明治安田J1百年構想WESTグループ地域リーグラウンド第14節、京都と清水がサンガスタジアム by KYOCERAで対戦する。
ホームの京都は12試合を消化して勝点19で現在5位。前節はG大阪と対戦して90分を1-1で終え、PK戦で勝利した。スコアレスで試合が進んだ89分に途中出場の
新井 晴樹の豪快なミドルシュートで先制するが、後半アディショナルタイムにFKのこぼれ球から痛恨の同点ゴールを献上。PK戦では、失点シーンでボールをキャッチし切れなかったGK
太田 岳志が奮起して3本のPKを止め、勝点2を確保した。
試合後、曺 貴裁監督は「最後の最後まで自分たちの守備の網が崩れなかったのは、今季ここまでの12試合の中で一番だったと思います」と、直前の敗戦からの立て直しに好感触がある様子だった。
アウェイの清水は13試合を消化して勝点17で現在7位。前節は長崎と対戦し、1-2で敗れた。開始8分に退場者が出る苦しい立ち上がりとなったが、
嶋本 悠大のゴールで先制点を挙げる。しかし、その後2失点を喫して逆転され、PK戦負けも含めて3連敗となった。
試合後、吉田 孝行監督は「我慢強く戦うことに関しては徹底してくれましたが、これは本来のわれわれがやりたいサッカーではないです」とほとんどの時間を数的不利で過ごした試合の感想を述べている。
両チームの前回対戦は2月14日に行われた第2節。後半開始直後に清水は右サイドの
小塚 和季のクロスから相手のオウンゴールを誘発して先制するが、京都は後半アディショナルタイムに
ラファエル エリアスが背後へ抜け出して同点ゴールを決めた。PK戦では
太田 岳志が2本のPKを止めて、京都が勝利している。
大型連休に突入して、両チームとも中2日で迎える一戦だけに先発メンバーの入れ替えも考えられる。京都は前節で
ラファエル エリアスが1カ月半ぶりに復帰。まだ交代出場での起用が濃厚とはいえ、ストライカーの存在はチームにとって好影響を与えている。今季は負傷者が多い中で多くの選手がピッチに立っており、その成果を連戦でも発揮したいところだ。
清水は
住吉 ジェラニレショーンが出場停止となるCBに誰が入るのか。連敗中かつ、前節でほとんどの時間を10人で戦ったことによる疲労や、アウェイへの移動など厳しい状況が重なるが、ここが踏ん張りどころだ。
両チームともハードワークや攻守の切り替え、球際の強度などベースとなる部分を重視しており、迫力ある戦いが繰り広げられるだろう。その中で相手の圧力をかわして、ゴールへの道を切り拓くのは果たしてどちらか。第2節の試合から約2カ月半が経過して、メンバー構成やチームの流れなど、当時からさまざまな変化が見られている。京都は前回対戦で自分たちの強みを発揮できなかった教訓を生かし、ハイプレスや攻撃の組み立てを機能させることがポイントとなる。逆に清水は内容で上回ったホームのような戦いを、アウェイでも再現したいところだ。
試合は14時キックオフ。予報では、前日まで雨が降るも、試合当日にはやんで晴れとなる見込み。臨場感抜群のサッカー専用スタジアムで、見ごたえある試合が期待される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]