2026/5/6 (水) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第15節
入場者数: 10,407人
天候: 晴れ|気温: 27.1℃|湿度: 50%
後半に主導権を握った福岡。PK戦を制して勝点2獲得
アビスパ福岡
監督
勝点3を目指した中での勝点2。PK戦とはいえ勝てたことは良かったのですが、反省が多いゲームになりました。前半からわれわれのパワーをうまく出すことができず、逆に言うと、京都さんに細かい部分を少しずつ上回られて、なかなかリズムに乗れない展開が続きました。ハーフタイムでメンバーを代えることも想定しましたが、もう一度われわれの良さは何なのか、相手にとって何がイヤなのか、というところを全員で方向性を共有して、後半の戦いはすごく良かったと思います。けれども、もっとわれわれらしい守備、ボールを奪って前に出ていくところや、攻撃のところでもっとクオリティーを上げていかないと、勝点を落としてしまう。そんな印象です。ただ、最初に戻りますが、ゴールデンウィークでたくさんの方が見ている中で勝ち切ったことは良かったと思います。 --失点の場面について。前節(・C大阪戦)もイヤな形でやられているので、それは分かっていましたが、数値上はCKからの失点はまだ少ないので、そこは安心している、というのはおかしいのですが、同時に2試合続けてやられているので、ああいう形は狙われ始めると思いますし、修正する必要があります。まずCKにならないように空中戦や下のところでしっかりつぶしにかかるとか、1人でダメなら、ダブルチームを作るとか、そういうところに甘さを感じたので、CKもそうですが、そこはよりやっていかないといけないと感じました。 --前田 快選手が久しぶりに出場し、サニブラウン ハナン選手は今季初ゴールを挙げる活躍をしました。前田 快選手については大学との兼ね合いがありますので、ずっと帯同することは難しいのですが、彼の武器はハッキリしていますし、(ロングスローを)投げるだけではなくて中盤で受けるところでもよくやってくれましたし、PKのキッカーとしても良い。ただ、前田 快選手だけではなく良いボランチがたくさんいるので競争も生まれるでしょう。 ハナン選手についてはなかなか出場する機会がありませんでしたが、やはり彼の高さと背後に抜け出るところは、エンリケ トレヴィザン選手とアピアタウィア 久選手が非常にイヤがっているように見えました。ウチのアカデミー(出身)ということで会場が沸き、スタジアムを味方につけて雰囲気を変えてくれましたし、得点も素晴らしかったと思います。 --64分にサニブラウン選手を含む3枚の交代カードを切った狙いは?京都さんのメンツを見たときに、後半に思い切りパワーを上げてくるというよりも、少しクロージングを意識するようなメンバーが多いと感じていて、われわれは1点ビハインドということもありますが、攻撃的な選手をどんどん入れる、そういう意図です。
京都サンガF.C.
監督
久しぶりにこのスタジアムに来ましたが、昨年は2-0から2-2の同点劇になってスタジアムの圧力を非常に感じましたが、今日は前半からその圧力に負けずにわれわれらしい試合ができていました。後半、少し足が止まる選手が多い中で押されましたけれど、おおむね自分たちのフィールドの中で戦えていました。試合後のロッカールームでも言いましたけれど、2点目を決めるチャンスにしっかり決められないことが、今日の結果につながったと思います。 紙一重の戦いで勝つために、ここ最近はらしくない失点なども含めて良くなったところはありますけれど、そこに関しては新しく出たメンバーを含めて非常にタイトに前半からやってくれたと思います。冒頭にも言いましたけど、2点目を取るチャンスでしっかり決められないことは、百年構想リーグでの課題になるかなと思います。3試合連続で先制点を取って、1つは逆転され、1つはPK戦で勝ち、1つはPK戦で負けました。本当なら勝点9を取れる可能性がある試合で勝点を落としてしまっているのが現状です。それは自分たちがこれから前を向くために、少しひざを屈めながら、しっかり自分たちに向き合っていかなければいけないかなと思います。 --同点シーンは3年前にこのスタジアムで逆転負けしたときの決勝点と、似たようなシチュエーションという印象です。途中から入った選手がCKで得点者にマークをつき切れなかったことなど、どのように感じていますか?そのへんはおっしゃるとおり、すごくチームとして課題だと思いますし、本当に残念なシーンでした。個人を責めてもしょうがないんですけれど、チームというのは先発と途中から出た選手のすべてが徒党を組んでやっていかないと勝てません。今日の試合はおっしゃるとおり、そこに関しては非常に残念なシーンだったと思います。 --初先発となった圍 謙太朗選手の起用について。J1(カテゴリー)で初出場と聞いていましたけど『そうなんだ』と思うぐらい、落ち着いてやっていたと思います。チャンスを与えたわけじゃなくて、今まで太田(岳志)が守っていたところで、今回は圍を使って勝ちにつながる準備をするだけでした。彼がこの年まで出られなかったことで、なんとなく美談になりそうなことですけれど、僕の中では美談で使ったわけではありません。このPKで負けたことが彼の中で脳裏に大きく焼きついていると思うので、それを悔しさとして、また1歩ずつ進んでほしいなと思います。
京都サンガF.C.
ケガから復帰してスタメンで試合へ戻れたこと、そしてゴールを決めたことはうれしい試合になりましたが、勝点3を持って帰ることができなかったことは残念な試合でした。自分たちはここから変わらずトレーニングを続けていくだけですし、次の試合へ向けた準備をしていきたいです。 --復帰後初ゴールとなった先制点の場面について。今週はセットプレーの練習をけっこうやりましたし、そこでエンリケ(トレヴィザン)を使おうというプランも組んでいました。CKから良いボールが来て、素晴らしい折り返しも来たので、ゴールするだけでした。 長い間、試合に出られず、ゴールを決めていなかったので、自分としても(得点して)落ち着きを取り戻すことができました。ただ強調したいのは、チームワークの賜物だということです。みんなのゴールですし、それを含めてここから自分たちが良くなっていくものもたくさんあると思うので、そこへ向けてトレーニングをやっていきたいです。 --試合後、ピッチにひざをついていたが。PKを外したからというのではなく、単純に疲れですね。久しぶりに90分間プレーしたので、それに対する疲れでひざをつきました。PKについては、背番号9を背負っているセンターFWなので、また次にチャンスがあれば蹴ろうと思っています。自分の責任をしっかりと持って、今回の失敗を取り返せるように頑張っていきたいです。
勝ちたかったのが一番ですね。チームの状況があまり良くない中、自分の持っているエネルギーで、どうにかチームを前向きにしたかったんですけれど、結果的にPK戦で負けて勝点2を落とした感覚です。ここはなんとしても勝点3が欲しかった。めちゃくちゃ悔しいです。自分の(J1カテゴリー)デビューとかどうでもよくて、チームを勝たせたかったことにつきます。 --自身のプレーについて。自分の特徴は出せたと思います。キックのところはほかの選手にはできないところだし、曺さん(曺 貴裁監督)もそこを出してほしくて起用してくれたんだと思っています。良いところは常に出そうとしたし、そのチャンスを逃さないよう意識して試合に入りました。 PK戦では(ラファエル)エリアスから「ここからはお前のステージだ」と言葉をもらいました。どの選択をするのか。ちょっとでも(相手のPKが)甘くなればストップしていたと思います。キワのコースに行くので張れば、ちょっと先に動く必要があるのですが、それで逆を取られることもあります。自分のスタイルは貫こうと決めていたので、(止められなかったのは)自分に足りなかったものがあると思っています。 --京都でリーグ戦での初出場を終えて。また成長できるなと思っています。先発はこれまで毎試合奪いにいっていましたし、選ばれた選手が頑張るのがプロだと思っているのですけれど、自分がどうこうよりも、サッカーはチーム戦なので、チームを上向きにしたい気持ちがずっとあります。今日、試合に出て「もっと何かできるんじゃないか?」といういろんな発見がありながらの90分でした。もう35歳ですけれど、まだまだ成長できるなという感覚があります。負けて悲観することだけではないと個人的には思っています。こういう成長材料を逃さないようにして、自分もサンガも上のステージへ行けるよう精進したいです。
アビスパ福岡
FW 32
サニブラウン ハナン
試合が終わってから、もっと自分にほかにできることがあったんじゃないかなと。チームとしてCKから得点を取りたいという意識がある中で、自分はヘディングが強みなので期待されているところがあって、そこで決めることができたので良かったです。 --今季初ゴールは見木 友哉選手のCKからでした。ボールが来ているときに「これは行けるな」と思いました。それくらいにボールが良かったので、当てるだけで決めることができました。 --前半、ベンチから試合を見て感じていたことは?守備も攻撃もそうですが、空中戦とか球際のところで負けるシーンが多く、せっかくボールが上がってきても手前ではじかれるとか、ボールを拾われるシーンが多かった。だから後半、自分が出てからは、ゴールキックを含めて味方からのロングボールをまずはしっかり競り勝とうと思いました。
MF 55
前田 快
--第8節のG大阪戦以来となる、いきなりの先発出場でした。3日に大学での関東リーグをやって、4日に福岡に移動してきました。チームでの練習は5日のみです。宮(大樹)選手や椎橋(慧也)選手とは「初めまして」というところから入りました(笑)。 --今日の自身のパフォーマンスを振り返ってください。粘り強い守備を見せることはできたと思いますが、ボールに絡むことはあまりできませんでした。京都のように強度の高いチームを相手に自分の良さを出せるようしていきたいなと思います。 --自身は京都のジュニアユース出身です。アカデミー出身ということで思い入れがあるチームなので対戦が楽しみだという気持ちと、絶対にやってやるという気持ち。今日のゲームに呼ばれたときから、張り切るというか、たぎったというか、そこはありました。サンガに捨てられたあとに良いプレーヤーになったということを証明すれば、良い恩返しになるだろうとも思いました。
MF 22
藤本 一輝
--中2日のゲーム、しかも運動量が求められるウイングバックとしてフル出場を果たしました。かなり疲れましたか?最後は本当にキツかった。でも、その中でも特に攻撃面で自分の持ち味を少しは出せたんじゃないかなと思います。 --前半はかなり押し込まれる展開になりました。相手の勢いに負けたし、後ろのスライドが間に合わずに苦しんだところはあります。そういう中でもなんとかみんなで耐え、失点をセットプレーの1つに抑えたことで、悪い内容だったけれども、割り切って後半に臨もう、という気持ちを作れたと思います。 --ハーフタイムには「前から行こう」という話になったのでしょうか?前から、というよりも、まずはバトルで負けない。そこですね。そこを意識した後半、ようやくサッカーになってきた、という感じですね。