2026/2/22 (日) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第3節
京都サンガF.C.
京都
2
-0
アビスパ福岡
福岡
入場者数: 15,322人
天候: 晴れ|気温: 19.9℃|湿度: 49%
その一瞬を逃さなかった京都。今季初の90分勝利
京都サンガF.C.
監督
開幕から2試合を通じて勝点は取れていますが、スッキリしないPK負けやPK勝ちもありながら、今週は自分たちが本当にやらなければいけないこと、やってきたこと。そして相手より確実に上回れること、上回らなきゃいけないことを選手に落とし込んできました。そういう意味でのリターンとしては、非常に良いものを見せられたと思います。 1点を取っても2点目や3点目、本来なら3点目や4点目が入らないといけないような場面が何個かありましたけど、そこは次への反省材料です。福岡さんとは去年の2試合、それ以前のホームとアウェイで勝ったときも、なかなか自分たちの時間にできない試合が続いていましたが、今日に関しては戦略も含めて、相手のイヤがることや良さを出させないような形でゲームを進めることができました。そういう意味では、自分たちの2026年バージョンの進化が少し見えた試合だったかなと思います。 3試合で勝点6というのは、チャンピオンを狙うために最低限必要な数字だと思っています。次節の広島さんは監督が代わられて非常にタイトで素晴らしいチームだということは映像を見て感じています。そこに向かって、少し試合間隔は短いですけれど、良い準備をしていきたいと思います。 --初先発で後半アディショナルタイムまで出場した尹 星俊選手について。高校1年生の頃からトップチームの練習に参加していますが、その頃はまだ周りの選手との力の差を感じながら、U-18で活動していました。ただ、一目見たときから、非常に良いポテンシャルを持っていることは分かりました。そのポテンシャルを継続して発揮していくためには、まだまだ課題はありますけれど、今日のプレーは非常に堂々としていました。 中盤の選手にとって萎縮せずに前へボールを運べることは、世界に向けて一番必要な要素です。そういうところを今日の試合で堂々と見せたことは彼にとって次につながる、自分への目標の高さにつながると思います。ただ、百年構想リーグではJリーグ(リーグ戦)の出場記録はつかないらしいので、試合後に「まだ0試合だぞ」と言っておきました(笑)。
アビスパ福岡
監督
相手の形が少し変わった中でミラーゲームになりましたが、相手の前に向かったプレス、その背後をどう取るかというところをトレーニングで落とし込んできました。ある程度できた部分と、そのあとに相手のペナルティーエリアに進入していくという部分では全然できなかったので、そこは課題が続いているなという印象です。 失点のところに関しては、1失点目は相手を引き出すという狙いが裏目に出てしまったので、最終的には自分の持っていき方が良くなかったなと感じています。2失点目もシンプルにやるところと、コミュニケーションのところがうまくいかず、0-2という展開になってしまいました。最後まで得点を取りにいきましたが、そこが遠かったなとは感じます。 --失点は個人のミスもありましたが、3試合続けて、なかなかプレスがハマりません。また、失点シーンを除いても、うまく守れている印象は欠けていますが。今日のゲームに関しては、相手が4バックの形に対するプレスの掛け方をトレーニングしてきました。ただ、相手が3バックであっても、今までの練習試合を含めて、頂点の選手がどうプレスを掛けるのかはトレーニングしてきました。その中で、前半に関しては相手のロングボールをどう拾うかというところが非常に大事でしたが、後半は少し内側を突かれてしまったので、中盤のところも含めて、相手に制限をかけていくところはもう少しトレーニングしていかないといけないとは感じています。 --塚原監督は京都府出身で、現役時代に京都ユースでプレーしました。そうしたクラブとJ1の舞台で対戦して、感じたことはありましたか?京都という土地は自分の中では特別ですし、高校の3年間、この京都サンガでお世話になりました。2023年にはS級ライセンスの研修でもお世話になり、そのときの京都と柏の試合後に、この記者会見場の一番後ろで曺(貴裁)監督のコメントを聞きました。その試合は京都が負けてしまったんですが、僕たちに対して「ひるんだサッカーをするな」というメッセージをもらいました。だからというわけじゃないのですが、いまわれわれはなかなか得点が取れていない中で、より攻撃的な選手を今日は起用して、そういった部分をうまく引き出せたらなという思いで戦いました。そこの部分がうまく出せなかったのは悔しいですけれど、今後もそういう形は続けていきたいと思います。
アビスパ福岡
特に後半は相手の圧を常に受け続ける時間帯が長かったですし、解決策を見いだせないまま、自分のミスも含めてですけれど、苦しい90分間でした。 --立ち上がりからうまくプレスがハマらず、良い形でボールを奪って攻撃していく展開に持ち込めませんでした。どのあたりに難しさを感じていましたか?前半は何回か前向きで奪えるシーンもありました。ただ、プレスがハマっていても、球際で入れ替わられてしまったり、相手に上回られるシーンが続いていました。前半自体はお互いに堅い試合の入り方だったので想定内でしたけれど、失点して、そこから盛り返すためのパワーの使いどころですね。自陣での苦しいビルドアップは前節(・C大阪戦)同様、自分たちの課題かなと思います。 --失点シーンも含めて、自分たちのミスからピンチを招いたり、失点につながったりするシーンが多く感じますが。失点の部分だけを切り取ると本当にイージーな印象がありますけれど、90分を通して、そういうミスを引き起こしてしまうような雰囲気が、僕はあったなと感じています。失点シーンだけをフォーカスするのではなく、特に後半45分はずっと自陣でボールを奪われて、後ろ向きの守備をして、何回もピンチを作られています。そういう時間帯が続けば続くほど、僕たちは疲弊していきますし、パワーの使いどころが自陣になってしまう。僕の失点シーン(2失点目)は本当にコミュニケーションの部分で改善すべきところがありますけれど、それ以外の部分がゲームに、失点に、影響していると思っています。もう一度、この2試合連続で内容も結果も完敗した原因というのをしっかり分析していきたいです。
去年(の京都戦)でいえばカウンターで返せた場面もあったんですが、今回はそれもなかなかなくて、後手後手の試合になってしまいました。走り合いのところでも、特に右サイドの走り合いで負けるシーンはたくさんありました。 --見木選手が良い形でボールを触る場面も少なかった印象です。相手陣地で揺さぶる機会は本当に数回でした。自陣でボールを触るにしても、相手がハイプレスで来る中で、それほどフリーでは触れなくて蹴らされて相手ボールになることが本当に多かったです。チームとしてどうするのか、そして個人としても映像を見て振り返りたいです。自分としても成長できる、レベルアップする機会だと捉えています。 --最終ラインの選手に負担がかかって、失点が重なっているように思います。そこはボランチの選手として、どう見ていますか?(小畑)裕馬に関しては、去年から後ろからパスをつなぐサッカーの中で、ああいうミスから初めて失点につながりました。このやり方をしていくのなら、必ず何度かはミスになってしまうと思うので、そこは切り替えて次に進むしかないです。逆にあのミスがあった中でも後半トライし続けてくれたのは心強いし、だからこそ後半にゴールを取り返して勝つことができれば裕馬も報われたと思いますが、チャンスをなかなか作れませんでした。いまのチームの力のなさだし、すぐにチームとしてレベルアップできるわけじゃないけれど、1つのきっかけで状況は好転します。去年もそうでした。4節で勝ってから、一度は首位まで行きました。1つの勝利でみんなに自信が生まれるかもしれないし、だからこそ練習から一人ひとりが下を向かずにやり続けるしかありません。次の神戸戦に勝てるように、良い準備をしたいです。
京都サンガF.C.
FW 11
マルコ トゥーリオ
--自身のゴールシーンを振り返って。ゴールを決めることができて本当にうれしいです。DFがクリアをした瞬間に、GKのポジションを見たら少し前に出ていたので、シュートを打とうと決めました。ボールがこぼれてきてアウトサイドにかかったシュートを打ちましたが、運よくあのコースに飛んで、ゴールを決めることができました。本当に素晴らしいゴールでチームを助けることができてうれしいです。 --今日のチームはいつもと少し違う配置だったが、連係などは良かった。ポジションはある程度変わりましたが、みんなやりにくさはなかったと思います。自分に関しては、どのポジションでも特徴は出せると思っているし、自分だけじゃなく誰が出ても京都のやり方ができると思っています。今日は勝点3が取れて、本当に良かったです。 --得点以外のプレーでも、調子の良さを感じさせるが。キャンプから常に全力でやってきたからこそ、今日の勝利につながっていると思います。うまくなるために、常に全力で練習してうまくなっていきたいです。
MF 6
ジョアン ペドロ
全員が戦った結果だと思います。今年の目標が何かということを今週は再確認して練習ができましたし、今日はしっかり90分で試合の決着をつけることができました。自分たちが目標を達成するための結果を出せたんじゃないでしょうか。 --中盤でセカンドボールを拾って、チャンスを作れていました。やっぱり日々積み重ねていって、選手やスタッフたちのみんなで助け合いながらやってきたからこそ、ボール奪取など今日のような中盤を作れたんだと思っています。そのことをうれしく思っていますし、そうした日々に感謝しています。 --尹 星俊選手が初先発となりましたが、ペドロ選手として意識したことは?彼は素晴らしい活躍をしたと思います。初先発でも普通に試合に入っていましたし、大きなミスもなく仕上げたと思います。自分も何か困ることや気をつけることはなくプレーできました。
MF 25
尹 星俊
「スタメンで行く」と言われた瞬間は「やってやろう!」という気持ち、あとは「やっと試合に出られる」という気持ちのほうが大きかったです。前回(2025年のルヴァンカップ1stラウンド2回戦・山形戦)はデビューできましたけれど、思うようなプレー時間ではなかったので、どちらかというと今日がプロデビューしたなという感覚が大きいです。試合では良いところも悪いところも出ました。良いところはもっと伸ばして、次の試合でもできるようにすること。出た課題はしっかり練習からチャレンジして、克服というか成功につなげられるようにしていきたいです。 --手ごたえを感じた部分は?ボールを奪うところもそうですし、パスを循環させるところでも自信につながりました。(縦パスは)相手の中盤の脇が空いているという分析を自分自身でしていて、(松田)天馬くんやマルコ(トゥーリオ)が良いポジションにいたので、そこにつけていく感じでした。でも課題もあるので、どっちかというと課題のほうにフォーカスしなきゃいけないと思います。攻撃時のボールの失い方や、守備時に真ん中でポジションを取って相手の攻撃をつぶすこと。あとはゴールに直結するようなパスは、中盤の選手として必要だと思います。そういうところは、まだまだ足りないなと感じました。 --前回は山形のスタジアムでの出場でしたが、今回のホームスタジアムの雰囲気はどう感じましたか。本当に良い雰囲気のスタジアムですし、前回とまた違った気持ちで、「絶対やってやろう!」という気持ちが大きかったです。