明治安田J2再開後、初めて迎える中3日のゲーム。異例のカレンダーとなった今季は、コンディションの見極めにより慎重な配慮が求められる。この3連戦を乗り切るだけでなく、タイトな日程が今後5カ月以上続くことも考慮する必要がある。カレンダーをにらみながら、個々の選手の疲労度やトレーニングでのパフォーマンスを入念に確認して送り出される今節の先発11人は、前節から大幅に入れ替わっているケースも想定される。水曜日のNDスタでは、結果に飢えた13位タイ・山形と最下位・群馬が対戦する。
山形は再開戦で栃木に1-0で今季初勝利を挙げたあと、ドローが2つ。前節・水戸戦では後半に渡邊 凌磨が先制点を決めたが、間もなく追いつかれている。この試合のシュート8本のうち、5本が渡邊によるもの。クロスを上げるシーンやセットプレーの機会は少なくないため、どれだけ多くの選手がシュートを狙える状況に持ち込み、得点に結びつけることができるか。ホーム連戦のアドバンテージを生かしながら、主導権を握る試合を目指す。
群馬は前節・町田戦に0-1で敗れて開幕4連敗。前節で三度目の無得点試合となり、シュート数も2本と低迷している。ただし、続いていた複数失点は止まった。GK清水 慶記の好セーブに助けられた面もあるが、全体をコンパクトに保ちながらプレッシングやスライドを続けるスタイルは効果的だった。失点は負傷で1人少なくなり交代を待つまでの間、耐え切れなかったものだが、今季初勝利が近づいていることは間違いない。ハードワークが必要な同じスタイルを、連戦の今節、システムがミスマッチする山形にもぶつけていくのか、注目される。
[ 文:佐藤 円 ]