群馬は奥野 僚右監督の初陣となる。群馬は昨季の明治安田J3で2位となり、J2へ昇格したものの、布 啓一郎前監督が退任。2002年の県リーグ、2003年の関東リーグ時代に選手兼任監督として在籍したクラブレジェンド・奥野氏を呼び寄せて、J2へ挑む。GKコーチには、同じくレジェンドの元日本代表GK小島 伸幸氏が就任している。
チームは今季、大前 元紀、岩上 祐三らJリーグで実績を残すプレーヤーを獲得し、強化を図った。チーム目標は『勝点50、16位以上』。まずは現実的な数値を掲げて、J2残留を目指す。開幕戦は大前を軸にした高速カウンターと、岩上を中心とするセットプレーで番狂わせを狙う。
対する新潟はJ2で3年目。J2トップレベルの予算を持つが、一昨季は16位。昨季は10位に沈んだ。今季はスペイン国籍のアルベルト監督を招聘し、再建を図る。身長192cmのブラジル国籍FWファビオ、インドリーグ得点王のスペイン国籍FWペドロ マンジー、アルゼンチン国籍DFマウロらを補強し、多国籍部隊でJ1復帰を試みる。前橋育英高出身の渡邊 泰基、秋山 裕紀の出番があるかも注目だ。
群馬、新潟ともに新たな指揮官を迎えただけに、チームの完成度が問われるゲームとなるだろう。戦力的には新潟優位だが、群馬が一撃を食らわせる可能性は十分だ。今ゲームのチケットは群馬史上初の全席完売。超満員の正田スタが、両軍の選手たちを鼓舞する。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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