2026/4/29 (水) 15:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第13節
京都サンガF.C.
京都
1
-1
5 PK 4
ガンバ大阪
G大阪
入場者数: 19,891人
天候: 曇り|気温: 16.8℃|湿度: 63%
終盤に一度ずつ揺れたゴールネット。最後は京都がPK戦を制す
京都サンガF.C.
監督
ゴールデンウィークの最初の日に、同じ関西のガンバ大阪さんと対戦するということでたくさんの京都のお客さんに来てもらいましたし、ガンバさんのサポーターの応援も含めて、試合としては一進一退の見ごたえのあるものになったかなと思います。 最後の最後まで自分たちの守備の網が崩れなかったのは、今季ここまでの12試合の中で一番だったと思います。(新井)晴樹の素晴らしいシュートはありましたが、前半に得点が取れそうなチャンスで取ることができず、試合展開的には逆に相手にやられてしまうんじゃないかという可能性もありましたが、中盤3人の戻りや前線のプレッシャーなどで、アウェイでの試合とは見違えるような出来になったと思います。 (前回対戦で出場していない)今日の試合で出場した選手が活躍したというよりも、チーム全体で自分たちがあるべき姿に戻ってやれたことが非常に大きかったです。もちろん勝点3を取りたかったですが、失点後も粘って(PK戦の)太田(岳志)のスーパーセーブも含めて、勝点2を持ってこられたのはネガティブな結果ではないと思います。 前節(直近の第11節・C大阪戦)でサポーターの皆さんに悔しい思いをさせてしまい、僕も少し話したほうが良いのかなと思いましたが、京都サンガはJリーグの歴史で1年半しか上位に食い込む成績を残していません。鹿島さんが昨年優勝し、今季はEASTグループで首位ですが、オリジナル10の鹿島さんも10年近く優勝できなかった時期があったように、Jリーグは群雄割拠、どのチームが優勝してもおかしくない状況です。監督として、常勝チームになったような振る舞いや試合の臨み方はさせてはいけないと思っていました。 そういう意味で前回対戦は監督として指揮を執る中で、悪いほうで忘れられない試合になりました。選手はそれをしっかり汲んでくれたし、今日の試合は勝ち負けよりもそういうもので対抗できたことは非常に良かったです。内容的にはポジティブなものが多かったかなと思っています。 --アピアタウィア 久選手が第2節・清水戦以来の先発出場となりました。試合後のロッカーで、アピ(アピアタウィア)を名指しで称賛しました。もちろん足りないところがあるから試合に出られなかったんだけど、それイコール悪い選手というわけではありません。足りないところと向き合いながら、次に試合に出たときにチームを助けるパフォーマンスをするのがプロフェッショナルです。何試合出ていても、出ていなくても、チームが勝つために行動していくこと。そういうスタンスでいえば、試合に出ていないときも悪かったわけではありません。今日は90分プラスアディショナルタイムを通して集中力が持続していて、(デニス)ヒュメット選手にほとんど仕事をさせませんでした。チームを盛り上げる、素晴らしい出来だったんじゃないでしょうか。
ガンバ大阪
監督
自分たちの原点に返って戦うことができました。セカンドボールも取れたし、それが良い試合の進め方につながったと思います。 --試合間隔が空いた中でのゲームだったが、前半の入り方も良かった。前節(直近の第11節・C大阪戦)から少し日が空きましたけれど、その間にみっちりトレーニングをすることができましたし、そこで取り組んだことをしっかりと出すことができました。全員で京都らしさを出していこうと話していましたし、『そこがなければ良い試合はできない』という認識ができたことも収穫でした。 --個人のプレーについて。やっぱりゴール前の場面にもっと関わりたいですね。ポゼッションのときの細かいポジショニングの修正や、ボールをもらいに行くタイミングなんかは課題だと思っています。ただ、さっきも言ったように今日はセカンドボールの予測や出足は良かったです。
ガンバ大阪
ボールを持たれる、苦しい展開が長かったですけれど、ハッキリしたピンチというのは失点シーンぐらいだったかなと思います。あそこは自分が防ぎたいシーンではあったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ゴール前まで攻め込まれるシーンは多かったですけれど、クロスの対応やシュートブロックでディフェンスラインの選手たちが本当に守ってくれていました。だからこそ、本当に悔しいですね。 --PK戦について。結果的に負けちゃったので。勝たせるGKになりたいです。 --連戦の中、リーグ戦で連続出場となったが。使い続けてくれる監督には本当に感謝していますし、一試合一試合で成長できていると感じています。試合勘というか、GKは試合をこなさないとやっぱり成長できないものがあると思います。トレーニングマッチもいいんですけれど、このJリーグの雰囲気というか、2万人の観客の前でやるサッカーは、やっぱり雰囲気やプレッシャーが違うので、本当に成長できているなと思います。そういう雰囲気やプレッシャーに慣れてきているのかなと思います。出続けられるように、もっと練習からアピールしていきたいです。
落ち着かない時間が続きましたし、自分たちのサッカーはできていませんでしたが、連戦の中で全員が良いサッカーをしようと動きました。京都さんの強みにも正々堂々と戦った中で、負けなかったことは良かったと思います。 --監督も守備面については称えていました。多くのチャンスは作られていませんし、全員が体を張って戦っていたと思います。(連戦で相手と試合間隔が異なっていることは)言い訳にはできないので、そこはやれていたんじゃないでしょうか。 --攻撃では、なかなかシュートまで持ち込めませんでした。押し込んでしっかり攻める、ホームでやったような試合展開に持ち込みたかったんですが、京都もすごくハードワークしてきた中でああいった試合展開になり、難しかったです。ロングボールが多くなってしまいました。京都が相手だと仕方がない部分もありますが、やっぱり押し込んで自分たちがボールを握ることができれば、良い試合になったと思います。中盤にボールが入る場面は少なかったし、セカンドボールも拾ったり拾われたりでした。そこはもっと頑張らないといけません。
このアウェイの地で、自分たちが素晴らしい内容のゲームをできたんじゃないかなと思っています。もちろんPK戦で負けてしまったのは悔しいですが、ボールを奪う部分でも守備のコンパクトさはしっかり出せたと思っていますし、90分を通じて特に相手に何かをやらせたというところは、僕はちょっと見当たらないかなと思っています。前半に1~2本あったぐらいで、後半は特になかったに等しいかなと思いましたし、切り替えの部分もしっかりと自分たちのスピードが出たんじゃないかなと思います。あとは(攻撃の)ゴール前での最後のラストパスの判断であったりとか、そういうところの精度は欠けてしまっていたなと思います。ですが、90分を通してこの1-1というスコアは、両チームにとっては良い内容のゲームになったのではないかなと思います。 --連戦の中で、今節新たにスタメンに起用した選手もいましたが、どう評価していますか?先ほども言ったんですが、この難しいアウェイの地に来て、あとはタフなこのスケジュールの中で、自分たちは中2日や中3日、向こうはだいぶ準備期間があった中での試合でした。その中でも自分たちはああいういろいろな選手が出ても、良い選手がそろっているなと思っていますし、コントロールできた部分は本当に多かったと思います。質の高さもそうですし、しっかりとコントロールする部分、そこはしっかりとできていたなと思いますし、自分たちが、誰が出てもいい状態であるのは今日見せられたと思います。 --守備の話がありましたが、攻撃に関してはシュートチャンスを含めてなかなか決定機が少なかったと思いますが、どう評価されますか?コンパクトさは出せたなと思っています。少しやり方を変えたのは、相手は前から来るのに対して、自分たちもそこで一気に一発で行ってしまうよりは、まずしっかりとコンパクトにしてから奪ってトランジション。その中で決定機は作れなかったにせよ、その手前の部分で、「(パスが)ここで通っていれば」という場面は多く出せたなと思っています。あとは先ほど言った、ラストパスの判断のところです。足元に出していればチャンスなのにスペースに出してしまったり、その逆もそうなんですけれど、そういうところはフレッシュさが今日は出なかったのかなと思います。この連戦の中で、それはどうしようもないです。ですが自分たちは簡単な状況ではないにせよ、選手たちはすべてを出し切って最後の最後まで戦う姿勢、そして取られても取り返す、そういうところは見せられたのかなと思います。
京都サンガF.C.
MF 77
新井 晴樹
ベンチから試合を見ていて、背後への動きや相手の裏を取れるシーンが少なかったです。背後に抜けたり、ドリブルで突破したらチャンスが来るかなと考えていました。そこは(交代出場してから)何度か良いイメージでプレーできました。 (松田)天馬くんが73分まで相手にイヤなプレーをし続けてくれて、相手も疲れていました。自分も相手がイヤがるプレーを常に考えてプレーしました。(同じ左サイドだった佐藤)響も京都のSBは僕に合わせてくれるので、やりやすいです。(一緒に先発した)開幕戦のときの裏抜けだったりをイメージしてプレーしました。 --豪快なミドルシュートを決めた得点について。ハファ(ラファエル エリアス)がパスを出してくれて、受けた瞬間に相手がプレッシャーに来なかったのでシュートを打つだけでした。ミートしたなと思ったし、少し回転をかけて相手GKが届かないところへ蹴れたのは、日頃の練習の成果です。枠内へ飛べば入るチャンスはあるかなと思っていましたが、自分でもビックリし過ぎてパフォーマンスをするのを忘れていました。 --Jリーガーとして6年目での、国内トップカテゴリーでの初得点でした。JFLからキャリアをスタートさせて、本当にいろんな人が応援してくれています。今日もたくさんのお客さんがスタジアムへ来てくれましたし、やっとゴールを決めることができたのはうれしいです。28歳のウインガーで(国内トップカテゴリーでの)初ゴールというのは非常に遅いほうだと思いますが、ここから数字にこだわってプレーしていきたいなと思います。
DF 2
福田 心之助
前半から自分たちの良い形を出せていました。だからこそ、最後のワンプレーが悔やまれます。そこがまだ自分たちの甘さかなと感じています。 --どこが良かったか。味方との関係性が良くて、セカンドボールを拾ってそのまま2次攻撃へつなげることができていました。欲を言えば、もっと相手がイヤな動き、イヤなプレーを選択できれば1点、2点と得点が入って、こういったゲーム展開にはならなかったんじゃないかなという気はしています。 --アウェイでの前回対戦が悔しい結果だったので、今日は気合いが入っていたのでは?相当、入ってましたね。僕らだけでなくスタッフ陣も含めてですけど、今日に懸ける思いは強かったと思います。