ホームの徳島は勝点10と早くも2ケタに乗せた。特筆すべきはリーグ単独1位となる総得点14。2ケタ得点は現段階で徳島と新潟の2クラブのみ。垣田 裕暉と西谷 和希の3得点を筆頭に、多くの選手が得点やアシストに絡む総合力を見せている。また、ここまでは内容が伴わない結果もあったが、山口戦に関しては早くも年間ベストゲームと言えるほど「完璧に近い内容、良いゲームができた」(リカルド ロドリゲス監督)。もちろん相手とのかみ合わせや時の運も作用するのがフットボールだが、とにかく自分たちでチャレンジした先にあった結果だからこそ手ごたえをつかんでいる。「この3連戦はチームが流れに乗るかどうかめちゃくちゃ大事。勝点9をもぎ取っていきたい」(岸本 武流)。
一方の福岡は粘り強い戦いを軸に、前節の勝利で連敗を2でストップさせて勝点7に伸ばした。「われわれは連動して1つのボールに対して行くことを高めようと練習している」(長谷部 茂利監督)。組織で堅く守り、最後は体を張って守る素地が固まりつつある。ここまでを振り返り、注目したいのが遠野 大弥。今季、Honda FC(JFL)から川崎Fに加入。期限付き移籍で福岡に来た。開幕戦・北九州戦ではチームのオープニングゴールを叩き込んで勝利に導き、ここまで全試合先発出場。21歳の伸びシロは計り知れない。昨季はHonda FCの選手として天皇杯3回戦・徳島戦(2○0)で豪快なボレーシュートを叩き込んでおり、徳島側としても印象深い選手だろう。
3連戦を締めくくる一戦。白星を挙げるのは徳島か、福岡か。
[ 文:柏原 敏 ]


