2026/5/10 (日) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第16節
入場者数: 20,713人
天候: 晴れ|気温: 21.6℃|湿度: 32%
集中を欠かさず、終盤に3点目。岡山がアウェイで快勝
ヴィッセル神戸
監督
自分たちのチームのことに関しますと、25~30分、試合の序盤を本当に良いリズムの中でできていた中で(得点を)奪えなかったこと。あとは後半にもう一度盛り返したときに得点を取れなかったことが、こういう形で試合が終わることにつながったかなと思います。 あと強調させていただきたいのは、相手のFWが前半の1人、後半の1人が本当によくやっていて、ロングボールをしっかり収めていたし、そこでちょっと後手後手になっていたかなという印象です。もちろん、自分たちがゴールを入れられなかったことは相手を褒めなければいけない内容だったかなと思います。 次の京都戦に向けて時間が迫っていますので、切り替えてゴールへの道筋だったり、ゴールへの気迫というところをもう少し強調して選手にやってもらいたいと思います。 --2点を追う中で、後半にシステムを変更した意図について。また、なかなかかみ合わなかった要因をどこに感じていますか?4バックから3バックに変えた理由としては、1つは外を単独なんですけども厚く持たせて、そこからクロスで中の人数を増やすという意図がありました。ジエゴと佐々木(大樹)の2人が入ったことで、左サイドをスピードだったり、デュエルの面でもう少し活性化させたいという意図がありました。 戦術の変更に関しては選手もよくやってくれていましたし、それが原因ではなかったかなと思っています。もちろん、それに伴ってチャンスは作れていたと思うので、そういうチャンスを生かせなかったところが原因かなと思っています。 --後半の序盤にカウンターを仕掛け、武藤 嘉紀選手のパスから佐々木選手に決定機がありました。そこを逃したことも大きかった印象ですが、チャンスを作りながらも得点できていない状況を打開するためにどういうことが必要でしょうか?チャンスの数を増やしていくことが一番大事なことです。相手よりも一歩早くだったり、GKがいない隅に打つという基本的なことに立ち返ってやっていくことも非常に大事だと思っています。選手たちは頑張ってくれていますし、チャンスの数自体、相手のゴール前に入っていくこと自体は減ってはいないので、そこをしっかり詰めていくという作業になると思います。佐々木 大樹に関しては、彼の可能性だったり、クオリティーを生かす場面は必ず来ると思うので、次の試合もその次の試合もずっと彼のことを信じています。
ファジアーノ岡山
監督
選手たちは今日、非常に強い意志を持ってここに戦いにきたと思うので、しっかりと自分たちのプレーというか、強みをピッチで存分に出したと思います。その中でパフォーマンスも非常に良かったし、良いプレーをしてくれたと思います。 なかなか今まで手も足も出なかった相手なので、まずはしっかりときっ抗した試合に持っていくこと。その中で勝機を手繰り寄せるために粘り強くやることは意思統一してやれたかなと思うので、そこが一番良かったかなと思います。もちろん、ゴール前で、相手のシュートチャンスで体を張ったりしたシーンもたくさんありましたし、そこもわれわれは非常にこだわっているところでもありますし、今日はしっかり出せたのかなと。われわれとしては本当に良い試合ができたんじゃないかなと思います。 --先制点を取れたことが大きかったと思いますが、どうご覧になっていましたか?攻められる時間も当然ある中ですけど、相手コートに入れば自分たちもチャンスは作れると思っていました。相手コートに入ったときに、しっかりと自分たちの攻撃の狙い、ニアゾーンを取ることとか、幅を使って揺さぶることとか、そこはやろうと話をしていました。左サイドでうまく崩せて良い形で入っていけたんじゃないかなと思います。 --末吉 塁選手が今季初出場。最後にアシストも記録しましたが、彼の評価をお願いします。ずっとJ2の時代からチームの主軸でやってきて、キャンプのときにケガをして、その後はなかなかピッチに立つことがなかったですけど、今週は神戸との試合に向けて、おそらく彼の守備力とか推進力が必要だと思ったので、ベンチに入れました。本人には「シャドーで出る可能性があるよ」とは伝えていたので、よく最後は落ち着いてやってくれたかなと思います。
ファジアーノ岡山
--トップカテゴリーで初ゴールを記録しました。(江坂)任くんから良いパスが来ると思っていたので、そこで良い準備ができて、あとはゴールに思ったよりも近かったので、思い切って打ちました。 --思い切りよくオーバーラップしていました。そうですね。神戸相手に守るというよりは、自分たちが攻めて良い時間を作りたいという思いがあったので、そういうのが形になって良かったなと思います。 --J1に昇格した2025シーズン以降、初めて神戸に勝利したことは個人的にも大きいですか?個人としてもそうですけど、やっぱりチームとして勝ったというのは自信になると思います。苦手意識みたいなところは今後なく、自然体で戦えるじゃないですけど、そうなったというのは良かったかなと思います。
ヴィッセル神戸
DF 3
マテウス トゥーレル
--難しいゲームになりました。まずはふがいない試合をしてしまって、サポーターに申し訳なく思っています。謝りたいと思っています。最後まで、最後の1分まで応援してくれたにもかかわらず、このような試合になってしまったことを申し訳なく思っています。難しい試合にはなってしまいましたけど、次の試合もすぐ来るので、振り返れることは振り返って、修正して、頭を切り替えることがいまの状況では必要だと思っていますので、できることをとにかくいまのこの残された時間でやるしかないと思っています。 --悪い流れを断ち切るために必要なことは何でしょうか?チームの中で話し合うことが必要になってくるのかなと思っています。自分たちのやるべき姿勢というか、そういう気持ちをもっと見せないと勝てないと思います。この短いシーズンで、自分たちは試合をたくさんこなさないといけない状況です。でも、それは言い訳にはならないと思っています。もう試合に勝つかどうかというのは自分たち次第だと思っていますので、とにかく自分たちに矢印を向けて、直すべきところは修正して、しっかりと反省して、本当に自分たちの姿勢を変えないとどの試合も勝てないと思うので、まずはそこだと思います。
GK 71
権田 修一
--良い内容の試合で勝てず、前節・広島戦のように悪い内容でも勝ち切ったりしている。ACLEファイナルズから戻って以降、勝点を思うようには積み上げられていない状況ですが、チームの雰囲気、戦いぶり、乗り越えるべきものをどう感じていますか?もうシンプルにいまは結果なのかなと思います。もちろんACLEという自分たちが今まで戦ったことのない場所で、そこで上に行くためのチャレンジをして、たぶん選手おのおのがいろんなことを感じたと思うのですよね。昨年までの吉田(孝行)監督に求められていたようなことを続けていたらと思う選手もいれば、もう少し新しいことをやらなきゃいけないんじゃないかとか、いろんな思いを、ああいう大きなイベントがあると思う選手が出てくると思います。 とはいえ、そこにすごく大きなエネルギーを注いでいたのは間違いなくて、体の部分ももしかしたら、(同じくACLEファイナルズを戦った)町田もケガ人が出てきているし、多少ウチはケガ人は出ていないですけど、そこ(ACLE)に無理くり合わせた選手もやっぱりいますし、気持ち的に、前のめりに行きたいところと体がリンクしていない部分はもしかしたらあるのかなというのは客観的に見たら思います。 ただ、このスケジュールは事前に決まっていたことなので、内容と結果、どっちを求めるのかはすごく難しくて、チームとして勝つ確率を上げるために、常に良い内容でやったほうがやっぱり結果が出る可能性は高くなります。ただ、前回(広島戦)も90分で勝ってはいないですし、あれで結果が出たのかどうかと言ったら、この百年構想リーグはPK戦勝ちというのがあるので、少し難しいところはあります。「自分たちが強いんだ」とか、「もっとできるんだ」と自信を持つのは大事ですけど、その自信を持ってアグレッシブにやるところと、「まだまだ自分たちはもっと見つめ直さなきゃいけないところもあるんだ」という謙虚さは、両方とも併せ持たないといけない時期に来ているのかなと思う。 僕が昨年入ってから、結局、リーグで優勝はできなかったですし、その前の年までは優勝していますけど、僕たちはディフェンディングチャンピオンで今季を迎えているわけではない。そこの部分というのは、もちろん監督も代わっていますし、選手も入れ替わっていますし、いる選手、いた選手も、やっぱり当然、歳も取りますし、逆に若い選手が、ほかのチームでも今日の岡山とかもそうですけど、やっぱり出てきている選手もいる。そういう中で「ヴィッセル神戸が日本一だよ」、「アジアで一番だよ」、「もっと上に行くんだよ」というのを示すためには、当然僕も年上のほうで、(年齢が)上の選手はもちろん頑張りますけど、僕の個人の意見ですけど、年齢が少し若くて今まで出ていなかったような選手というのが、こういうときにもっと「俺を使ったら勝てるのにな」みたいな雰囲気をやっぱり出して、活性化していくことは1つ大事なのかなと思います。 この百年構想リーグの序盤を思い出してもらっても、全員がそろっていることはなかなかなかったじゃないですか。ケガ人が常に誰かしらいて、代わりに出た選手じゃなくて、そのときに出ているメンバーでしっかり勝点を積んできてここまで来ている。そこがこのチームの逆に伸びシロでもあると思います。僕らにも意地がありますし、上の選手も頑張りますし、別に変わっていくではなく、どんどんアップデートしていくという意味で、どんどん活性化していくのは今後の未来のヴィッセルを考えたらすごく大事なことだと思います。 当然、いまはこの百年構想リーグで結果を出してACLEにもう1回行くというのが最大の目標なので、もしかしたら、なりふり構わず結果をということも必要かもしれないですけど、ちょっと一歩引いてみると、逆にこういう時期に皆さんが見ていて「この選手すごい」、「いまなんか出てきているな」、「なんかこの選手すごいエネルギーをチームに与えているな」みたいな選手をどんどん取り上げてもらって、推してもらえるとやっぱりチームとしても、クラブとしても、未来にはつながるのかなと思います。 --試合後、サポーターもチームに寄り添っている感じでした。ホームで0-3はあり得ないので、ブーイングされてもおかしくないですけど、やっぱり選手が少しショッキングで、皆さん見ていても分かるとおり、(ピッチを)周るのが遅かったじゃないですか。ああいう中で、サポーターの方がブーイングじゃなくて、後押ししてくれるというのは、やっぱり僕はこのクラブのサポーターの素晴らしさだと思います。それを感じた選手もたぶんたくさんいたと思いますし、あとはもう本当に見せるしかないですよね。 次は週中の平日ナイターですし、あとは九州。なかなかスタジアムに来るのが難しい中でもやっぱり来てくれる人たちがいますし、あとはもう1回、プレーオフでここに最後戻って来られるので、2位同士のプレーオフになるのか、1位のガチンコのプレーオフをここでやるのか。もしかしたらアウェイとか、ナイターに行けないような方も、しっかり来てもらって見せられるようにはしたいなと、今日の応援を聞いて本当に思いました。それはチームとして、クラブとして、勝つモチベーションが1つ増えたのかなと思っています。