C大阪は前節、清水と対戦。前々節・福岡戦から先発5人を入れ替えて臨んだ中、19分にCKから田中 駿汰が自身今大会2得点目となる先制ゴールを決めた。後半は押し込まれる時間こそ長かったが、GKキム ジンヒョンを中心に体を張って守り、守備ブロックが崩れることなく終盤を迎えた。しかし、90分にPKで追いつかれ、1-1で90分は終了。PK戦の末に敗れ、連勝は『2』で止まった。もっとも、その連勝はいずれもPK戦を制してつかんだものであり、直近は3試合連続でPK戦での決着となっている。それだけに、今節で目指すのは90分での勝利。そのために必要なのは得点だ。ここまでの総得点『14』はEAST、WEST両グループを合わせて最下位。昨季猛威を振るった“アタッキングフットボール”が影を潜めている。「この選手たちであれば、もっとできる」とチームを鼓舞するアーサー パパス監督の下、ホームで得点を重ねていきたい。
アウェイに乗り込む長崎は前節、ホームで岡山に2-1で勝利。前々節・名古屋戦から先発5人を入れ替えて臨んだ中、19分に先制する。GK波多野 豪のロングボールがチアゴ サンタナと岡山DFの背後に落ちたところに岩崎 悠人が反応。相手よりも先に触って抜け出し、右足でネットを揺らした。その岩崎 悠人が前半のうちに負傷交代するアクシデントもあったが、43分に追加点。自陣でのFKから山田 陸がセカンドボールを拾い、チアゴ サンタナに預けると、背番号9が左足を振り抜いて3試合連続ゴールを決めた。後半開始早々に1点を返されたが、その後は集中力高く守り抜き、同点ゴールは許さず。2試合ぶりに勝点3をつかんだ。「攻守において連動性が出てきている」と高木 琢也監督が話すなど、チーム状態が上向きの中、今大会二度目の連勝を目指す。
両チームの前回対戦は第4節。長崎のホームで行われた一戦は前半に長崎が猛攻を仕掛け、マテウス ジェズスのミドルシュートで先制。後半はC大阪の反撃を受けたが守り切り、1-0で勝利した。長崎としては良いイメージが残っているだろう。C大阪はその試合の借りを返す一戦となる。
構図としては、C大阪がボールを持つ時間が増えるだろう。前回対戦ではこじ開けることができなかった長崎のゴールをどう割っていくか。チアゴ アンドラーデを中心に背後を狙っていきたい。長崎は守備をベースとして、チアゴ サンタナ、長谷川 元希を中心に素早くフィニッシュに持っていきたい。前節は出場がなかったマテウス ジェズス、ノーマン キャンベルはC大阪との前回対戦時はチームを勝利に導く活躍を見せた。今節、プレー機会が訪れたら注目だ。
ともに前節から中2日。コンディション面で難しさはあると思われるが、地域リーグラウンドも残り3試合。集まった両チームのサポーターを沸かせるプレーに期待したい。
[ 文:小田 尚史 ]


