2026/3/28 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第5節
入場者数: 11,316人
天候: 晴れ|気温: 19.3℃|湿度: 49%
10人になった町田がPK戦の末に勝利。谷晃生が3本ストップの“大当たり”
川崎フロンターレ
我慢強く戦えていたと思います。だからこそ、相手に退場者が出て10人になったときに仕留めたかったですけど、PK戦で負けてしまったので残念でした。 --途中出場となりましたが、右サイドでの起用だったんでしょうか。そうですね。練習試合で1回やったことがあるくらいですけど、左サイドからクロスが上がっていましたし、クロスに対して入っていくところでは、右から僕が迫力を出せると思っていたので、監督の意図は理解できていました。あまり難しいことを考えずに、中に入っていこうという考えでやっていました。 --PKのキックについて。思ったほうに蹴ったので、チームメートには申し訳ないですけど、自分自身では全然後悔はないです。(相手GKが)動くのが早かったので、映像を見ないと分からないですけど、コースが甘かったのかなと。蹴ったときには先に動いていたので、勘を当てられたのかなというか、駆け引きのところで上回られたのかなと思います。
相手のFWはデカくて、自分のところで起点を作ろうとしてきていると思っていたので、なんとか前にはじくとか、触られないようにすることを意識していましたし、(勝てないとしても)クロスのところでは気持ちよくヘディングさせないことは意識していました。 --先に失点を喫してしまい、悪い雰囲気になりそうな中で踏ん張れたところもあったと思います。前節(直近のJ1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第8節・横浜FM戦)も0-1でハーフタイムに帰ってきていたので、同じことを繰り返さないじゃないですけど、ここで崩れたら同じことを繰り返してしまうので、「次の1点が大事だよ、(取るのは)こっちだよ」と共通認識を持って入れました。 --横浜FM戦の0-5という結果はCBとしていろいろと考えることもあったと思いますが、どう消化してこの試合に臨みましたか?1日、2日は本当に何も考えたくないくらい落ち込みましたけど、いろいろと先輩が気を遣って声をかけてくれたり、自分から話しかけにいったりして整理できました。今日は前節の負けもあり、チームとしても守備の意識はより高まっていたと思いますし、これを単発にするのではなく、継続してできるように全員が戦っていかないといけないと思います。
FC町田ゼルビア
監督
昨季の直近の対戦では、川崎Fさんを相手に3-5という屈辱的な敗戦を喫しましたが、あの日の教訓が最終的には天皇杯優勝という形につながっていきました。また、今日の試合もあのときの悔しさをぶつける格好になりました。前半は前からプレッシャーを掛けてセカンドボールを回収し、そこから攻撃を仕掛けていく形で良い流れに持ち込むことができました。その中で相馬 勇紀のクロスをエリキが決めるまではわれわれのプランどおりに進めることができましたし、エリキが入ることで相手の最終ラインに危機感を与え、その中で決定機を作ることができました。ただ、前節(直近のJ1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第8節)の浦和戦がそうだったように、後半開始の10分、15分をしのぐというよりは、もう1つ攻勢に出ていくような戦い方をしていくことが重要ですし、そういったことはハーフタイムにも話をした中で59分に失点したことは大いなる反省点です。この時間帯をしのいだ中でわれわれに来たチャンスを仕留めることで勝負を決める。そういった展開に持ち込めるかどうかが勝負のアヤです。失点をしたという現象に関しては、シビアに捉えて修正しなければなりません。また、エリキの退場処分があったあとは、苦しい時間帯が続きましたが、メンバーの交代や形を変えながら、(退場前の)1失点でしのいだことは、こちらの交代の意図を理解し、選手たちが実践してくれた結果です。 PK戦に関しては、終了間際の途中出場となったドレシェヴィッチとナ サンホがキッカーを務める中で、彼らがしっかりと決めてくれたことは、結果を勝ち取る上でとてもありがたかったです。また途中出場の白崎 凌兵に関しても、難しい状況ではありましたが、終始落ち着いて押し返す展開を作る力になってくれました。 順位を1つ上げることや(首位の)鹿島さんに追走していくことは、この試合の1つの目標でしたし、百年構想リーグのレギュレーションは、PK戦の勝利でも勝点2を得られるため、それを選手たちが成し遂げてくれたことに関しては感謝をしています。PK勝ちとPK負けでは大きな違いがあるため、そういう意味では笑顔で次のホームでのFC東京戦に向けた準備を進めることができます。次のFC東京戦が試合数という意味では、前半戦の最後の試合という位置づけになります。FC東京戦をしっかり勝って、ACLEのファイナルズに向けた強化の一環として有効活用していきたいと思っています。 --終了間際だったドレシェヴィッチ選手とナ サンホ選手の交代出場はPK戦を想定したものでしょうか。サンホに関しては、もう少し早く送り出す準備をしていましたが、エリキが退場処分を受けたことで見送っていた背景があります。PKがうまい選手たちは普段から取り組んでいる練習を見れば分かりますし、相馬をウイングバックに配置しながら、PKを冷静に蹴れるイボ(ドレシェヴィッチ)を送り出した中で、PK戦で勝つための手筈を整えました。結果的にその形が功を奏しました。 --4本中3本のPKを止めた谷 晃生選手の評価は?なんといっても、真ん中のコースだった1本目のPKを晃生の経験の中で止めたことが勢いをつけた面はあったと思います。その後はおそらく、相手は真ん中に蹴る恐怖心も出たでしょうし、左右のコースに蹴ろうとする中で甘いコースに飛ぶことにつながった面があるかもしれません。晃生がコースを読み切ってよく止めてくれました。PKに関して、コースを読み切った場合は、確実に止めることをチームのコンセプトとして掲げている中で、練習でやっていることを晃生が誠実に取り組んでやってくれた結果です。
川崎フロンターレ
監督
失点と得点が1点だった。そしてPK戦で私が選んだメンバーが何人か外した。3つ良くないことが重なってしまったという印象です。選手はデュエルのところを含めて戦ってくれていましたが、失点の場面もそうですし、流れを含めて相手のほうにいってしまったところがあったかなという印象です。ただ、PK戦で負けているわけですから喜べないんですけど、勝点1を積み上げたと思わざるを得ないですし、そう思って次に向かっていきたいと思っています。 --キャプテンの脇坂 泰斗選手が不在だったのはコンディション不良ということでしょうか。はい、そうですね。 --5失点した直近のJ1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第8節・横浜FM戦と比べ、守備の改善が見られたと思います。どのような準備をしてきたのでしょうか。失点を減らすことと球際で負けないことを強調して、トレーニングとミーティングですり合わせて共有して挑みました。1失点していますが(失点自体は)減ったと思いますし、球際やセカンドボールを拾う意識が高まったところはあったと思います。ただ、前半からちょっとしたボールコントロールや立ち位置のところで少しマッチできていなかった。「なんでそういうミスを……」と選手本人たちが感じていると思いますが、本来できることがうまくいかなかったところもあったと思います。 また、痛めたあとも試合をしていましたけど、丸山(祐市)が大きなケガになっていなければいいなと思います。戦うというか、レフェリーが選手にプレーさせている、流すというところで言うと、非常にタフなゲームを要求されていますけど、選手がケガをしてまでというところを私は認識していないので、大きなケガになっていなければいいなと思っています。
FC町田ゼルビア
GK 1
谷 晃生
--黒田 剛監督が会見で「真ん中のコースの1本目のPKを止めたことが大きかった」と話されていました。真ん中に来るのかな……と予測をしていたら、思ったとおりに飛んできたので、止めたまでです。PK戦に関しては、5本の組み立てを意識している中で、仮に最初の選手のPKを止めることができなくても、次、そのまた次の選手のPKを止める布石を作っていくことも1つの戦い方かなと思っています。今回はたまたまそういった組み立てがうまくいきました。 --4本中3本を止めたことで最高の結果では?1つ決められていることに関しては、とても悔しいです。 --黒田監督は高校サッカーの監督をされている際、PK戦に相当なこだわりがありました。そんな黒田監督やコーチ陣から学んだことは?基本ですが、読んだ方向にPKが来たら、止めるためにも迷いはなくすように、と言われていることでしょうか。
FW 7
相馬 勇紀
--エリキ選手の先制点を見事なクロスからアシストしました。相手の4枚(4バック)のスライドが遅かったので、サイドを変えれば逆サイドから押し込める印象でしたし、相手を横にズラしていけば、点を取れるかなという感覚はありました。仕掛けの部分は自分の武器ですし、それがゴールという結果につながって良かったです。ただ、前半にもう少し点を取り切らねば、とは思います。 --クロスの質も抜群でした。相手は中に選手がそろっていたので、縦に行こうと仕掛けました。あとは仕掛けるタイミングも良かったと思います。クロスの質はイメージどおりです。 --結果的に後半はシュートゼロ本でした。後半のことはあまり覚えていないのですが、相手を押し込めたときに逆にフリー過ぎて、みんなのプレーに迷いがあった印象です。相手が下がったような展開ではもっとミドルシュートを増やすことで真ん中が空いてくるかもしれません。でも今日は自分も含めて、ボールが足につかない場面もありましたから、今後はもっと改善していきます。