2026/5/16 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第17節
54'
入場者数: 7,123人
天候: 晴れ|気温: 23.7℃|湿度: 48%
決勝点は白井亮丞。東京Vが4試合ぶりの勝利をつかむ
東京ヴェルディ
--得点の場面でのスルーは狙っていましたか。あれは狙っていました。自分は1回ニアでつぶれてスルーをしようかなと一瞬思ったんですが、(白井)亮丞がいると信じて狙いましたね。 --今日の試合は、古巣を相手に点を取りたかったのではないでしょうか。前半もチャンスがありましたけど、城福さん(城福 浩監督)が試合前、「このメンバーで結果にこだわれ」と言っていたので、得点という部分に関しては、より確実に決まるほうを選んでスルーしました。 --白井選手を信じていたとおっしゃいましたが、ある程度確信があったのですか。見ていなかったんですけど、やっぱり亮丞とは日頃から一緒にやることが多くて、通じていたというか、「亮丞、頼む」という感じでスルーしましたね。 --試合が終わったあと、「ありがとうございました」みたいなものはありましたか。すぐベンチで「本当にありがとうございます」って言っていました(笑)。 --古巣との試合で、長い時間出場できましたが。知っている選手も何人かいたんですけど、あまり古巣と思うより、今日は久しぶりにスタメンで出て、「どんな相手でもやろう」という感じだったので、あまり意識しないで臨みました。 --前半、寺沼選手が長いボールをためて福田 湧矢選手がシュートを打つシーンがありましたが、そういうシーンはそんなに数は多くなかったと思います。あのシーンは前線でやりながらどういうボールを待っていたんですか。相手のCBが食いつくというスカウティングがあって、五分五分のボールでも俺なら勝てると言われていたので、ああいう背後に出たボールは全部自分がつぶれて、(新井)悠太とか、湧矢くんや亮丞が拾う形を狙っていました。あれは狙いどおりの攻撃でした。 --試合後には水戸サポーターのほう(ゴール裏)にも行かれたんですか。そうですね。すごく温かく迎えてもらって、思い出深い人の顔もいたので、挨拶できて良かったなと思います。
水戸ホーリーホック
監督
リーグ終盤にきて、ホームゲームで勝点3を狙っていったゲームだったんですけど、負けてしまったということは非常に悔しいし、ファン・サポーターの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。3週間、(連戦が続いた影響で)練習がコンディション調整だったので、やっと良い準備をして挑むことができたゲームでした。その中でケガ人も戻ってきて、ある程度やりたいことができるというイメージで挑んだんですけど、堅いゲームになってしまって、ゴール前の迫力や、ちょっとしたスキで失点してしまうんじゃないかというゲームで、後半の入りの悪い時間帯に失点してしまって、その後、難しいゲームのまま終わってしまった。前半も含めて、もっとゴール前の迫力だったり、点を取ることやゴールに向かう姿勢をもっと出していかないと、ゴールをこじ開けるのは難しい。そこは当たり前ですけど、課題として受け止めつつ、セットプレー等々少しずつ修正しながら、前に進んでいきたいと思っています。 --今日は2列目の選手が中央に絞っていることが多く、幅を使えない状況の攻撃が多かったです。いつもと選手の距離感が違ったような感じがしたのですが、監督はどのように感じていましたか?分析した流れの中でどっちかというと、今日は幅というより、相手が人に当ててくるというイメージがあって、ボランチも前に出てくる相手だったので、2トップを縦関係にして、バイタルのところ、ボランチとCBの間をうまく使いたかった。またはターゲットがいたので、2列目の3枚で拾いながら前進させたいという狙いがありました。プラスαでハイサイドのところは相手の両ウイングがジャンプしてくるので、狙いたいという思いはあったんですけど、そこをうまく使えず、迫力のない時間帯があったと思っています。
東京ヴェルディ
監督
この3試合、サポーターに悔しい思いをさせていたので、この地まで来てくれたサポーターと喜べたのはホッとしていますし、彼らと一緒にラインダンスを踊れたのは本当に良かったと思います。このスタジアムに来ると、2022年の夏に自分が(東京Vの監督に)就任したときだったと思うのですけど、この地まで来て台風で中止になったことがありました。台風で中止になるかもしれない中で、(水戸まで来てくれた)100人ぐらいのサポーターが台風での中止の報を聞いてがく然としていたシーンをすごく思い出します。 彼らが「応援してきて良かった」と思えるチームにしなければいけないと僕はずっと思っていた。その100人かどうかは分かりませんが、おそらく今日も来てくれていると思うので、そういう意味でも彼らと一緒に喜び合えたことは本当に良かったと思います。 --前半は相手に押し込まれる時間があったと思いますが、想定外のことがあったのか、もしくは想定した中でなかなかハマらない部分があったのでしょうか。ウイングバックの組み合わせも含めて、今日の組み合わせで試合をほとんどやったことがないので、なかなか難しいものがあったと思います。それともう1つは、われわれの想定以上に相手が蹴ってきたこと。そこを回収することはしっかりできていたけれども、その後、どのように自分たちのボールにするかというところ。攻め急ぐところなのか、しっかりつなぐところなのかというバランスは、組み合わせも含めて新しいメンバーがゆえに、守備のところでいっぱいいっぱいになった。マイボールにする時間が少なかったというのは問題だったかなと。ただ、守備が破たんしたわけではないと思っているので、そこはハーフタイムに修正をしました。中間のポジションをしっかり使えるようになった時間で点が取れた。しかもメンバーを代える前にしっかり点を取れたことが、われわれのこの選手層の中で、非常に大事なことだったと思います。 --ハーフタイムに修正をして、メンバー交代をしてもおかしくなかった内容だったと思うのですが、これは彼らに打開を任せたいなど、動かなかった意図があるのですか。今日、(直近のJ1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第12節・町田戦から)9人先発を替えた意味は、彼らにチャンスをつかんでほしかったし、彼らに自信を持たせてやりたかったという思いがあったからです。ここで代えたら、おそらくそうはならない。ただ45分使っただけになると思ったので、とにかく修正をして彼らに時間を与えたいという思いのほうが強かったです。 --中2日のタフな連戦で先発を9人替えて、その中でチャンスをつかんだ白井 亮丞選手や、ほかの選手の評価を教えていただけますでしょうか。得点は、寺沼 星文がロングフィードをしっかりマイボールにしたところからスタートしていますし、仲山 獅恩も非常に良い出来だったと思います。白井 亮丞も、うまくいかないときは彼にフォーカスされがちですが、実は彼は動き出しが秀逸で、味方の選手がそこを見てくれないんですよ。いわゆる“市民権”ですよね。それを得るには、やはり彼らに時間を与えて、結果というもので自信を与えることと、周りから市民権を得ること。これが大事だったので、少しは彼を見てもらえるようになるんじゃないかなと思います。
メチャメチャうれしいです。やっと点を取れたのが一番うれしいですけど、前半も後半も自分のプレーを見返すと、出来自体は良くなかった。ボールに絡めなかったり、体も思うように動かなかったんですけど、最後にああやって点を取ることができたのは、今までに比べて成長できたのかなと思います。 --寺沼 星文選手は、「後ろにいる亮丞を信じた」と言っていましたが。全然、星文くんと目が合ったわけではないのですけど、「絶対に星文くんはスルーするだろうな」と思って準備していました。 --ミートの際に意識したことは何でしょうか。「絶対に枠に蹴ろう」ということと、「ふかさない」ということです。左足だったので、ふかすのが一番ダメだと思っていて、絶対に枠に気持ちで蹴り込もうという感じ。コースを狙ったとかじゃないです。 --得点したあと、右サイドでの二度追いから、相手陣でスローインにさせたシーンがあったと思うのですが、やはり得点を決めてから体が軽くなったりしましたか。あってはいけないことだと思うのですけど、気持ち的にそういう部分は少なくともあったと思います。前半からもやっているつもりではありましたが、セカンド(ボール)の反応がいつもより遅かったり、課題もいっぱいあったので、そこは次に切り替えてやりたい。 --守備では、監督から「もっと迫力を出していこう」というところで、前半の入りは追い方もけっこう迫力を感じました。監督からは、自分で決断して行くとき、行かないときを自分で決めて、「失敗したらまた戻ってくればいいから」ということも言われたので、行けるときに迫力を持って行くということを意識してやっていたんですけど、疲労だったり、そういう部分もあってなかなか……。福田 湧矢くんみたいにはできないですけど、そこはもうちょっと自分で気持ちを強く持ってやりたいと思います。
水戸ホーリーホック
MF 8
加藤 千尋
--復帰戦となりました。いかがでしたか?0-1の展開で1点取りにいくことを求められていたんですが、そこを出せずに終わってしまって、すごく悔しい試合になりました。 --FWでのプレーでした。トップ下の位置でボールを受けることが求められていたと思うのですけど、すぐにシステムが変わったり、アクシデントでボランチになったところもあったのですが、もっともっと前の意識というか、ゴールに向かう迫力をもうちょっと出せたら良かったです。 --ボールを持ちながらも、なかなかゴールに迫れませんでした。相手が5バックでブロックを組んできて、どうやって5枚を引き出せるかを意識していたんですけど、味方との連係もあまりうまくいかなかったと思います。
FW 11
鳥海 芳樹
--[4-2-3-1]で試合に挑みましたが、根本 凌選手が落としたボールを拾って、攻撃を仕掛ける場面を何度か作りました。攻撃での手ごたえはありましたか?前進するという意味では手ごたえがありましたけど、最後シュートまで行くとか、決定機を作るということには物足りなさを感じました。 --40分ぐらいにマテウス レイリア選手と左右のポジションを交代しました。サイドで下がって受ける場面がありましたが、やり方を変えたのでしょうか?攻撃よりも守備の部分での変更でした。相手にカットインされる場面が多かったので、そこのコミュニケーションの部分で入れ替えたんだと思います。 --攻め込みながらも無得点で終わりました。今日はゴール前の迫力があまりなかったですし、点を取るためにはキツい中でもパワーを出力しないといけないので、そこはもっともっと高めていきたいと思います。