北九州の指揮を執るのは昨季に続き小林 伸二監督。今季は8人の新戦力を獲得、そのうち4人が大卒選手で昨季以上に若いチームに。今季も昨季と同じく前線からのプレスでボールを奪いにいく守備、高い位置からダイナミックに仕掛ける攻撃と、攻守にアグレッシブなサッカーを継続すると小林監督は明言。
一方の福岡は昨季にJ2残留争いで苦しんだことを受けてチームを大幅に刷新。2シーズンにわたり水戸で魅力的なサッカーを実践した長谷部 茂利監督を新指揮官に迎え、14人の新戦力を獲得して選手の顔ぶれも様変わり。長谷部新監督は「アビスパ・スタイルとわれわれは言うが、ボールを高い位置で奪って、自分たちがボールを握って高い位置でサッカーをする、得点機会をたくさん作る、たくさん得点する。攻撃はゆっくりではなく、なるべく速く、積極的にすることを志向している」と目指すスタイルを解説。クラブとしてはJ1自動昇格を今季の目標に掲げている。
両チームは志向するスタイルで、またシステム的にともに[4-4-1-1]となる可能性が高く、まさに合わせ鏡的なミラーゲームとなる。勝利のポイントとして小林監督は「プレスを外されたときのカウンターやロングボールへの対応に注意しながら、中央とサイドからバランスよく攻めること」と話し、長谷部監督は「どちらにも転がってくる可能性があるセカンドボールを取れるか、1回目、2回目のチャンスを決められるかどうかが大事」としている。過去の“福岡ダービー”の戦績は福岡が8勝2敗とリードしている。
[ 文:島田 徹 ]


