現状を振り返りながら、今節の展望へ向かう。
まず、ホームの徳島。前々節・磐田戦では2-0で熱戦を制して3連戦のスタートを切ったものの、前節・北九州戦では激しいプレスをかいくぐることができずに0-2で撃沈。また、「磐田戦の疲労を抱えている選手たちもいた」(リカルド ロドリゲス監督)と熟考した上で、岩尾 憲をCBに起用する意外性のある案で後方からボールを握る術を模索した。しかしながら、結果的にマイナスの側面が表に出てしまい敗戦。おそらく結果以上に、メンタル的なダメージが残った可能性がある。中3日で払しょくして臨めるかどうか。また、ここ数節奮闘していたGKの長谷川 徹が北九州戦で負傷離脱。今節の先発が見込まれる上福元 直人の攻守におけるパフォーマンスに注目だ。
対する山形。再開初戦となった明治安田J2第2節・栃木戦で今季初勝利を収めたが、ここまで8戦を終えて勝利はその1つのみ。粘り強く戦いながら引き分けで少しずつ勝点を積み上げているものの、総得点数は『5』と課題になっている。MFの渡邊 凌磨が累計で2ケタのシュート数を放ってチーム最多の2得点を挙げているが、FW勢のシュート数は1ケタ止まりと好機創出に苦戦している様子が分かる。3連戦最後で迎えるアウェイ戦。体力的には厳しい状況だが、何かのきっかけをつかみたい。
徳島は再び浮上のきっかけを、山形は復調の兆しをつかめるか。
[ 文:柏原 敏 ]


