無観客で開催されることをはじめ、サッカー界もまだ日常を取り戻すことはできていない状況で再スタートとなるが、岡山の監督、スタッフ、選手たちはプレーできる喜びに満ちている。
「俺たちの生きがいは何?サッカーできることが生きがいだよな」と選手たちへ語りかけてきたという有馬 賢二監督は、こう続けている。
「常日頃からサッカーができる幸せな思いを持ってピッチに立とうという話をしてきた。再開の試合は無観客になりますけど、カメラの後ろには応援してくれる人、支えてくれる人がいるということもずっと話してきた。選手たちもそれはよく分かってくれていると思う」 選手たちは応援してくれる人々の思いも背負って、ピッチで躍動する姿を見せてくれるだろう。
約4カ月前の開幕戦は、岡山も山口も1-0の勝利を挙げている。イ ヨンジェの得点で金沢に競り勝った岡山は、開幕戦を負傷欠場したパウリーニョがチームの中心に君臨して進化を遂げている。シティライトスタジアムに乗り込んでくる山口も成熟度を増しているに違いない。イウリ、ヘニキ、サンドロの外国籍選手がセンターラインを担うチームはどんなサッカーを展開してくるのか。まずは両チームがアグレッシブにボールを奪い合うであろう、立ち上がりの攻防に注目したい。
[ 文:寺田 弘幸 ]
