2026/4/29 (水) 15:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第13節
入場者数: 30,780人
天候: 曇りのち雨|気温: 17.1℃|湿度: 83%
新体制となった浦和。完封勝利で連敗を『7』でストップ
浦和レッズ
監督
試合開始からプランどおりに運べたと思います。その中で、欲を言えば前半にゴールが欲しかったです。後半のところでセットプレーから1点を取れて、代わった選手が追加点を入れてくれたので、そのあとはチームとしてはある程度引きながら、けれど川崎さんがそこが得意なのは知っているので、コンパクトさは選手に伝え続けました。結果的に2-0で勝てて良かったと思います。 --勝ちから遠ざかっている中でメンタル面で大切にしたところは?メンタルと守備のところで伝えたのが、「味方の選手に勇気を持たせるようなプレッシングをしてくれ」と。メンタル的なことで言えば、恐れずに一歩前に出ること。それは選手に伝えました。 --攻撃での特徴的な配置などもあったと思いますが、得点を取るために植えつけたところは?半年間選手と一緒にいて、個人のストロングやゴール前のアイディアを持っているのは分かっていたので、アタッキングエリアについては「選手のストロングを出してくれ」としか言っていません。僕がこだわったのはミドルレンジまでどうやって安定して持っていくかを伝えることです。その結果、攻撃回数が増えてクオリティーが発揮されたのかなと思います。 --ここ最近では最もゆっくり攻めていた試合だったと思います。テンポのところで選手に伝えたことは?自分がしっかりプレッシャーを受けてから次の味方に出すというのはいつも伝えています。持つことが目的ではなくて、安定してミドルレンジに入っていくというのをやりたかったので、そのためには自陣で安定してボールを持つ。そのポジショニング、配置は選手に伝えてやりました。
川崎フロンターレ
監督
前半、自分たちのスタイルと姿勢を見せることがあまりできなかった。また、その中で粘り強く守っていたことは、ここのところ、簡単に失点をしないという意味では良かったという捉え方と、その2つの見方から選手たちにハーフタイムで話して、自分たちらしいサッカーをしていきたいと思いました。つまり、前半はあまり良くなかったです。後半は失点してしまったんですけど、そのあとも、もっともっと自分たちがボールを触って、動かしてゴールに迫っていく、ペナルティーエリア内に入っていくという形を作りたいと思いましたけど、それでも相手のほうが良かったと思います。自分たちはあまり良くなかったと思います。 --良くなかった前半を経て、ハーフタイムにどういう修正を図り、後半に臨んだのでしょうか?相手がボールを持っているときのミドルサードでどういうふうに誘導していくか、ハメ方を少し話して、前半よりは少し良くなりました。でも、そこからどういうふうに持っていくかというところで失点してしまったので、相手が自分たちの守備に対して困っていないという状況でした。守備一辺倒の前半だったので、攻撃は後ろからつないでという話をしました。 --浦和の監督交代の影響はどういうふうに感じていましたか?大きく変えられないし、変わらないと思っていたんですけど、2つ、私の中で違ったなと思いました。ボールのつなぎのところが少し変わった。長いボールが入ることは少しありましたけど、少なくなったかなと。もう1つは、相手チームのことなのであまり細かくは言えないですけど、8番(マテウス サヴィオ)と10番(中島 翔哉)がわれわれのサイドハーフの裏で受ける形を作ってきたところで少し困ったと思うし、そこでうまく前進され、アタッキングサードに良い形で入ってこられる。しかも、そのボールを持っている選手たちがキープレーヤーだというところで浦和さんに分があったと思いました。
川崎フロンターレ
試合前に浦和さんに起こったことや埼スタということを考えれば、選手たちはガツガツ来るだろうと予想できていましたけど、自分たちのことに集中しようとゲームに入りました。でも、前半は押し込まれる展開が続き、38分頃には耐える方向にシフトしたけど、それに至るまでに前進する術を持っておかないといけないし、ゴール前でのクリアとかは別にして、ボールを放棄するようなプレーがあった。後半はそれをできていたプレーもあったので、それを前半の35分くらいまでにできていれば、ああいった前半にならなかったと思います。ただ、あれだけ攻められても(失点)ゼロに抑えられたことは、したくない展開ではありますけど、以前なら失点していてもおかしくないと思うのでそこは成長と捉えつつ、自分たちの目指している展開ではないので、もう少し敵陣でゲームを進めたかったです。
相手のボールの回し方やポジショニングでハメたくてもなかなかハメられない展開で、自分たちで前半のうちに修正できなかったことは事実です。ただ、サッカーをやっている上でこういう試合展開は必ずあるので、前半のうちにピッチ内で修正できることが一番ですけど、それでも(失点)ゼロで耐えることが最低限で、ハーフタイムに修正して後半勝負と今日やるべきことの最低限のことはクリアできていたと思います。ただ、後半を自分たちのペースにどうやって持っていくかが課題だったと思います。 --ハーフタイムに整理したこと、後半にやりたかったことはなんでしょうか?相手のサイドの選手のポジショニングがものすごく高くて、プレッシャーに行きたいけどなかなか行けなかったので、そこに2トップで行くのか、サイドハーフが下がらざるを得ないのか、そこの確認はハーフタイムにしました。 --前節・千葉戦で初の90分の連勝をした直後のゲームを落としてしまいました。勝ちながら修正していくことが大事だったと思うので、直近の数試合を見ても、勝った試合でも内容のところはもっとできる部分があった。結果をつかみながら前進していく意味では、難しい前半にはなりましたけど、後半もセットプレーからの失点だったので、そこを耐えていれば、“たられば”になりますけど、展開は変わっていたかもしれないですし、本当に細かいワンプレーだけだと思います。あのセットプレーを耐えていれば自分たちの時間が来たかもしれないですけど、その細かいワンプレーがゲームの流れも勝敗も左右するのがサッカーなので、後半に先に失点してしまうと難しい試合展開になってしまうと思います。
浦和レッズ
MF 25
安居 海渡
--前日に監督交代がありましたが、試合前にみんなで整理したことは?「監督が代わって気持ち的に難しくなると思う」という話はありました。ただ、「自分たちのストロングを出せばやれる。とにかく楽しんで戦う」というのは言われました。 --[3-2-5]のような配置でしたが、リカルド ロドリゲス監督時代やマチェイ スコルジャ監督1年目のような感じもありました。「ビルドアップのときは必ず(最終ラインが)3枚」というのと「ボランチはとにかく真ん中に残ってほしい。落ちてもいいけど、なるべく相手FWの後ろに立って」というのは言われていました。(中島)翔哉くんがポケットを取るタイミングもうまかったので、そういうところは突けたのかなと思います。 --これだけロングボール少な目でゲームを進められたのは久しぶりだったのではないでしょうか?そうですね。比較的回せていたのかなと思います。 --これまでも、「自分たちもつなげるんだ」というのを理想としていたとは思いますが?そうですね。立ち位置の問題だったのかもしれないですし、みんながもらう動きが増えたのがそういうのにつながったのかなと思うので。正直言えば、最初からできたんじゃないかなとは思うのですけど、良いきっかけにはなったんじゃないかなと思います。 --今季は縦に速い攻撃を重視してきましたが、この試合はかなりゆっくりでした。田中 達也監督からはどういう意識づけがあったのでしょうか?言われていたのは、「ボールを2秒持って、パスコースがなかったら誰かに預けて」という話はありました。別に無理をしないで、次の人に渡してというのがあったので、球離れも早かったのかなと思いますし、(ボールを)回すのが多くなったんじゃないかと思います。 --すぐ離すのではなく、2秒猶予を持って選ぶイメージでしょうか?結局、プレーするのはボールを持っている人なので、アイディアがあるのはそれでいいと思うのですけど、難しいパスはそんなになかったのかなと思いますし、通すところは通して、無理なところはもう1回つなぎ直してというのが多かったかなと思います。 --監督が代わって、中島選手が今季初スタメンでした。驚きは別にないですし、翔哉くんはいつもどおりの感じなので。自由にやるのが一番良いのかなと思いますし、それに合わせて周りが動くほうが流動的にいくときもあるので、ボールを預けるというだけでした。 --川崎Fがまず様子を見てくれたのもあったと思いますが、かなりボールを持てていたし、カウンターになりそうな場面でも無理をしていませんでした。それもあって最後まで足が持ったのではないでしょうか?今までは行けるなら行こうという感じだったので攻守の切り替えが激しかったですが、ああいうところで落ち着いて回すことによって相手のほうを動かすことができたと思いますし、それは良いところではあるのかなと思います。
MF 39
早川 隼平
なかなか勝てないのがずっと続いていたので、断ち切ることができて良かったなと思います。 --試合前日の監督交代でしたが、田中 達也監督から伝えられたことは?昨日の1日で何か仕込めるわけではないと思いますし、もともとみんなが持っているテクニックがあるので、構造のところを。攻撃での立ち位置だったり、「川崎さんが[4-2-3-1]と[4-4-2]で来るのに対して、こういう構造を保とう。こういう構造でみんなのストロングで戦っていきましょう」という話ぐらいだったと思います。今日で言えば、後ろが[3-2]の形を作って前5枚が張っている状態から、シャドーの選手がポケットに下りたり、サイドの選手が高さ調節したり。当たり前ではあるかもしれないですけど、そういうのをしっかりみんなで整理できたと思います。3枚を作って運ぶことによってビルドアップが安定したり、相手がそれをイヤがって出てきたらスライドせざるを得ないので、相手がスライドし切る前にそっちを崩し切るとか。セオリーから外れたことや特別なことというよりは、普通のことをしっかり提示した中でみんなできていたのかなとは思います。 --2試合ぶりのメンバー入りで出場機会も得ましたが、どのような心境で試合に臨んでいましたか?ボランチ、左ウイング、トップ下という話は試合前にされていましたが、控え選手にSBがいなかったので、SBの可能性もあるかなと思っていろんな想像はしていました。ちょうど自分が入るくらいから押し込まれたりもしていて、疲れてきた中で押し上げられなかったり、上下運動がちょっとキツくなる時間帯でしたが、まずはチームが勝てば、勝つことによってというイメージだったので、とにかく勝てたのが良かったなと思います。 --60分からの出場で今季最長のプレー時間でした。早い段階で出るイメージでしたか?正直、ここまでは予想していなかったですけど、達也さんからは「交代を引っ張ることはしないので、自分の心拍だったりを早めに上げてしっかり準備しておいて」という話はありました。