2026/5/23 (土) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第18節
入場者数: 26,884人
天候: 曇り|気温: 27.6℃|湿度: 50%
4得点を挙げた広島が3連勝締め。逆転首位を目指した名古屋は連敗で終える
名古屋グランパス
サンフレッチェ広島
監督
名古屋という強敵を相手にこういう形で勝利できて素直にうれしく思います。特に前半、相手にプレスを掛けてどうやってボールを奪いにいくかというところで、(相手は)GKが数的優位を作ってくる状況だったんですけど、うまく相手を抑え込むことができ、ボールを奪ってから攻撃に転じることができた。そこでチャンスも作りましたし、先制したあとに失点しましたが、自分たちのキャラクターを見せられた。流れが向こうに傾かないようにすぐに点を取り返した。そういう姿勢はチームのストロングポイントでもありますし、良い形で前半を終えられました。後半も自分たちの前へ行く姿勢をなくさず、最初からどんどん前に行って得点も重ねていった。なかなか得点ができなかったところが課題だったので、(前節・京都戦に続いて)4得点を取れたのはチームとしても良い結果でした。最後のほうは選手交代した中でGKを使って数的優位を作ってくる相手をなかなかハメにいけなくて、ボールを持たれて後ろに下がった状況はありましたけど、試合全体を通して名古屋という強敵相手にこういう結果で勝利できたことを本当にうれしく思っています。 --前に行く意識が強いときはどこにも負けない感じがしますが、点差がついたことで前への迫力が失われたのでしょうか?前半に関しては、GKを使って数的優位を作ってくるので、GKにプレスに行くと外されてボールを運ばれて前進されますけど、構造上うまくハメることができた。前半はほとんど自分たちが良い形でディフェンスができていたと思います。名古屋はちょっとしたスキを突いて、ボランチが本当にいろんなところに顔を出してボールを動かしていくことができます。そうやってボールを握れるチームに対して、どうしても一歩寄せ切れなかったりして外されて前進されることが続いて受け気味になってしまいましたけど、名古屋はそういうことがうまいチーム。逆に90分自分たちがずっと試合をコントロールできれば、このリーグで相手はいなかったと思います。いまはまだそういう段階で、次のフェーズに来ているんじゃないか。90分続けてやれることが次のステップだと思いますし、今日は強敵を相手にこういう形で勝利でき、非常に良いゲームだったと思います。 --大迫 敬介選手をメンバーから外して大内 一生選手を起用しました。大内選手への評価と、ワールドカップを戦う大迫選手への激励の言葉をお願いします。一生は素晴らしいパフォーマンスでした。練習の中でも素晴らしいパフォーマンスを見せていましたし、何の心配もせずピッチに送り出しました。本当にそのとおり、ボールを扱う自分たちのサッカーに合うプレーをきちっとやってくれた。何の問題もなく試合を終えてくれて本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。 大迫に関しては、試合が終わって私もビデオを見ましたけど、小さい頃から憧れる夢の舞台に行くということで、自分も鳥肌が立ちました。本当に素晴らしい雰囲気の中で彼を送り出せたんじゃないかなと思いますし、チームとしても、クラブとしても、広島の街としても、彼がワールドカップに行くことを誇りに思います。
名古屋グランパス
監督
--悔しい結果になりました。こんな簡単に失点してしまうようなGKがいるチームは、優勝はできないのかなと。そう受け止めています。 --広島に対して意識していたことは?積極的にランニングもしてくる運動量の多いチームだと思っていたので、そこの部分は警戒していました。試合中も相手がどこにいるかを伝えることと、常に逆サイドのスペースを空けないように、そういう声かけはできるだけしていました。 --試合後には涙もありましたけども、この試合に懸ける思いは相当のものだったと思います。本気で優勝したかったし、そのチャンスを自分がつぶしてしまったと思っているので、かなり悔しかったです。 --ペトロヴィッチ監督の下で成長した部分はどういうところでしょうか?ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)のスタイルを追求していくという姿勢はチームで貫けたと思うし、もっともっと完成度を高めて来季に臨めるように、あと2試合ありますけど、来季のことも見据えてやっていくべきかなと思います。
試合全体を振り返れば、(合わせて)6点がお互いのチームで決まったので、お互いのサポーターにとって非常にオープンで魅力的なサッカーを見せることができたと思います。 特に前半はきっ抗した、どちらに転ぶか分からないようなゲームだったんじゃないかなと思います。 (前半)アディショナルタイムに1-1に追いつきましたし、しっかりとリアクションを見せたんですけど、得点した直後に失点をしてしまった。失点のシチュエーションに関して言えば、(相手が)シュートに行くまでの過程でボールにアタックできない時間もありましたし、シュートに対してもう少しリアクションできたんじゃないかなと感じるところもあります。 後半は切り替えて前向きに戦おうと思いましたけど、立ち上がりのところでミドルシュートから3点目を決められてしまった。1-3になって難しくなってしまったところもありました。1-3になったあとは少し選手もメンタル的に下がって難しいゲームになるかなとも考えましたけど、逆に1-3になってから非常に前向きに矢印を向けながらボールを前に進めて、チャンスもたくさん作っていました。もちろん4失点目をその中で食らってしまったのは良いことではないですけど、その後もずっと前向きにゴールに向かって良いプレーを続けていましたし、最後の最後まであきらめずにプレーしていた。もちろん簡単なゲームではないですし、4失点しているんですけど、ペナルティーエリアの中でクロスだったりGKがはじき返したシーンだったり、チャンスはたくさん作っていたので、もう少し運がこっちにあれば、引き分けくらいまで持っていけた可能性もあったんじゃないのかなと思います。 もちろん、失点のところを振り返ると、もう少しボールに対してアタックするとか、寄せ切るとか、そういったところをもうちょっとベターにできたんじゃないかなと思います。ただ、それもサッカーではあることなので、しょうがないのかなと思います。 --前半終了間際と後半開始直後の失点は警戒していた時間帯でのものだったと思うのですけど、どういう対応が必要だったと感じますか?シュートに対してアタックしなければいけない。例えば2失点目のシーンは6番の選手(川辺 駿)がシュートを打ったと思うのですけど、われわれの選手が移動中に1歩寄せるとか、もう少しボールにアタックするとか、そういうところはもう少しベターにできたかもしれない。3失点目はペナ(ペナルティーエリア)から少し出たようなところにボールが入ってきて、われわれの選手はペナの中に何人かいましたけども、シュートの瞬間になかなかボールにアタックできなかった。4失点目も非常に高いところにボールが上がって、10番の選手(鈴木 章斗)に渡った瞬間、周りに3人、4人は選手がいたと思うのですけど、やっぱりボールに対してアタックに行けなかった。そういうところがあったかなと思います。
サンフレッチェ広島
FW 39
中村 草太
--ご自身の得点シーンの前にはファウルかどうか際どいプレーがありましたが。(川辺)駿くんが運んだ時点で笛が吹かれなかったので、チャンスだなと思いました。 --シュートは冷静に浮かせたように見えました。駿くんのボールがすべてだったと思います。 --ここ数試合すごく状態が上がっているように感じます。チャンスというところにフォーカスしたら、もっともっと取れていないといけないシーン多かったですし、ようやく数字がついてきて、気持ち的にも少しラクになったかなと思います。 --今日は前にあったスペースをうまく使えていました。(東)俊希くんと(新井)直人くんが左サイドにいる場面が多いですけど、その2人の器用さというかクレバーさに助けてもらっている部分が多い。不器用な自分もその2人がいるおかげで好きなようにできているかなと思うので、特に俊希くんとは良い感じかなと思っています。
GK 99
大内 一生
--試合を終えていまの気持ちは?勝って(大迫)敬介くんをワールドカップに送り出せて本当に良かったなと思います。長年、広島のGKの本当に高い基準を敬介くんが作ってきて、敬介くんが出なくなってチームが崩れちゃうと、敬介くんも余計に責任を感じちゃうと思うので、今日は失点しましたけど、勝てたことに、本当にホッとしていますね。 --終盤にかなりクロスが入ってきて、しびれる展開でもあったと思います。最後のほうは押し込まれる時間が長かったですけど、みんながはね返してくれていましたし、ラインを上げるところもタフにやってくれたんじゃないかなと思います。名古屋の左サイドからの攻撃は分析でもあったので気をつけていましたけど、それを上回るクオリティーを持っているチームだと思いましたし、実際に左サイドから失点もしてしまったので、また映像を見て振り返らなきゃいけないと思います。