2026/5/23 (土) 18:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第18節
入場者数: 13,506人
天候: 曇り|気温: 15.3℃|湿度: 79%
詰め寄れば、引き離し。最後まで見ごたえ十分の一戦は柏に軍配
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
監督
(3)連勝を目指して今日の試合に臨みました。そして、前節(・横浜FM戦)、試合には勝ちましたが、内容は良くなく、後味の悪い勝利となってしまいましたので、今日はしっかりと内容でもわれわれのスタイルを貫き、攻撃的にプレーしつつ、試合を支配しつつ、勝利を目指すことを狙いました。それがしっかりとできた試合だったと思います。攻守にわたって完成度の高い試合ができていたと思います。このJ1(百年構想)リーグにおいて、前半に2点差をつけるのはとても難しいです。けれども、それを良い内容とともに前半できていました。残念ながら前半終了間際に失点してしまいましたが、前半は素晴らしい内容でした。 後半もスタートに良いプレーができていたと思いますし、3点目が取れたこともそれを証明していたと思います。熊坂(光希)が復帰しましたので、彼にもプレー機会を与えたいというのもありましたし、小泉(佳穂)も若干疲労がたまっていたので、ケガを避けるためにも早めに交代しました。守備を固めるための交代ではなかったですし、引き続きプレスに行き、攻撃的に追加点を狙っていたわけですが、なかなかそこがうまくできず、守備に回る時間もあったところは反省点としてあります。ただ、最終的には4得点目を決めることができ、4-2と2点差で勝利を成し遂げられたところは今日の内容が反映された結果だったと思います。 --6連敗から3連勝となりましたが、チームとしてどの辺りが変わったと考えていますか?すべての試合においてわれわれは勝利を目指してプレーしていますが、来季に向けていろいろな選手を起用したり、別のポジションで試してみたり、そういうのも並行して行ったというのもありました。ただ、なかなか勝てない試合が続いてしまいますと、流れはより難しくなってしまいます。そのような中、6連敗と続きましたので、勝利にこだわることをより強調した形で試合に臨んだというのも、悪い流れを断ち切ることにつながったと思います。もちろん、来季に向けての準備も進めたい。ですが、より勝利にこだわることが今回の3連勝につながったと思います。 --今日は全選手素晴らしかったと思いますが、中盤の小西 雄大選手と中川 敦瑛選手がとても良かったと思います。特に中川選手のプレーが非常に効果的だったと思います。まさしく今日は全員が素晴らしいパフォーマンスを表現していましたが、小西も中川も特にチームの中心として良いパフォーマンスをしていたと思います。今季も中川は良いパフォーマンスをしていますし、今日も先制点のところや守備だけではなく、随所で攻撃に絡む素晴らしいプレーをしていました。それを継続的に表現している、若くてさらに成長できる選手だと思います。 --見ているとどのポジションも複数の選手がいて、誰が出ても同じレベルのパフォーマンスができるようになっていると思います。昨季は1人の選手がいないことでパフォーマンスが落ちることがよくありましたが、いまは手ごたえがあるのではないでしょうか?昨季は最終節まで優勝争いをしていたにもかかわらず、最終的には明確な見返りを得られずにシーズンが終わりました。ACLE出場も確定せずに終わったということがありました。そのような流れの中から、あらためてタイトルを目指して今季も戦おうという形でスタートしたわけですが、シーズンの立ち上がりはなかなか結果が出ず、体調不良者やケガ人も重なり、良いスタートが切れませんでした。そのような良くない流れの中、今季の途中で来季に向けてのACLEの出場が確定しました。それはわれわれにとってプラスαのモチベーションにつながりましたし、われわれスタッフとしても来季に向けてのより良い準備をしようということにフォーカスできたので、それ以降、チームのパフォーマンスも上がっていきましたし、ここ最近に関しては昨季のパフォーマンスに近いプレーができる時間帯も増えてきています。そういう意味でも、チームとしても、選手一人ひとりとしても、高いモチベーションとともに来季に向けて準備を進めることができている時期がここ数週間、続いていると思います。
前半もっと耐えることができれば、というところが悔やまれるなと思っています。 --J1百年構想リーグを戦ってみて、来季に向けた課題や成果としてはどのようなものが見つかりましたか?チームとしてやっている部分で、自分たちが良いときは前から行って圧力を掛けて、特にFC東京戦のように相手のビルドアップを突いてショートカウンターみたいな形が自分たちの強みだとは思います。そこが出せている部分もありつつ、今日のような相手だと押し込まれる展開になるということがあるので、耐える時間帯でもっとアラートに。自分自身もすごく課題なんですけど、集中力を切らさずに前半耐えるというところが来季に向けての課題だと思います。 --苦しい戦いが続く中でプロ初ゴールを決めたことは少し安心材料になりましたか?いや……。 --関係ないというか、別軸の話でしょうか?別軸ですね。勝利に貢献するという意味でのゴールを取りたかったというのはどの試合でもそうですが、ベースとしてあるのは自分たちは失点ゼロで抑えることで、まずは前線の選手たちがゴールしやすい環境を作る。その上で自分たちはプラスαで取ることができればうれしいですが、今日は展開的にあまり喜び切れないところがあります。
ジェフユナイテッド千葉
監督
ダービーということで結果がすべてという戦いだったと思います。それはこの1週間、ずっと選手と共有していたところでもありました。その中で結果が取れなかった、このようなゲームになったというところですが、まさに自分たちがこのリーグにおいていま課題となっているような部分がすべて出たんだと。特に先制点を取られたあとに少しズルズルいって追加点を取られてしまうような部分であったり、そういうところでチームとしてもう少し大人になっていかないといけないと思います。0-1で進んでいれば何が起こるか分からないようなことにもなりますし、相手へのプレッシャーも掛かり方が変わってくるという部分だと思います。 とはいえ、前半は自分たちがボールを奪いにいったぶん、そこに強みのあるチームにうまく前進される部分も同時にあったので、それが本当に行けないのかというのはしっかりと精査した上で、じゃあ行けなかったときにどうするのかというジャッジのところは自分自身も含めて、選手とともに成長していかなければいけないと感じさせられるゲームだったと思います。 --前半に比べて後半は攻めの回数が増えたり、チャンスもできたりしたと思いますが、ハーフタイムにどのような修正をしたのですか?守備のところですね。自分たちの勢いを持った守備のところで相手のボールを引っかけられればというところが、自分たちが得点する、このゲームに勝つには一番ということで考えていました。相手のストロングとはかみ合いますし、それがどっちに転ぶかというようなところでチャレンジをしましたが、それをはがされるというところで、後半はどこにボールを誘導して、どういった形でというようなところを整理して臨みました。 --J1百年構想リーグの地域リーグラウンドはEASTグループ最下位になってしまいましたが、来季に向けて立て直していくための成果を教えてください。成果というような部分では、結果としてこういう現実があるので、本当に成果として捉えていいのか分からないですが、現状の自分たちの力の中で、まずここでの『ちばぎんカップ』でスタートをしたところから、この舞台で戦うというマインドであったり、自分たちがやりたいことを表現できる試合がある、ないというところも当然ありましたし、この間(前節)の鹿島さんの話じゃないですが、うまくいかない中でもリーグの上位に行くには、もしくは残っていくためには、うまくいかないときにどれだけ点を積み上げられるかみたいなところがすごく重要であるとか、そういうような自分たちの学び、自分たちが改善しなければいけない点は自分の頭の中では相当整理はされてきていると思います。その中でこの半年の経験値をしっかりと選手とともに、トレーニングのところから落とし込んで、次のステージで自分たちがもっともっとブラッシュアップされた状態で臨んでいくことができればと考えています。
柏レイソル
DF 4
古賀 太陽
普段は守る側だからこそ、スコアを動かして試合を優位に進められるというのは大事なことだなと今日は思いました。 --2024シーズンのアウェイでのJ1第3節・磐田戦はヘディングシュートが相手に当たってコースが変わって決まりましたが、今日はごっつあんゴールとはいえ2年前と比べたら正真正銘のゴールでした。でも、ごっつあんでも何でもいいので、点を取れるように。自分だけに限らないですけど、なかなかセットプレーで点が入ることが少ないので、(そこでも)点を取れるチームになっていかないといけないと思います。自分としてもそうですし、チームとしてもしっかり向き合いながらやっていきたいと思います。 --DFがセットプレーでシーズンに2、3点取れるとチームもラクになりますね。鹿島もそのパターンだと思いますし、ゲーム内容が難しくても、何も起きていない場所からセットプレーで決めて勝っちゃうとか、そういうことも強くなっていく上では必要なことではあると思うので、どんな形であれセットプレーから点を取ることは大事だと思います。 --熊坂 光希選手が復帰しました。やっぱりチームにとってはすごく大きいと思います。試合勘みたいなところは徐々に戻していくんだと思いますけど、トレーニングのパフォーマンスを見るとうまいと感じるシーンは多いですし、最終節ですけど、このタイミングで一度試合に絡んで復帰できたことは本人にとってもプラスに働くんじゃないかと思います。ただ、彼に頼り過ぎないように、全員が高いレベルでいられるように競争を促していきたいと思います。
MF 8
小泉 佳穂
この3試合を通じて、ハードワークのところというか、今日は見せてしまったけどできるだけスキを見せないとか、チームとして我慢するみたいなことができているがゆえの3連勝だと思います。そこはリカルド(ロドリゲス監督)のサッカーではベースになってくるところなので、プレーオフでも続けていければいいかなと思います。 --今日の小泉選手自身はノールックパスやスルーパスをつないだり、数字も残したりしましたが、調子は上がっていますか?今日のフィーリングは良かったほうだと思います。いつもと見る場所をちょっと変えたのが良かったと思いますけど、相手とのかみ合い方もあって、自分は比較的、時間もスペースもあることが多かったのでやりやすかったですね。 --「見る場所を変えた」というのはどういうことですか?それは秘密です。 --ゴールを含めて気持ちよくプレーしていたように見えますが、いまはあまりうれしそうには見えません。いやあ、ちょっと体調が悪くて、疲れました(笑)。でも、今日に限って言うとそれも良いほうに働きました。余裕がなくて力が入らないから、逆に頭がシャープになって、力も抜けて、ということも良い方向に働いたと思うので、良い感覚を持ってプレーオフに臨めると思います。