2025/10/4 (土) 13:03 KO
第33節
清水エスパルス
清水
1
-1
FC東京
FC東京
入場者数: 17,099人
天候: 曇|気温: 26.2℃|湿度: 55%
怖さも見せたが……。精度を欠いて互いに1点ずつ
清水エスパルス
監督
もったいないのひと言に尽きるゲームになってしまいました。もちろん、前節(・神戸戦)から改善できたところはたくさんありました。前節と同様に1-0で折り返した中で、しっかりゲームコントロールを、ゲームマネジメントをしようという中で、勝っている状態で相手をグッと押し込みながら、われわれらしく相手陣地でボールを握りながら、どう追加点を取るかを考えていました。前節からの教訓としてものすごく成長を見せてくれましたし、修正できた点だなと思っています。 ただ、あれだけのチャンスがありながら追加点を取れないと、このようなしっぺ返しが待っているのは、フットボールの世界ではあるあるです。あれだけボックス深くに入れていたにもかかわらず、最後のクオリティーだとか、フリーな選手を見つけるとか、最後に仕留め切るみたいなところを出せなければ、事故みたいなものも起きてしまいます。 そして、われわれはもちろん無失点にはこだわっていますが、1点だけで勝とうとはもともと思っていません。われわれらしく高みを目指して、タイトルを獲るようなフットボールをしようと思ったら、あそこでやはり追加点を取らなければならない。しっかりと相手の心を折った上で、無失点で終えるようなフットボールができなければなりません。1点リードのままだと、相手もどこかで1回はチャンスがあるとは思いますし、メンタル的にも折れたりしません。そうではなくて、相手のメンタルをへし折るところまでいけるように、また日々トレーニングしていきたいなと思います。 ただ、言っているように1つずつ、一歩ずつ、確実に成長はしていますし、前節の神戸戦から、選手たちはいろんなものをしっかりと意識しながらゲームをコントロールしてくれました。ゲームコントロールの点に関しては非常に成長を感じていますので、さらにこの先のより大きな成長と高みを目指して、未来につながっていくようなフットボールをしたいと思います。 --FC東京の失点傾向を把握した上で、クロスではインスイングのボールを非常に増やしている印象でした。クロス攻撃の評価はいかがでしょう?縦に深く入って仕掛けるところと、インスイングのクロスをよく使い分けてくれましたし、狙いどころ、中に入る枚数、狙いどおりのシーンも多かったです。ただ、前半からもっとチャンスを作れたと思うので、後半のようなフットボールを前半から長い時間やることでゴールの確率を高められます。前半はもったいない時間も多かったので、そこはしっかりと反省をして、よりゴールに迫れるシーンを作っていきたいと思います。 --失点シーンのようなスキを見せないためには、ロングフィードを蹴らせないことなのか、それとも蹴られたあとの帰陣を早くしなければならないのか、どちらも重要なことは承知の上で、理想をどこに置いてらっしゃるのかを教えてください。われわれが最優先するのは出どころを抑えるところです。ただし、90分間の中ではロングボールを蹴られるシーンも絶対にある中で、セカンドボールも含めてしっかりと対応することもおろそかにしてはなりません。失点シーンは、90分間の中で唯一見せたスキだと思います。ペナルティーエリアの中に入る前に勝負したかったですし、ロングボールに対する反応が(吉田)豊以外は遅れていました。セカンドボールに対してもガツンと行けたんじゃないかとも思いますし、出どころにもっとプレッシングを掛けることもできたと思います。反省点はたくさんありますし、1人の問題でもないので、チーム全員の問題として、防ぎ方はたくさんあったと思います。全員が自分に矢印を向けて、しっかりと当事者意識を持って、引き続きやっていきたいと思っています。
FC東京
前節(・神戸戦)もそうですが、先制点を取れたにもかかわらず、勝ち切ることができずに残念です。 --先制点の場面について。クロスは絶妙でしたね。室屋(成)選手の裏、ポケットに生まれたスペースに誰かが走ってくれていて、そこから切り返して、ペナルティーエリア内の状況も大体は見えていました。速くて、シュート性のクロスを意識していました。誰かを狙うとかではなく、そこのスペースにしっかりと上げることだけ意識して、上げることができました。(髙橋)利樹がしっかりとゴールを決めてくれたので、うれしかったです。アシストやゴールが僕自身あまり多くないので、このような大事なゲームで得点に絡めて良かったなと思います。 --残り5試合ではどのような吉田 豊を見せてくれますか?まずはパワフルな、いつも100%を出す吉田 豊を見てほしいと思います。自分の強みである1対1や、守備面もそうですが、時々、今日のようなスーパーアシストをできるように頑張りたいと思います。
FC東京
--ゴールシーンを振り返って。イメージとしては、タワラ(俵積田 晃太)から受けたときに相手と正対していたので、ズラしてからファーサイドに打とうという狙いがあったのですが、相手も思った以上についてきていたので、とっさにニア上に切り替えました。 --狙いどおりでしたか?狙いました、狙いました(笑)。 --ゴールが決まった瞬間の気持ちはどうでしたか?あまり覚えていないんですけど、なかなか決められていなかったにもかかわらず、応援し続けてくれたサポーターの皆さんに少し恩返しできたのかなと思っています。でも、試合結果は引き分けに終わっているので、満足はできません。本当に、いま一番欲しいのは勝利なので、自分のゴールや活躍でチームを勝利へ導けるように、またやっていきます。 --次のリーグ戦まで時間が空きますが、その期間をどのように使いたいですか?今日の試合に関しては、引き分けに持っていけたのはプラスですが、前半のあのサッカーをした上で勝てなかったのがすごく悔しいです。課題も良かったことも双方が出ている中で、この中断期間はしっかりと休息をとりながらも、チームで一体感を持って、次の試合に臨むだけです。(11月には)天皇杯もあるので、チーム一丸となってやっていきます。
監督
前半で決めたかったなと。前半で決めることのできる可能性の高いゲームでしたし、決め切れなかったことが、今日のゲームに関しては大きかったです。後半に巻き返そうという部分はありつつも、後半は清水さんのペースになりました。最終的にはポストに救われた部分もありますけども、なんとかしのぐことができた中で、得点を取る場面と追加点を取るチャンスもいくつか作れたので、そこは選手がよく頑張ってくれたなと思っています。この勝点1を意味のあるものにして、今後につなげていきたいと思います。 --得点を決めた佐藤 恵允選手の評価をお聞かせください。シュートを打った瞬間、僕の角度からも(ゴールに入るのが)見えていました。「あそこを狙って蹴ったのかな?」という気持ちは、後ろから見ていてありますが、迷わず思い切り振っていくことも大事だと思います。気持ちが乗り移って、ゴールネットを揺らしたんじゃないかなと思います。 彼は非常に献身的ですし、おそらくGK以外すべてのポジションをやるくらいの気概を持っている選手です。そういう部分では(監督として)本当に助かります。ただ、本当に彼がどのポジションで生きるのかは、常に彼自身と相手を見ながら、そのパフォーマンスを引き出すべく、采配をしなければならないと思っています。 --チームとしてはクロス対応が常に課題で、今日も失点はクロスからでした。そのことについてはどのように捉えていますか?明確に課題です。(クロスを)上げられてからの問題も、上げられ方の問題も、双方あります。ただ、やりこんでいくしかないと思っています。そこを学ぶ上での痛い1失点にはなりましたが、続けていくしかないですし、いまいる選手の中で、それをつぶしていくことは十分可能だと思っています。トレーニングの中でも、ゲームの中でも、しっかりつぶしていけるようにします。1失点がこのゲームをドローにしたことは事実ですが、それ以外のところでは十分に成果を発揮してくれている部分もあるので、受け入れながらやっていくしかないと思います。
清水エスパルス
DF 24
キム ミンテ
--この2試合は先制できているものの、勝ち切れていません。どこに課題、もしくは収穫を感じていますか?この状況をどう捉えるか次第だと思います。直近の試合は勝ち切った試合も含めて、先制したあとに押し込まれ続けて、ゴール前で防いで、また防いでと、そんな状況が続いていました。ただ、今日はボールを握りながら、高い位置にラインを設定して、奪ってからの2次、3次攻撃も見せることができましたし、チャンスもたくさんありました。正直、自分としては、今までの試合とは異なる手ごたえがありましたし、これをやり続けたいです。怖くて後ろに下がるのではなくて、今日のように勇気を持って、後ろの3枚がしっかりと前の選手を押し出して、高い位置で奪って、という試合を続けたい。今日も追加点を奪えれば勝てたと思うので。 もちろん、1点を守ることも大事ですが、監督もおっしゃっていたように、僕らが目指しているサッカーの方向性としては、追加点を奪いたいですね。今日のようなサッカーをした上で、しっかりと2点目を奪えるようにしたいです。 --ホームでは7月を最後に白星がありません。僕は今日がホームは(出場)2試合目で、まだ勝てていないですし、今日は勝つチャンスもあったと思っているので、本当に悔しいです。次はアウェイですが、まだホームゲームは残っているので、次こそは勝てるように、良い準備をしていきたいと思います。
DF 4
蓮川 壮大
前半はピンチもありましたけど、粘り強く守備はできていたと思います。結果としても、前半は1-0と良い形で折り返すことができましたし、だからこそ、後半の追加点が必要でした。チャンスもあったので、決め切るところにこだわってやっていくことが大事だと思っています。残りは5試合ですけど、内容とともに、結果も持ってこられるように修正したいです。 --古巣のFC東京と対戦しての心情は? 小さい頃からお世話になったチームなので、いろいろな感情がありますけど、エスパルスの選手として勝ちたかった気持ちと、「ありがとうございました」という気持ちの双方があります。ただ、今日はインパクトを残すような活躍ができませんでした。相手にとってイヤな選手になれるように、もっと自分自身成長していかないといけないなと思います。 --失点の場面は、コースは自分のイメージでは消せていましたか?もうちょっと寄せることができたなと思っています。とりあえず、ファーは絶対に消そうとは思っていましたけど、(梅田)透吾からは「両方空いていた」と言われたので、もう少し寄せて、早めにコースを限定できれば良かったです。