2026/4/11 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第10節
FC町田ゼルビア
町田
1
-0
柏レイソル
柏
75'
入場者数: 11,325人
天候: 晴れ|気温: 26.4℃|湿度: 36%
“1点の壁”をこじ開けたのは町田。ACLEファイナルズへ弾みをつける
柏レイソル
90分を通してみても攻撃の部分でうまく自分たちの良さを引き出せなかったなと思います。相手の守備のハメ方だったり、守備の強度で上回ることができずに90分が終わってしまったという印象です。準備できたものもありましたし、実際にみんなで同じイメージを持ちながらピッチに立っていたと思いますが、なかなか効果的に相手のプレッシャーを打開することができなかったので、相手に持たれる時間も長くありましたし、そこで自分たちのゲームにしていけませんでした。 --後半はアンカー気味にして前進できた時間もありましたが。この配置は前節(・横浜FM戦)から少し変化を加えた部分でした。そのイメージはみんな持てていたと思います。ただ、相手のボランチがサチくん(戸嶋 祥郎)や(小泉)佳穂くんに食いつくぶん、その背中のスペースを瀬川(祐輔)くんとうまく活用したいという意図はあったんですけど、なかなかそのスペースをうまく使うことができなかったです。今日の場合であれば3バックとノブ(中川 敦瑛)、サチくん、佳穂くんと近い位置を取った上で、前にスペースを空ける意識も必要でした。 --カウンターでは見事な対応でした。ラスト10分ぐらいは監督からもリスクを冒して後ろは1枚でもというような話はされていたので、ああいうロストが起こらないことが理想ですけど、ああいう状況は起きてしまうこともあるとは思います。そこを抑えられたことは良かったなとは思います。ただ、やはり前提としてあれが起きないことが理想です。そこはチームとして、ボールロストしたシーンもそこにサポートがあったかというと多分なかった気がしますし、あの形になる前段の修正に目を向けなきゃいけないと思います。 --1対4のような状況でしたが、どんなことを考えていましたか?ボールを左右に振られると自分が不利になってしまうので、いかにボールを持たせながら時間を作ってボールホルダーとの1対1の局面に持っていくかを考えながら対応していました。映像を見れていないので細かくは分かりませんが、自分の背後に走る選手を消しながら相手の左足に持っていくような誘導の仕方がイメージどおりでした。そこの誘導の仕方はうまく整理しながら冷静にやれていたかなと思います。
FC町田ゼルビア
監督
気温が上がった中での試合になったため、コンディション面に不安はありましたが、選手たちは最後までよく走り切ってくれました。また前節のFC東京戦に続くクリーンシートで終えられたため、町田らしい守備が見えてきました。ボールに強く行くことやスライド、チャレンジ&カバー、シュートブロック、そしてクロス対応を含めて、ようやく選手たちが町田の守備を肌感覚で取り戻してきたと言えるような試合になりました。 柏さんは難しい相手でしたが、そんなに失点危機を作られずに対応できましたし、守から攻へのギアチェンジを含めて、厚みのある攻撃を発揮できたことをうれしく思います。欲を言えば、FKからの中村 帆高のヘディングシュートや後半のテテ イェンギのヘディングシュートが決まっていれば、なお良かったです。そして徳村 楓大のチャンスシーンもフリーだった藤尾 翔太へパスを出せていれば、もっと追加点を取れたような試合でした。チャンスを作った中でゴールを仕留めるしたたかさは常勝チームにとっては必要なことです。ミーティングを通して、そのあたりを洗練させていくことは、今後の残りのリーグ戦に向けてやっていきたいことではあります。 今節はACLEファイナルズ前最後の試合だった中で、大きな声援を送ってくださったことに感謝の気持ちを申し上げたいです。最後の壮行式では、ファン・サポーターの皆さんの笑顔が目立ちましたし、皆さんからの期待を感じたことはサウジアラビアで戦う上で大きな励みになります。勝った負けたはあるにせよ、日本を代表して臨むACLEファイナルズを後悔なく戦い切ってきたいと思います。 --後半のわりと早い時間帯に、エリキ選手に代わって徳村選手を起用しました。徳村選手のこれまでの成長はどのように見ていますか?前節のFC東京戦を含めて、ナ サンホがかなり量をこなせるようになってきたことがチームに良い成果をもたらしています。またエリキの推進力と帰陣するパワーが少しずつ落ち始めてきた中での交代でした。そうした中で楓大の量を注入することによって、相手の守備ラインの疲弊を誘えるのではないかと思っていました。前に速い選手がいることで柏さんの対応も難しくなります。ボールを持てる選手よりも仕掛けられる選手のほうが良いだろうと判断しました。また守備も迅速に対応できる選手を起用したほうが良いだろうと、交代を選択しました。イェンギもボールをよく収めてくれましたが、交代で入った藤尾 翔太も状況に応じたプレーを選択できていました。それぞれの交代選手が役割を果たしてくれました。 サウジアラビアでのACLEファイナルズに関しては、かなり気温が高い中での試合になります。コンディション的にも難しい状況が訪れると思いますが、選手たちをローテーションさせながら、われわれの強みを維持できるように戦っていきたいです。徳村は18歳の選手ですが、物怖じすることなく戦ってくれていることに好感が持てます。期待をしながら今後も起用していきたいです。 --相馬 勇紀選手がメンバーから外れました。現時点でのケガの状態は?(前節・FC東京戦での負傷交代は)打撲だけではなかったようなので、ギリギリまで判断していくことになります。ドクターやトレーナーとも話をしましたが、いろいろな器具などを駆使しつつ、現地でリハビリをしながら、準々決勝のメンバーに入れるか。サブなのか。あるいはその先の試合になるのか。心配ではありますが、仮に出ていなくても、今日のような試合もできますから、チームの力を結集して、1つになって戦っていきたいです。
柏レイソル
監督
前半戦のホームでの町田戦と同じように、今回もなかなか町田を相手にチャンスを作れなかった試合展開だったと思います。前回対戦ではわれわれがボールを支配する形でしたけれども、そこからチャンスが多く作れず、今回また違った形でアプローチをしましたけれども、決定的なチャンスを多く作れたかというと、必ずしもそうではありませんでした。ただ、チャンスは作れていたと思います。一方で、町田さんにもいくつかチャンスを作られてしまいました。警戒していたクロスやセットプレーからもチャンスを作られたというのがあり、われわれとしてはなかなか期待どおりのプレーができませんでした。 --後半開始時にアンカー気味に形を変えて、途中から3枚代えでダブルボランチに戻しましたが、どのような意図で決断したのでしょうか。試合時間が進む過程で、後半途中から相手も疲弊してきた時間帯に、カードを3枚同時に切っていつもどおりの2シャドーでプレーする形に戻しました。それによってあらためて押し込んで、いつもどおりに相手の陣地でプレーをし続けようと狙ってカードを切ったわけですけれども、それが効果的に働き、狙いどおりの展開になったかというと、必ずしもそうではなかったかと思います。 --山之内 佑成選手に関して、右CBで4試合目の起用となりますが、失点につながってしまったボールロストも含めて彼の評価を聞かせてください。今回の失点は確かに彼の不用意なミスから生まれたというのがあります。けれども、彼が今日の敗戦の責任を負わなければいけないかというと決してそうではなく、勝つときには全員で勝利し、そして負けるときには全員で負けを認める。そういう形がわれわれがとっているスタイルです。彼もまだ若く、こういうミスもあるでしょう。それと同時に、右サイドでは良いパフォーマンスを継続的に見せてくれていますので、何も疑うことなく今日も彼を右CBで起用しました。ボールロストも含めて彼は順調に成長してくれると思いますし、さらなる活躍が期待できる若手選手の1人です。
FC町田ゼルビア
DF 19
中山 雄太
--柏との前回対戦から約1カ月の時間が経過しました。あのときと比べて、相手との力関係の肌感覚はいかがでしたか。今回は自分たちが非常に良かったです。レイソルは前節の横浜FM戦で快勝(3○0)していましたが、まだ今季の全体的な結果から抜け出すためのサッカーは見つかっていないのかなという感覚は映像を見ている中でありました。相手を呑み込みたいという意識で試合に入りましたが、終始僕たちがゲームをコントロールする試合になったと思います。 --以前から課題に挙げられていた、攻撃をしながら守備をするという試合運びができている時間帯も多かったのでは?今節に関しては、個々のバトルの差で優位性があったために、ゲームをコントロールすることにつながっていたと思いますが、ACLEファイナルズは個のバトルで相手が勝る場面もあるでしょうし、そこは簡単にはいかないと思います。その個のバトルで負けないことと、個のバトルにならないような試合運びもできるようにしていきたいです。サウジアラビアでのファイナルズでは、大会を通して、いまチームが持っている力を発揮すれば優勝できるという認識は持っていません。3試合を勝ち抜いた結果、チームが成長できたと思えるようなチャレンジをして、最高の成果を残したいです。
MF 26
林 幸多郎
--ナ サンホ選手の決勝点の場面は、林選手のボール奪取がきっかけになりました。相手にスキがあればボールを奪おうと思っている中で、狙いどおりにいきました。結果的にチームも無失点で終えることができましたし、守備は良くなっているという手ごたえが残っています。 --相手のローテーションを交えながらアタッキングエリアに入ってくる形にもうまく対応できていた印象です。ほとんどのポジションチェンジが想定内だったので、特に考えることもなく機械的に対応できました。 --今節を終えて、ACLEファイナルズに集中できる状況です。試合後の壮行会でも(昌子)源くんが話していたように、良い経験で終わらせることなく、結果を残して帰ってきたいです。