東京Vが奪った決勝点、始まりと締めは谷口栄斗
東京ヴェルディ
監督
あらためてチームが苦しい状況の中で、われわれの背中を押し続けてくれたサポーターに感謝したいなと思います。残留争いという表現がいいかどうか分かりませんが、そこに巻き込まれそうなときにサポーターから得たエネルギーは、本当に言葉では表現できないものがあります。これで完全に脱したわけではないですが、彼らへの恩返しは勝点3を取り続けるしかないと今日あらためて思いました。 ゲームはざっくり90分で見れば、60分と30分というような見方ができると思います。30分間ぐらいはわれわれの時間だったと思っていて、そこで点を取れたことは良かったと思います。ただ、あとの60分は、われわれが思い描いたものとは少し違ったものになったかなと思います。もちろん新潟さんがコンビネーションでつないでくることは分かっていましたけども、われわれももう少し焦れずにつなぐことができたと思うし、新潟にも守らせることができたと思うので、自分たちからちょっとペースを手放してしまったなという反省点はあります。全員で守り切るところはいまのヴェルディらしい戦い方ではありますけれども、われわれの目標はもっと相手陣でサッカーをすることと押し返すこと、われわれがボールを持った中で時間が推移すること。ここはあきらめないでやりたいと思います。まだまだまだまだ途上です。個のレベルアップ、選手層の厚さ、そこを含めて勝点を積み上げながら取り組んでいきたいと思います。 --新潟に対して、前からボールを奪いにいくこととブロックを引いて前の反発力を生かして出ていくところのバランスは、どのように見ていましたか。そこに加えてもう1つバランスがあるのは、マイボールの時間があるかどうかなんです。すべてリアクションであれば、前から奪いにいくのと、ブロックを引いて中を固めるのとのバランスだけでは難しいです。プラスしてマイボールでいかに相手を動かすかという時間。この3つのバランスがあって初めてバランスがとれるので、そういう意味では90分のうちの60分はマイボールの時間にするというバランスが少し欠けたなと思います。あとの2つに関しては、いまわれわれがやり得る中で判断を統一しましたし、彼らがやれることはやったのかなと思います。 --谷口 栄斗選手のゴールシーンは見事なインターセプトからでした。あの辺の15分、20分間ぐらいは、ほぼほぼわれわれがボールを握っていたと思います。だからこそ、あのエリアであの切り替えができたのであって、その下地があって相手が苦し紛れに足元にボールを出したと思います。もちろんその手前の(自分たちの)パスミスというのが起きないで、そのままシュートまで行ければ一番良いんだけれども、15分、20分くらいわれわれがボールを持てていたというところが、インターセプトにつながったと思っています。
アルビレックス新潟
監督
アルビレックス新潟
--前進するためにより必要だと感じたことは?もっとゴールに仕掛けていくところの質であったり、前に入っていくところで、サイドに振るのももちろんですけど、振りながら中にも仕掛けていく動きも必要です。相手がSBの裏を狙ってくるという(ところで)守備でも警戒していた部分もありました。そこもまた分析をしつつ、話しながらやっていかないといけないと思います。 --アウェイまで多くのサポーターが駆けつけてくれました。いつもアウェイにもたくさんの方が来てくださって、本当に声もすごく届いています。ただ、それに今季はなかなか応えられていないので、本当に悔しいという思いがあります。まだ試合はあるので、そこに向けてまた良い準備をするだけかなと思います。ブーイングももちろんありますけど、前を向かせてくれるような声かけもすごく感じています。 --得失点差でも厳しい状況でゴールが求められますが。本当に可能性のある限り、そういったところも意識してやることはもちろんそうですし、目の前の一試合にどれだけ懸けられるかだと思います。
前半は少し苦しい時間も続いていました。なんとか耐えている中で、自分たちの攻撃のところで狙ってはいましたが、うまくできた部分とそうではない部分がありました。あとは良い形でボールを奪ってもすぐ失ってしまう形がいくつか続いた中で、その形から失点してしまったのが少し残念でした。後半はより攻撃的にいかなければいけなかった中で、そこに対してハーフタイムでも指示をして、積極的に攻めてチャンスも多く作りましたけど、ゴールを奪うことができなかったのがすべてだったかなと思います。 --ブーダ選手の先発起用と途中投入した選手の狙いを聞かせてください。まずはブーダ選手に関しては、前節(・岡山戦)も良い動き出しをしている中で、良い形をたくさん作っていました。この中断期間でも調子が良かったので、先発で起用しました。後半のところでアクシデントもあり、あとは少し攻撃でバリエーションと言いますか、違った形で攻めていかなければいけなかったので、交代をしました。 --次節にも降格が決まってしまう可能性が出てきましたが。やっぱり勝たなければいけない試合で勝利に結びつかなかったことはすごく残念でした。でも、自分たちはもう本当に目の前の試合に対してしっかり準備をしながら、もう次に挑んでいくだけだと思います。選手とも話はしましたけど、すぐには切り替えられない部分もあるかと思います。でも、もう次戦に向けて切り替えてやっていくしかないので、そこに対して良い準備をして臨みたいと思っています。
東京ヴェルディ
DF 3
谷口 栄斗
--得点シーンについて。得点シーンは少し入るのが遅れたというか、もう1つ奥に入っても良かったんですけど、染野(唯月)が良いところに入ってくれたので、うまくボールを受けてシュートを打つことができました。理想としては折り返しに合わせるような形で前に行ってもいいのかなと思いましたけれど、マイナスの準備もできていたので、あれが一番良い形のもらい方でした。 --無失点で終えられましたが、守備の部分については?そこに関しては(前節・)湘南戦と同じような後半を過ごしているので、なんとも言えないですね。 --勝点42まで積み上げましたが。残留よりも僕は上を目指したいですね。下を見るよりも、上の順位で終わりたいです。やっぱり上を見たほうが成長にもつながるし、クラブにとっても大きなことだと思います。
MF 19
松橋 優安
押し込まれる時間が長かったので、みんなの疲労も見てですけど、もう少し最初の段階で(新潟の)CBに自分がけん制して、縦ズレ、横ズレを後ろにしてもらうのも、引き込まずにもっと前で守備ができた部分なのかなとは思います。ただ、全員がハードワークしている中で縦ズレ、横ズレができないぶん引き込む時間もあるので、あそこは自分のような途中から出た選手が二度追いなどで守備を頑張らないといけないです。相手陣地でボールを持つには、前から奪えるのがベストだと思うので、もう少し縦ズレ、横ズレで、自分のところから、前から奪い切りたかったです。 --背後を突いて相手GKと1対1の場面もありましたが、かわそうとしましたか?そうですね。その場面であったり、2点目を決めて、チームをラクにしないといけないので、また練習するしかないです。 --残留が近づいてきましたが。連勝できましたが、負けられない試合が続くので、(残りの)4試合とも勝利を目指して、一試合一試合に対してしっかり準備して勝点を積み上げていくことが必要だと思うので、変わらずしっかり準備していきたいです。