてわれわれは、ハイプレスを掛けてできるだけ高い位置でプレーしたいと思っているチームですので、気温が下がることは強度を出すためにありがたいと思っています。
ヴィッセル神戸
FW 9
PKを外したあとでも、自分のところでもっと迫力のあるプレーを出さなければいけなかったですし、今日は本当に自分のせいだと思っています。「次に切り替えて」と言うのが難しくもありますけど、(試合間隔が)少し空くのでしっかりと良い準備をしたいと思います。 --PKの場面は、昨季防がれたシーンが頭をよぎったか。いや、あの場面でそこまで感じたということはないです。 --途中交代になった悔しさもあるのでは?仕方ないと思います。与えられた時間で結果を出せずに、チームにすごく迷惑をかけてしまったので。 --痛い黒星になったが、次は鹿島との上位直接対決になる。もちろん大事ですけど、鹿島だろうと浦和だろうと特に関係ないので、次に向けて良い準備をしたいと思います。
ヴィッセル神戸
監督
まずは、勝たなきゃいけない試合だったんですけど、勝点3を取れなくて申し訳ないと思っています。 相手も前半からやることを徹底してきた中で、逆にカウンターを仕掛けられるなと思っていましたし、何度か良いチャンスを作れていました。PKなどのチャンスもあったので、そういうところで決めていればまた違った展開にはなったのかなと思います。 後半はもう少しパワーを出して良い入りをしたかったのですが、逆に相手に前から前から来られて、それを受ける形になりました。それでセットプレーから失点してという、難しいゲームではありました。 終盤は自分たちも押し返して、なんとかゴールをというところではあったんですけど、相手守備陣を崩し切れなかったなと思います。 --次節は首位・鹿島との対戦になるが、どのように戦うか。また、試合後には選手にどのような声をかけたか。自分たちは勝つしかないですし、ロッカールームでも「可能性がある限り勝たなければいけない」という話はしました。 --大迫 勇也選手が前半で交代したが、状態は?また、交代の影響について。メディカルとまだ話していないので、状況は確認できていないです。もちろん、サコ(大迫)がいるといないでパワーは全然変わってきますが、後半の立ち上がりから押し込まれたところも、そこを押し返せなかったのも影響はあった、チームにとっては大きかったなと思います。 --汰木 康也選手と小松 蓮選手を投入した狙いは?前半から全体的に、パフォーマンスが良かったわけではないので、何か変化をというところで、前回のACLE(リーグステージ第2節のメルボルン・シティ戦)でも活躍した2人を入れたというところです。
浦和レッズ
DF 28
根本 健太
--J1スタメンデビューで勝利を飾った。どんな1日になったか。とても最高な1日になったと思います。 --この試合に向けての準備で大切にしてきたことは?まずは、ここ最近勝てていないこともあったので。自分が出るとなって、ここで流れを変えられるようなプレーをして、チームの勝利に貢献できるようにと意識してやっていました。 --今日のプレーの中で、自分らしいプレーだと言えるところは?(金子)拓郎くんに出したロングボールだったり、前へのプレーの特長もありますけど、空中戦も特長としてやっているので、そこも粘り強くできたかなと思います。 --キックが冴えていたと思う。前半の終盤にサミュエル グスタフソン選手に通した場面は上から見ていてもすごかった。ああいうプレーも、そこに1本パスを出すだけで状況や流れは変わると思うので、しっかり見ながらプレーできたかなと思います。 --空中戦に強いのは分かっていたが、マリウス ホイブラーテン選手に競らせてカバーリングするシーンも安定していた。そこのチャレンジ&カバーは練習から、マリウスとよくコミュニケーションをとってやっていたので、それがそのままできたかなと思います。
GK 1
西川 周作
良い入りが本当にできました。神戸さんはハイプレスで素晴らしい守備ができるチームなので、逆にそうさせないように。イサーク(キーセ テリン)が入ったことでロングボールがすごく良い収まりをしていましたし、そういった狙いを持ちながら。あとはふとしたリスタートなどでも、彼との関係で背後を狙っていこうというところはコミュニケーションがとれていたので、本当に90分間を通してチームとして良い戦いができたと思います。上を目指すのであればまだまだ、この1点を取ったあとに2点、3点を取れるチームになっていきたいなと思います。 --試合の流れとして、PKストップが大きかった。なんですかね、この前のルヴァンカップ(プライムラウンド準々決勝第2戦)の川崎戦で2発PKがあったんですけど、そのときのメンタル的なところを生かして。あのときは「止めないと」と思ってしまっていた部分が自分の中であって、今日は「まあ入れられても当たり前だ」という余裕を持ちながらゴールマウスに立つことができました。昨年も宮代(大聖)選手のシュートをアウェイで止めていたので、そういったところも僕の余裕につながったかなと思います。 --宮代選手は昨季と同じコースに蹴ってきた。今日のほうが良いコースではあったんですけど、しっかりとタイミングとかを見ながら最後までプレッシャーを掛けることができました。後ろに旗があったりフラッグでプレッシャーを掛けてくれるサポーターもいるので、キッカーとしては非常に蹴りにくいんじゃないかなと思います。 --相手が昨季と逆に蹴ってくるんじゃないかなという考えもチラついたと思う。どう読んでいたか。やっぱりストライカーって自分を強く持っている、自分を貫く選手が多いと思いますし、宮代選手の性格とかは分からないですけど、なんか同じところに蹴ってきそうだなという意思を感じたので。そこは冷静に分析して、間合いを計っていました。