シュート19本の猛攻を浴びせながらも上原 力也の1点にとどまった前節・岡山戦は、試合終盤の数的優位の状況も生かせず、痛恨の引き分けに終わった磐田。特に再開後2試合続けて、「最初に得点を取られたらJ2は引いてくるチームが多い。先制点を許さないことが大事」(石田 崚真)と同じ課題を突きつけられているだけに、まず“先制点を奪えるか”が勝利へのポイントになりそうだ。
また前節、60分から途中起用され、攻撃で劇的な変化をもたらした大森 晃太郎にも注目。特に引いた相手を崩す上で、ドリブルやパスなど個で違いをもたらす存在となっており、本人も「個人としては(崩す)イメージを非常に持っている」と話しているだけに、今節こそ開幕戦以来の先発復帰にも期待したい。
対する山口は前節・愛媛戦で3失点の完敗。シュート数で相手を上回りながらも今季初の無得点だった。攻撃的なスタイルを掲げている山口にとっても、攻撃陣の奮起に期待したい。特に今季新加入したイウリは、相手を背負ったときの強さや豪快なシュートなど、ストライカーとしての働きぶりはもちろん、前線からのプレッシングを献身的に行う姿も印象的で、守備者としての貢献も光る。磐田に対して個で違いを生み出せるポイントでもあるだけに、今節のキーマンになり得る存在だ。
また今節から人数制限を設けた観客動員も行う予定。ヤマハでは、最大約3,700人の収容を予定している。また異なる雰囲気のスタジアムにも注目だ。
[ 文:森 亮太 ]
